自分を輝かせていけるもの

因島南中学校長　古川昭生

　あけましておめでとうございます。例年になく穏やかな天候に恵まれての新年のスタートでしたが、皆様にはどのような新春であったでしょうか。学校のほうでは、正月三が日の明けるのを待ちかねたように、クラブ活動の活気ある声が響き、受験に向けての学習に励む生徒、休暇中の宿題を終えようと先生の指導を受けている生徒と、真剣に“やるべきこと"を達成していこうとの雰囲気が広がっています。

　この時期には「学生スポーツ」の全国大会等も多く、テレビでの中継を楽しまれた方も多かったと思います。試合の展開を追うこともですが、勝敗が決した後の監督のインタビューを気にかけて聞いていますと、はっとさせられることがあります。「新たなことを加味する必要性」「他校より半歩前への取り組み」等、今年も感心させられたところです。

　標題にあるのは、ある書物から見つけたものです。ちょうど、3年生の進路決定に向けて面談を行っていますから、感じることがありました。親を説き伏せてまで自分がやりたいことをまっとうしようとする子。志を貫こうと進路を決めた子。少々高いレベルに進もうとする子。この子たちは面談で臆することなく意思をはっきりと述べます。こちらの意地悪い質問にもぶれることのない回答をします。「自分を輝かせるのはこれだ」があるのだと思います。

　その決定が正しかったかどうかは、結果論です。将来を見据え、やりたいこと、このようになりたい、を大切に育んでやりたいものです。

　自らが体験・経験する『挑戦』を忘れず、「気づき・知り・考える」ことのできる生徒の育成に努めたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

112月22日（木）

　12月22日（木）に表彰式を行いました。その時々に応じ、できることを精一杯頑張ってきた結果が形に表れたものです。おめでとうございます。

12月11日「いんのしま駅伝」すべての部が参加しました。

12月21日（水）、22日（木）の学期末懇談会で、保護者の皆さんにご回答いただいたアンケートの結果をまとめましたのでお知らせします。



1学期に引き続き、保護者の皆さんに学校の取組や家庭の様子について、アンケートに答えていただきました。

肯定的な回答が多かった質問は

1「学校は、学校行事（体育大会・学習発表会など）や学級の活動などで生徒が達成感やつながりを感じる取り組みを充実させていると思う。」、

3「学校は、あいさつを向上させる取り組みを行っていると思う。」、

5「家庭では、毎朝子どもに朝食を取らせるようにしていると思う。」

の順でした。

1学期と比べ、数値が向上した質問が多かったのですが、質問4・7・8は数値が下がりました。

肯定的な回答が少なかった質問は、

9「家庭では、子どもたちといっしょに、家庭学習の状況を確認したり、そのあり方についての話しをしたりすることがよくあると思う」、

7「家庭では、子どもが体調不良を訴えたとき、病院に行かなければならない状態でなければ登校させていると思う。」、

8「家庭では、子どもの気持ちや考えが前に向くような言葉かけをしていると思う。」の順でした。

質問9は今回から新しく設けた質問でしたが、最も数値が低い結果になりました。

学校としても家庭学習に関わる指導の充実を図ってまいります。ご家庭での協力をよろしくお願いします。

教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。

校内相談窓口

校内以外の相談窓口

• 尾道市教育委員会　TEL0848-20-7453
• 広島県教育委員会事務局　TEL082-513-4917・4918・4919
• 広島県立教育センター　TEL082-427-3076

　3学期は、1年生は新入生の手本となるための心構えを、2年生は因島南中学校を背負う準備を、そして3年生は、新たな世界への旅立ちの準備を一層充実させる大切な時期です。頑張りましょう。

（教頭・小山肇）