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因島南中学校だより第55号

平成27年7月1日発行

学校長から

最大の努力を!最高の感動を!

因島南中学校長 古川昭生

因島南中学校長 古川昭生生徒たちの“心技体"の成長を見ることの出来る「体育大会」を無事終えることができました。観覧される方々に、素晴らしさを感じて頂く「魅せる」体育大会にしていこうと取り組んできましたが、いかがだったでしょうか。

努力することは「自分で決めて実行すること」で成立します。決めるとき、実行するときに、それを励まし、ともに頑張ってくれる仲間がいる。支えてくれる人がいることが実感できれば、その努力は継続され、「やり切った」という感動を生むものと考えます。そして、その実感は心の奥にしっかりと根付き、次の課題にしっかりと挑戦できる土台ができていると思います。

「主体的な学び」をどう進めようかと研究が進められています。本校では、机に向かっての書物からの学びにも増して、自身の動きを伴う学び、表現する場を大切にすることが、自立した生活には欠かせないものと考え取り組んでいます。体験・経験することが自分自身を振り返り、より良く生きるための創造を生み出すものと考えます。

この因島をどのようにしていくことが、生活している場所である「ふるさとへの貢献」になるのかを考え、提言を生徒が語る発表会を、学習発表会・オープンスクール等で行います。体育大会とは異なる「驚き」を届けられるように努力していきます。

「熱情~仲間とつくる僕たちのページ~」体育大会終了!

6月13日(土)

入場行進入場行進

各チームのリーダーを中心にし、体育大会当日に成果が出せるようそれぞれが高め合い取り組んできました。

体育大会のテーマ「熱情」のとおり、入場行進の一人一人の中には「熱」く、そして、仲間と共にという「情」を感じ、体育大会の成功を確信して始めることができました。

下の写真は「ムカデ競争」のワンシーンです。写真では小さくてわかりにくいですが、皆さんの頑張りを地域・保護者の皆さんが精一杯応援してくれています。勝ち・負けだけではなく、一人一人の一生懸命さとチームとしての一体感に感動し、声援や拍手をいただけたのではないかと思います。

白チーム、足並みと気持ちを合わせたムカデ競争白チーム、足並みと気持ちを合わせたムカデ競争

体育大会を終えての生徒の「振り返り」で、たくさんの光る言葉がありました。一部紹介します。

一年生

  • 最高の1日だった!
  • くやしい、申し訳ないと思うことがありましたが、嬉しい、楽しいと思う喜びを仲間と分かち合えたことが嬉しかったし、感動しました。
  • 今思うことは、今まで頑張ってきて良かったなということです。練習ではくじけそうになったりバラバラになってしまったこともあったけど、そんな時、リーダーのやる気は私達の気持ちを変えてくれました。「熱情~仲間とつくる僕たちのページ~」のテーマのもと戦うことができて、私たちの大切な1ページをつくることができて本当に良かったです。
  • 筋肉痛で痛い。
  • みんなをまとめられたかでは不安があります。だから来年、○○先輩みたいな人になれるように頑張りたいです。

二年生

  • 声がすごく出ていて、応援が特にすごかったです。また、三年生はすごいことが実感できました。数ヶ月でリーダーになっていて、びっくりです。私たちもこんな三年生になりたいなと思っています。
  • 今までで最高の体育大会だった。
  • みんなで協力して何かをやり遂げたり、みんなで団結して一つのことをすることで、周りの人や自分たちが感動できることがよくわかった。そして、因島南中としてみんなとここまでがんばれたことがとても嬉しいです。ありがとう。

三年生

  • 一つ目は「やりきって楽しかった」、二つ目は「仲間への感謝」です。
  • 僕はリーダーになって初めは自信もなくみんなを引っ張っていけるかなと思っていたけど振り
  • 返ってみて皆よくついてきてきてくれたと思う。・最後の体育大会は本当に最高でした。そして、本当にさみしいなぁと思いました。本当に今日は卒業した気分でした。でも、楽しかったです。
  • 因島南中の生徒で良かった!
  • 「僕らの地図」を歌った時は思わず涙が出そうになった。先輩たちが高校面接の時に「一番心に残った行事は3年の体育大会です」という理由がわかった。

応援してくださった地域・保護者の皆さん、声援本当にありがとうございました。

最後まで精一杯やり抜く赤チーム最後まで精一杯やり抜く赤チーム
赤・白・職員全員で喜びを分かち合うハイタッチ!赤・白・職員全員で喜びを分かち合うハイタッチ!

体罰、セクシャルハラストメント相談窓口

教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。

校内相談窓口

担当教職員
大室吉樹、岡野大助、沖邊まなみ
※相談しやすい教員に相談してください。
電話の場合は、0845-26-0373

校内以外の相談窓口

  • 尾道市教育委員会 TEL0848-20-7453
  • 広島県教育委員会事務局 TEL082-513-4917・4918・4919
  • 広島県立教育センター TEL082-427-3076

7月の主な行事予定

1日(水)~
3日(金)
1学期期末試験
3日(金)
防犯教室
4日(土)~
5日(日)
広島県選手権大会(体操)
11日(土)~
12日(日)
広島県選手権大会(サッカー)
16日(木)~
17日(金)
学期末保護者懇談会
17日(金)
終了式
18日(土)~
19日(日)
広島県選手権大会(陸上競技、サッカー、ソフトテニス、柔道、バドミントン)
19日(日)
南部地区夏季総体(剣道)
22日(水)~
26日(日)
尾道市夏季総体
25日(土)~
30日(木)
南部地区夏季総体

編集者から

体育大会を終えて、あるリーダーからのメッセージの中に「自分の欠点を見つけそれをなくしていく、自分自身が成長することが大切だと思う。自分のことしか見えなくなる前に、まず、周りのことをよく見ることが大切。嫌われる覚悟を持つ必要があると思う。」という言葉がありました。「○○先輩みたな人」の言葉です。これから、クラスの、学年の、学校のリーダーになろうとする皆さんにぜひ参考にしてもらいたい言葉です。

自分たちを良くする、前に進めていこうとするから、リーダーはきっと励ましの言葉だけではなく嫌われる覚悟を持って相手にどうして欲しいを伝えているはずです。そんな先輩の姿から、あんな人になりたいと感じてくれた下級生がいるということが本当に嬉しいです。

(教頭・大室吉樹)

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