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因島南中学校だより第48号

平成26年11月1日発行

学校長から

因島南中学校長 古川昭生

因島南中学校長 古川昭生 今夏は激しい雷雨に驚く日々が続きました。広島市では土石流における災害で70名を超える人たちが亡くなられ、避難の状況が未だ続いています。亡くなられた方々のご冥福を祈り、被災状況からできるだけ早く復旧、復興することを願わずにはおれません。

 本校生徒には、元気に新学期を迎えることのできた幸せ、生きている幸せをしっかりと心に落として、活気のある学校生活を送っていけるよう指導して参ります。

 「自分の生活を考えることは住んでいる地域を考えること。地域を考えることは自分自身を考えること。」と定義づけて、『ふるさと学』を展開しています。今月の職場体験に始まってこの2学期は、その学びに広く校外に出かけます。それぞれの地で、場面でいろんなことを吸収してくれることを期待しています。

 中学生は出来ないのでは無く、「子どもだから出来ない」と決めてつけてはいないでしょうか。できる期待を込めて、やらせてみてください。生徒が考え実践する地域貢献を拡げていきますので、どんどん学校のほうへアイディアを寄せて頂ければ幸いです。

灯りまつり

10月11日(土)

「癒しのまち尾道」のぬくもりを体しや感できるイベントととして「尾道灯りまつり」が開催されました。本校からも美術科の夏休みの宿題で全員が制作したぼんぼりを西國寺の参道に灯し、多くの見物客の心をなごませていました。

「わ~これいいね~」と見物客の方が近寄り見ていたぼんぼりは、切り抜いて色つきのセロハンを貼ったものや色紙を丁寧に貼ったりして仕上げたものでした。より良いものにしようと工夫したり努力の跡がうかがえる作品は人の心を動かすんですね…。

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第61回尾道市中学校駅伝競争大会

10月18日(土)

駅伝大会では、本校から男女1チームずつ出場しました。出場するメンバーは、この日に備えて9月中旬から放課後に約3kmの距離を走り練習を重ねてきました。

その成果もあって、男子は5位入賞(22チーム中)、女子は17位(21チーム中)という結果でした。男子は6人が、女子は5人がもらったたすきを次の人につないでいき、できるだけ前へ、前へ進もうとする気持ちがその走りに表れていました。

右の写真は、男子の最終ランナーが持てる力を出し切りゴールした後、全員が駆け寄り集まった時の様子です。4位になれなかった悔しさや最後まで頑張った気持ちを全員で分かち合えた一瞬でした。

また、1区の村田大泰くんが区間賞を、3区の藤本隆徳くんが3位に入賞し健闘しました。今回の出場メンバーは2年生中心で結成していたことから、来年は今大会の経験を活かして、更に上位入賞し中国中学校駅伝に出場できるのではないかと期待感が高まっています。

駅伝最終ランナーを迎えて駅伝最終ランナーを迎えて

駅伝1区から2区へ駅伝1区から2区へ

尾道市中学校音楽コンクール

10月22日(木)

今回で10回を迎える音楽コンクールに3年生が参加しました。音楽コンクールでは、この合唱を通じて全員が協力してやり遂げることで連帯感や達成感を実感しながら因島南中学校の生徒としての誇りを持ってもらいたいという思いでこれまで練習を重ねてきました。

これまで合唱を指導し、指揮をした佐藤先生は、「生徒の視線がとても熱く、指揮をしていて自分の手に子どもたちの声がすいつくようでした。」また、「一体感のある歌声や、生徒一人一人が歌詞を感じて、聞いている人にこのこの曲の良さを届けようとしている生徒の姿に感動しました」と熱く語られていました。合唱でしか実感できない連帯感や達成感を今回のコンクールで経験することができたのかもしれませんね。

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尾道市秋季総合体育大会の結果

10月25日(土)・26日(日)

秋季総体の壮行式を24日(金)に行い、各部活ごとに本大会への決意表明を行い総体に臨みました。結果は次のとおりです。

  • サッカー部2位
  • ソフトテニス部女子団体3位
  • 剣道部女子個人 1位堀川奈緒、2位原田夢月
  • 剣道部男子個人 3位渡邊航平

尾道市秋季総体壮行式尾道市秋季総体壮行式

学習発表会クラス合唱リハーサル(全校合唱)

10月23日(火)

学習発表会に向けて各クラス・全校合唱のリハーサルを行いました。全校合唱の曲名は「そこに風がいる」、「あなたに会えて…」です。

初めに、各クラスの合唱を聞いた後、全校合唱の練習を行いました。1・2年生は、3年生の合唱を聞き自分たちの合唱との違いを肌で感じてくれたのではないかと思います。

3年生の合唱には「音程を正確に」、「調和のとれたハーモニー」、「強弱を工夫し豊かに表現」に合わせて、「言葉を大切にして思いを込め、歌詞が伝わるように歌う」という聞き手側から見た表現が感じられます。

全校合唱では、その視点が少しずつ他学年に伝わり、一つのものへと成長していく姿が見られ、「見て・感じて・やってみて学ぶ」大切さを改めて感じました。

全校合唱リハーサル全校合唱リハーサル

体罰、セクシャルハラストメント相談窓口

教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。

校内相談窓口

担当教職員
大室吉樹、岡野大助、中本いずみ
※相談しやすい教員に相談してください。
電話の場合は、0845-26-0373

校内以外の相談窓口

  • 尾道市教育委員会 TEL0848-20-7453
  • 広島県教育委員会事務局 TEL082-513-4917・4918・4919
  • 広島県立教育センター TEL082-427-3076

11月の主な行事予定

1日(土)
「心の元気」ウィーク(~7日)
土曜日授業(公開)
2日(日)
学校公開:学習発表会
4日(火)
授業日変更休日:2日
11日(火)~12日(水)
3年第3回実力テスト
18日(火)
公開研究会
20日(木)
英語能力判定テスト(2年生)
26日(水)~28日(金)
進路相談会
29日(土)~12月1日(月)
芸術祭絵画・書写展

編集者から

学習発表会に向け、学校では合唱練習・展示物の作成など着々と準備が進められています。最近「やったらできた!」を感じて取組もうとする生徒が増えてきていると感じることがあります。

先日(10月)行われたアンケートの結果の中で、特に注目したい項目に「南中タイムは自分の学習に役立っている」と感じている生徒が91.4%で1学期に比べ17.1%伸びています。

この結果は他の面でも影響し、「授業でできた、わかった」、「1時間以上家庭学習を行っている」、「自学ノートを提出している」のいずれの項目も全てが伸びています。このことは、学習面だけに言えることではなく「自分はやったらできる」と自信を持った時、部活動や生活面などにおいて関連しながら影響し変わっていく良い例だと思います。

これからたくさんの「やったらできた!」をつくり出し、自分の中に少しずつ「自分ならできる」という自信をつけていってもらいたいです。

(教頭・大室吉樹)

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