「知る」「感じる」「考える」「提案する」

因島南中学校長　古川昭生

　グランドから見える奥山の新緑がくっきりと青空に映えています。4月、新入生77名を迎え、225名の生徒で今年度がスタートしました。自ら考え、主体的に実践する生徒に育って欲しいと『できた』をキーワードとした学校像、生徒像を目標としてこの1年間を指導して参ります。よろしくお願いいたします。

　本校の教育推進は「ふるさと学」を中心に据えて展開しています。ふるさととなる生活する場を知ることから出発し、その中で体験することを通して感じることを、将来どのように生活することが自分を磨けるのか、この因島に有益なのかを考え、提案させていきます。昨年度末には、一般の方々を対象としての「報告会」を開催することができました。今年度は、「活動の実際」へとステップアップしたものにしたいと考えています。

　「知ろう」と探索し、『見つけ出す』ことができると安心し、希望を持てます。「感じる」ことがあるから「考える」こととなり、「やってみよう」と『試す』ことになります。そこで学んだことを、外部に「提案」として発信していきます。『創り出し』ます。このように3年間をマネジメントしたカリキュラムで進めます。

　保護者･地域の皆さまには、大人への入門期である中学生に「期待すること」をしっかりと話してもらって、努力することで拡がる未来を、ともに描いて頂けることを期待しています。

4月6日（水）

　始業式と就任式を行い、7名の先生方を生徒に紹介しました。

• 小山肇教頭（呉市教育委員会より）
• 岡野きみえ教諭（国語福山市松永中学校より）
• 木村陽太教諭（理科尾道市立向東中学校より）
• 岡野浩樹教諭（美術・特支尾道市立因北中学校より）
• 寺岡拓馬教諭（数学新規採用）
• 藤井翼教諭（理科新規採用）
• 鼻戸千依養護教諭（新規採用）

　その後、教科指導の非常勤講師として保健体育科の佐藤愛里教諭が就任されました。また、技術家庭科技術分野は向島中の杉原寛教諭に指導いただきます。特別支援教育の髙田克巳支援員は、昨年に続いて勤務されます。

　スクールカウンセラーは、昨年と同じく畝由紀子先生ですので、お子さんの指導に悩んでおられる等の教育相談を希望される方は、養護教諭の鼻戸先生に連絡をとり、申し込みを行ってください。

4月7日（金）

　第7回入学式を行い、77名が入学しました。入学式では、入学を祝う多くの方々の前で新入生代表が「因島南中学校の生徒としての誇りを持ち、その名に恥じることない中学校生活を送ることを誓います」と、高らかに宣言しました。これまでの因島南中の伝統と歴史を築いてきた先輩方に恥じることのないように1つ1つの行動に責任を持ち、自立した中学校生活を送れるよう頑張ってください。

クラス発表

4月16日（土）

　今年度に入り初めての授業参観・学級懇談会、そしてPTA総会が行われました。たくさんの保護者の皆さんが来校し新年度のスタートで緊張しながらも意欲的に取り組んでいる生徒の姿を参観されました。また、この日までに

「今までの頑張りにプラスして…1学期はこれを絶対やりきります！」

という各自のプラスワンを決め、全員のプラスワン宣言を各学級に掲示しました。頑張ってやりきりましょう。

因島南中・プラスワン

4月24日（日）

　3年生が「ええじゃんSANSA・がり」踊りコンテストに参加しました。大勢の観客が見ている中、大きな掛け声をかけ合い、次第に全員の舞が息の合ったものへと変わっていくのがわかりました。素晴らしい舞でした。

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校内相談窓口

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• 尾道市教育委員会　TEL0848-20-7453
• 広島県教育委員会事務局　TEL082-513-4917・4918・4919
• 広島県立教育センター　TEL082-427-3076

　因島南中の生徒の皆さんの「できた」を応援できる紙面にしていきたいと思います。ご家庭におきましても、一進一退する子どもたちの姿を見守りながら、「次もまた頑張ってみよう!」と子どもたちの心がさらに元気になるような言葉がけをお願いします。

（教頭・小山肇）