緑のそよ風がさわやかに吹き抜ける季節となりました。因島南中学校が開校し、早2ヶ月が経ち、生徒達は学校生活にも慣れ、多くの友達と交流を深めております。

　先の尾道市内春季大会では、野球部が準優勝し、また、南部地区大会では陸上部で個人3位に入賞するなど、”因島南中ここにあり”の気概を発揮しています。

　部活動の活性化とともに、授業始めと終わりの15秒間「黙想」タイムや、1年生から3年生の縦割り集団による雑巾がけ「無言清掃活動」を実施しております。これにより頭の切り替えができ、徐々に集中力が身に付きつつあります。

　さらに、2年生は尾道みなと祭り「ええじゃん・SANSAがり踊り」コンテストに参加し、見事、審査委員特別賞を受賞いたしました。練習期間がほとんど取れない状況でしたが、すばらしい演技を披露してくれました。

　続く第22回子ども太鼓交流会でも、みごとに因島南中学校水軍太鼓を披露することができました。

　一方で、本校生徒の自転車通学生による交通事故や徒歩通学生による迷惑行為が発生しております。学校としても学級指導や個人指導、緊急集会で交通マナーの指導徹底をしておりますが、ご家庭だけでなく地域の皆様方にも、生徒へお声をかけていただく等のご協力を、よろしくお願い申し上げます。

学校長から

5月の手応え

　司馬遼太郎記念館の上村館長さんの講演で心に残ったフレーズ『事を成すとは自分を教育することだ。自分の考えをつくらなければ、自分はつくれない』。

　4月の鷹羽狩行先生のお話『俳句は世界一短い詩。短くて鋭い針は、深く突き刺す』と相まって、”ことばの力”がいかに大切かに気づかされました。

　6月。子ども達と深い授業をつくりたい。今勉強していることを自分の言葉で説明できる力をつけてやりたい。そのためには言葉が豊かでないとかなわない。本校は今年度『書くこと』を中心とした言語活動を推進します。みなさん昼休憩には図書室へ行きましょう。地域の皆様もぜひ。

5月8日(土)～9日(日)に各会場で尾道市内春季総合体育大会が開かれました。結果は次の通りでした。

おめでとう！野球部準優勝　南部地区春季体育大会

5月22日(土)、29日(土)に各会場で南部地区春季体育大会が開かれました。結果は次の通りでした。

第22回子ども太鼓交流会　因島南中水軍太鼓演奏披露！

　5月12日(水)、第22回子ども太鼓交流会が尾道市因島市民会館で開催されました。23年前に京都市立醒泉小学校6年生が修学旅行の一環として来島し、この地域との太鼓演奏活動団体と交流を図る目的で開催されたのが始まりです。8団体の勇ましくかつ優雅な演奏を披露しました。本校、因島南中水軍太鼓クラブ22名も参加し、盛大な拍手をいただきました。

書籍贈呈式・司馬遼太郎記念館館長講演

　5月28日(金)、司馬遼太郎記念館館長の上村洋行様から司馬遼太郎先生著書「21世紀に生きる君たちへ」の書籍50冊が寄贈されました。また、因島ロータリークラブ(柳澤ゆきひこ会長)の呼びかけにより、市民の皆様から200冊の書籍が寄贈されました。その後、上村洋行様から『司馬遼太郎のメッセージ』と題し、ご講演をいただきました。会場には、平谷市長、半田教育長様がご出席いただき、生徒・保護者・地域の皆様で満席の状態でした。地域の皆様、どうぞ本校図書館へお越し下さい。