因島南中学校だより第57号
平成27年9月1日発行
学校長から
今の自分に何をプラスワンするか。学校としてのプラスワンは。
因島南中学校長 古川昭生
新学期を迎えました。夏の間に「新たな経験」を課題として課していましたから、その報告を聞くのを楽しみにしています。
中学校生活の多くの部分を占める部活動には、試合に勝つ、発表が良いものになるように努力するためのプラスワンを求めています。その期待に応えてくれた実践に、観戦された方から手紙が届きました。その一部です。
『…7年ぶりに観戦しました。マナーの悪さにガックリでした。その中の貴校のような気持ちのいい生徒がいる、まだまだ見捨てたものではない…』
生徒達にも集会で紹介をし、玄関に掲示して、自分達の行動が正しいことを確認しています。また、『田熊公民館だより』には貢献活動を大きく取り上げて頂きました。
これが全ての生徒ではないのが現状です。本校グランドでの大会準備をチーム関係者に任せて遊んでいる生徒もいます。小早レースは遊びだからと服装頭髪にルール違反の生徒もいました。大半の生徒が中学生としての自覚がある中で、「これぐらいは許してもらえる」の甘えが大きく周囲を不快にする言動をわきまえないものがいます。この改善は、大人全体で行う必要があるのではないでしょうか。
始業式では、「2学期の動きで次年度の自分が変わる」ことを伝えています。高い要求をし、一層輝く生徒を多くしたいと考えます。ご支援のほどよろしくお願いします。
地域貢献活動
8月6日
日頃からお世話になっている地域の役に立ちたいという思いで、通学路、商店街、施設などを部活動ごとに分かれ清掃活動を行いました。
この日は日差しが強く暑さに負けそうでしたが、やっていくうちに「もっと先までやりたい。もっと長くやっていたい。」と前向きな声が聞かれるようになってきました。
清掃後、施設や地域の方から「きれいに掃除をしてくれてありがたかった」という声をいただき、「感謝されるっていいな…」という感想がありました。
また、地域の方から「部活動の清掃個所を教えてもらえば協力しますよ!」という声をいただき、中学生の活動を後押ししていただける思いを知り、大変ありがたく感じました。
2学期も、自分たちに何ができるかを考え、地域とのつながりを感じながら、貢献活動を行っていきたいですね!清掃した箇所は次のとおりです。
体罰、セクシャルハラストメント相談窓口
教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。
校内相談窓口
担当教職員 |
大室吉樹、岡野大助、沖邊まなみ
※相談しやすい教員に相談してください。
電話の場合は、0845-26-0373
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校内以外の相談窓口
- 尾道市教育委員会 TEL0848-20-7453
- 広島県教育委員会事務局 TEL082-513-4917・4918・4919
- 広島県立教育センター TEL082-427-3076
9月の主な行事予定
1日(月) |
始業式
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4日(金) |
「防災マップ教室」小学校訪問・発表(3年生)
因島ユネスコ協会「キャリア教育」講演会
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5日(土)~ 7日(月) |
尾道市こども科学展
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13日(日) |
市P連親睦ソフトバレーボール大会
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14日(火)~ 18日(金) |
職場体験学習(2年生)
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19日(土) 20日(日) |
ブラスバンド部出演(土生町敬老会)
作文発表(田熊町敬老会)
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25日(金) |
広島県総体壮行式
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26日(土)~ 27日(日) |
広島県中学校総合体育大会
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28日(月) |
授業公開
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編集者から
いよいよ2学期の始まりです。皆さんには、より良い経験をしてもらいたいとい思いで「百聞は一見にしかず」という話をしました。このことわざの続きは「百見は一考にしかず」、「百考は一行にしかず」でしたね。では、この後に続く最後のことわざは?
「百考は一果(いっか)にしかず」です。これは、どんな行動をしても成果を残さなければ成長はないという意味です。どんな経験を積むかは自分の意識次第!自分から、見て、考えて、行動し、継続することで「自分はこありたいという成果」を出していきたいですね。2学期終了時、一つ一つの経験にちょっとずつ成功の積み重ねがあれば、きっと皆さんの自信につながると思います。
(教頭・大室吉樹)