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PTA新聞第2号

2010年(平成22)10月発行

保健体育部親睦ビーチバレー大会

7月28日(水)

保健体育部親睦ビーチバレー大会

 今年の夏は特別暑かった!その中で最も熱く感じたのが、7月28日(水)に行われた因南中になって初めての親睦ビーチバレーでした。土生、三庄、田熊、椋浦が子ども達だけでなく親同士も仲良くなりたい!先生方とも親睦を深め、我が子の裏話を聞きたい!そして、優勝チームに贈られるお米をゲットしたい!!いろいろな思いで参加させていただきました。動けない体は笑顔と「ごめん」で許していただき、とても楽しい時間を過ごしました。次回は是非皆さんも参加してみてください。楽しいですよ!

<2年生保護者>

 「今度、親睦ビーチ行ってーよ」という嫁さんの一言で、実はしぶしぶ参加することになりました。しかし、元々ビーチは好きでしたから、楽しかったです。またこれまでは対戦相手だった方と同じコート内でプレイすることはとても新鮮でした。試合後には表彰式を兼ねた懇親会もあり、順位ごとにユニークな賞をいただけたり、ジュースやお菓子でワイワイと楽しいひと時を過ごさせていただきました。保健体育部の方には大変お世話になりありがとうございました。また、是非宜しくお願いいたします。

福祉厚生部奉仕活動

8月8日(日)

<生徒の感想>

1年生炊き出し大作戦

  • 疲れたけど、カレーはうまかった。
  • 暑かったけど、楽しかった。
  • また皆と一緒に作りたい。
  • うまく作れ、またやりたい。など

<保護者の感想>

 新設の因南中で初めての奉仕活動という事で、はじめはこんな新しい施設で何の奉仕活動があるのだろうかと思っていましたが、グランドの周囲に雑草が生えていたので一緒に行った保護者の人と草取りをしていました。そのうち他の保護者の方とも話をしながら作業をすることができました。日頃は保護者同士で話をすることもあまりありませんが、このような活動を通じて保護者同士が少しずつでも話をし、コミュニケーションが図れるようになるんだなと思いました。保護者同士が話をするようになると子どもの様子を知ることもでき、防犯面にも役立つのではないかと感じました。そして家庭では見ることのない子どもたちのやり取りを見ることもできて、奉仕活動だけではなく、他に得たことも多くありました。その為か、暑い日でしたが、心地よく過ごすことが出来ました。

 今後もこのような活動や子どもたちの為にできることがあれば、自分自身の為にも参加したいと思います。

水軍まつり跳楽舞「跳ねくらべ」

8月28日(土)

水軍まつり跳楽舞「跳ねくらべ」

<生徒の感想>

 私は今年初めて跳楽舞に参加しました。踊りは全部自分たちで考えながら、時には土生中OBの保護者の方にアドバイスをいただいたおかげでいいものができました。大賞は取れなかったけれど、楽しかったです。

<保護者の感想>

 8月28日に跳楽舞コンテストがありました。一部の一組目という、一番緊張もし、採点の基準ともなる出番にもかかわらず、子ども達はそんなプレッシャーをはねのけるかのように跳ね、楽しそうに舞っていました。自分達が考えた踊りを自信を持って踊っている姿を見て、頼もしくもあり、誇らしくも感じました。指導してくださった保護者によると、『今までで一番のできだった』とのことでした。

 因南中の子ども達は本番に強いようです。夏休み中、週一回、夜間に練習を重ねてきた子ども達ですが、残念ながら大賞は逃してしまいました。しかし、子ども達の踊っている姿そのものの、「キラキラ輝いたで賞」という特別賞をもらう事ができました。大賞を取れず悔しかったと言っていましたが、何物にも代えがたい、夏の思い出がでたのではないかと思います。

 最後に素晴らしい踊りを見せてくれた子ども達には感謝の言葉を贈ると同時に、来年の跳楽舞では大賞という目標に向かって、また頑張っていただきたいと思います。

水軍まつり小早レース

8月29日(日)

水軍まつり小早レース

<生徒の感想>

  • しんどかったけど、皆との団結力が深まったのでよかった。
  • だんだん皆の息が一つになって絆が深まり、負けたけど楽しく出来たので、いい経験になった。達成感があった。
  • 学年を超えて絆が深まって、楽しく、感動した。

<保護者の感想>

 今年の夏はとても暑く、砂浜が焼けつくような小早レースが8月29日(日)にありました。

 因南中は、1年生から3年生まで約60名の子どもが「天」「地」「人」の3チームに分かれて、参加しました。子どもたちは今までの練習の成果を出すため、必死の表情でかいを漕ぎました。結果は「天」チームが堂々の準優勝!第2位に入賞することができました。「地」や「人」チームも全力を出し切っていたように思いますが、残念ながら入賞することはできませんでした。この「悔しい気持ち」を来年のチームに託して、リベンジをお願いしたいと思います。

 レースもさることながら、子ども達はテントの設営からはじめて、学年を超えて同じ船に乗り、練習から当日まで同じ目標に向かって頑張ってきたことで団結力が芽生えたのではないかと思います。結果はもちろん大切ですが、そこに至るまでの子ども達の努力や経験は、子ども達にとってこれからの人生にきっと役に立つものだと思います。保護者にとっても学年を超えて保護者同士のつながりを持つことがで、暑い中での昼食作りもチームワークよく楽しくできてよかったです。

市P連親睦ソフトバレーボール大会

9月5日(日)

市P連親睦ソフトバレーボール大会

<保護者の感想>

 私は、今まで小学校PTAで毎年参加していましたが、今回因島南中学校PTAとして、初めて顔を合わせる保護者がたくさんおり、新しい仲間達と参加してきました。1勝1敗でブロック3位というまずまずの結果。いい親睦が行われたと思います。

<第9回尾道市PTAソフトバレーボール大会について - 保健体育部長 和田迫隆満>

 まずは、選手の皆様、先生方、お手伝いをいただいた役員の皆様、暑い中大変ご苦労様でした。

 去る9月5日(日)、びんご運動公園健康スポーツセンターにて尾道市PTAソフトバレーボール大会が行われました。試合内容は、1セット男子15分、2セット女子15分の時間制による2セットマッチによるラリーポイント制で行われ、合計得点で勝敗を決定しました。
AグループからFグループまであり1グループ約12校、グループごとで競い、因島南中学校はFグループに入り、熱戦を繰り広げ3位入賞を果たしました。

 因島南中学校PTA初年度にしては、まずまずの成績だったと思います。3位ということで来年は、リベンジで優勝という大きな目標ができました。

 素晴らしい選手、素晴らしいスタッフが揃っていただけに絶対優勝できると思っていただけに少し残念でしたが、懇親会での盛り上がりは、尾道市で一番だったと確信しています。

 約半年間のスポーツ活動を通じて、違う地域の方を知り、各地域の壁が少しずつなくなってきたような感じがします。

 保健体育部は、スポーツを通じて4町の親睦を目標としています。これからも因島南中学校PTA活動にご協力の程よろしくお願いいたします。

第1回体育大会

9月19日(日)

第1回体育大会第1回体育大会

<体育大会を終えて 学年部部長岡野恒美>

 残暑厳しい秋空の下、9月19日(日)因島南中学校の第1回体育大会が開催されました。PTAの役員の方は、前日のテントの設営、当日は早朝より駐車場の誘導、終了後のテントの片付け等たくさんのお力添えを頂いて心より感謝しております。

 当日、予想以上の保護者の方に来て頂けた事(保護者席が足りなくて申し訳ありませんでした)、生徒達は大きな声援を背中に受けて、持てる力を出し切った素晴らしい体育大会になったのではないかと思います。そして、来年再来年と続いていく行事の初回を無事終えることができて、本当によかったと思います。

夜間懇談会

10月21日(木)

 10月21日(木)因島南中学校で初めての夜間懇談会が行われました。これは、旧土生中学校で行われていた行事で、昼間の懇談会には参加しづらい保護者の方にも参加していただき、より多くの保護者同士の意見交換をしていただこうという企画でした。

 懇談会についての感想、印象などをクラス委員さんにアンケートを取り、学年ごとにまとめました。

(1)懇談会の雰囲気はどうでしたか?

  • 参加人数は少なかったが、昼の懇談にはないアットホームな雰囲気があり良かった。(1年生の保護者)
  • 和やかな雰囲気の中で話ができた。(2年生の保護者)
  • わざわざ時間帯を夜間にしたのに、参加者が少なかった。(3年生の保護者)
  • 知らない人が多いので話しづらかった。もっと交流する場が欲しい。(3年生の保護者)

(2)子ども達の学校での様子はよくわかりましたか?

  • 全て分かる訳ではないが、先生や他の保護者の意見が聞けてよかった。(1年)
  • 皆さん同じような思いをしている事が分かり、安心と同時に共感した。(1年)
  • 子どもからは聞けない事が聞けてよかった。(2年)
  • 懇談会だけでは、学校の様子が分かりにくい。(3年)
  • 参観日がもう少しあった方がいいと思う。(3年)

(3)懇談会で気になった事はありますか?

  • 保護者が少なかった。(1年)
  • もっとたくさんの保護者の話が聞きたい。(1年)
  • 子ども達の生活態度・学習面の問題。(1年)
  • 保護者の参加が少ない。(2年)
  • 受験を控えているという危機感がない。(3年)
  • 参観日がもう少しあればいいと思います。(3年)

ご協力ありがとうございました。当日は子ども達がいないという事で、各クラス委員さんがお茶やお菓子の用意をしてくれて、リラックスした雰囲気の中で懇談会が行われました。参加された保護者の中には、もっとたくさんの保護者との交流を望む声が聞かれました。今回、参加された方はもちろん、参加できなかった方も次回は是非参加して、保護者同士の交流を深めてみませんか?

楷(かい)の木に関わる随想

教頭 前澤義隆

楷(かい)の木に関わる随想

 去年の秋の話です。「教頭さん、うち(旧土生中)にある楷の木を何とか南中へ持っていけんかな」と岡本校長から話かけられ、「楷の木」って何?どこにあるの?どこかで聞いたことがあるな…の程度でした。「楷の木」は「教頭さん、学問の木といわれて、岡山の閑谷学校にある。そりゃすごいもんだ。孔子さんの墓に生えていた木よ。」とまた一言、これだけ聞かされたらやっぱりいかんと。以前、家族で行ったことはあったがまったく無関心でした。早速、夫婦で一路閑谷学校へ直行。駐車場に着くなり、一目さんにうわさの「楷の木」へ。「うわーこりゃすごい木だ!」鮮やかな赤と黄色の葉をいっぱいに広げた大木が2本。校長がしきりに南中へといった訳がようやく腹に落ちたのでした。

 さて、植栽の相談に、今は亡き岡野孝司元因島市教育長宅におじゃました。「実は楷の木を因南中に植栽しようと思うのですが…」ときりだしますと。孝司先生はすかさず「そりゃいいことだよ。学問の木だからね。新しい学校にピッタリ合う。」と絶賛。そしてシンボルツリーは楷の木しかないと確信をして帰ったのでした。次の日、知り合いの造園業に相談。「簡単に移植ができんよ。まずは根切りをして、クレーンで吊り上げて、トラックに・・・移植しても根付くかどうか保障はないな。小さい木なら大丈夫だけど。購入するにしても葉っぱがついている内に、注文しないと赤か黄色か分からなくなるよ。」と現実を直視させられることに。しかし、諦めることなく何とか行政へお願いして、植栽決定までたどり着くことができました。実は当初この木の植栽場所は正門付近だったのです。しかし「校長先生、100年たったらものすごい大木になるでしょうね。そしたら秋口には大勢の人達が木の回りに集まって来ますよ。卒業生はきっと誇りに思いますよね。」とつぶやいたら、「そう言えば大木になるな。教頭さんあの高台(駐車場)に2本植えたら広いし回りからよく見えるぞ。」というやりとりになり、今の場所へと決定したのです。

 最後に、この夏は大変な猛暑。職員室から毎日空を見上げては「雨よ降れ。雨よ降れ。」と雨乞いをし、水やりをしたことを思いだします。一時期、葉っぱがパラパラ散りはじめ残り3~4枚。」「校長先生、もうだめかもしれないですね。」「教頭さん、部活の生徒にも声がけして水やりを頼もうや。」生徒の献身的な努力のかいあって、新芽がひとつ、ふたつ。…「オー助かった!」生命の強さを感じさせられた瞬間でした。楷の木も生徒とともに、開校1年生です。風雨にも耐え、しっかりと大地に根を張り、りっぱな大木へと育ってこの因島南中学校と生徒を見守ってくれるでしょう。『因南中の楷の木ここにあり!』と日本全国に名を響かせていくことを楽しみにしています。みなさん、まずは節目の50年後を期待してください。

閑谷学校は、国の特別史跡に指定。約330年前に備前藩主池田光政が地方の指導者育成を目的として、1670年に設立し、学校では日本最古の建築物。武士のみならず庶民の子も教育したことから、庶民学校として開校する。その敷地に2本の楷の木(ウルシ科)がありますが、この木は大正4年、中国山東省の孔子の墓所(孔子廟という)で採取された種を持ち帰り、苗木2本が閑谷学校に寄贈移植されたものです。現在樹齢90余年、高さ15mの大木で秋には赤と黄色に紅葉しています。

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