5月は、ゴールデンウイークに始まり、尾道市春季大会、中間試験、南部地区春季大会、授業参観など、学習と部活動の両立を特に求められる一ヶ月間でした。

　中間試験で力が発揮できたでしょうか。一回一回の定期試験を積み上げながら、自分の進路を切り開いていってください。また、部活動では悔いのない試合、自己ベストの更新はできたでしょうか。夏が近づくとともに、3年生は最後の試合が近づきます。毎日の練習を大切に、心に残る感動の試合に臨んでください。

学校長から

　さわやかな5月が行きます。新緑のグラデーション（色調や濃さの階調）を楽しんでいたのに、気付けば見渡す限り緑一色の6月です。万緑の候というのでしょうか。

　かつて因島の丘は麦の黄色と除虫菊の白が、ちぎり絵のように段々畑を彩っていた。ウン十年前、因島高校の生徒だった私は、仲間と裏山に登りその白い花の中で昼弁当を食べた。先日登ってみようとしたが、雑木が生い茂り、道はなかった。先人が何百年をかけて血と汗で築いた段々畑が、山に戻ろうとしている。「耕して天に至る」という言葉があるが、このままだと死語になる日も近いだろう。せめて本校では、無心に掃除に取り組み、心を耕し、天命を知る生徒が育ってほしいと願っている。6月の応援よろしくお願いいたします。

因島南中学校長　岡本和信

尾道市春季大会　祝検討

• 剣道団体優勝個人戦3位（2名）
• 卓球男子団体2位個人戦3位（1名）
• 陸上1年リレー2位1年100m3位
• 1年走り幅跳び3位1年1500m3位

　5月14日（土）・15日（日）に、びんご運動公園、因島運動公園、長者原スポーツセンター等で、尾道市春季総合体育大会がありました。晴天に恵まれ、生徒は懸命に力を尽くしました。日頃の練習の成果と時の運、自己の力が出し切れた選手たちが栄冠を手にしました。優勝、入賞おめでとうございます。

　また、惜しくも賞を得られなかった生徒にとっては、今回の成績は不本意なものだったことでしょう。次の大会に向けて、更に毎日の練習に励んでもらいたいと思います。開校記念コンサートでも「ひまり」の先輩が、「夢をあきらめず、持ち続けてほしい。」と、歌を通じて何度も訴えていました。みなさんも、「夢はかなう!」を信じてがんばりましょう。

走り幅跳びの競技開始寸前、強風のために跳躍方向の変更。集中力の維持が求められた。
惜しくも優勝を逃した卓球男子
いざ闘いの時来る
闘い終わったサッカー部

南部地区春季大会

　5月28日（土）・29日（日）に、南部地区体育大会が行われ、剣道男子が団体の部で2位となり、県大会への出場が決まりました。

　卓球、バレー、陸上競技、サッカーは予定通り行われました。しかし、台風と梅雨前線の影響で、ソフトテニス（男女）と軟式野球は、6月4日（土）・5日（日）に延期となりました。

善戦した女子バレー部

参観授業・学級懇談（1年）、修学旅行説明会（2年）、因島高校進路説明会・学級懇談（3年）

　5月31日（火）に、参観授業を行いました。平日にも関わらず、多くの保護者の方が来校され、学校での生徒の姿に触れていただきました。授業参観（1年）への出席率は50.7%、懇談会は29.2%、修学旅行説明会（2年）への出席率は68.1%、因島高校進路説明会（3年）への出席率は63.3%でした。

　授業を受ける生徒の態度や、授業内容など、ご家庭で話題に上ったでしょうか。今後も、学校と保護者の方々、地域とが一体となって生徒を育ててまいります。お気づきの点を担任や学校へご連絡ください。

授業参観・学級懇談会（1年）
1年生の保護者は、参観授業の後、各クラスで学級懇談を行い、情報交換を行いました。

修学旅行説明会（2年）
全2年生と保護者が、修学旅行に関する詳しい説明を受けました。6月21日から3日間、関西で学びます。

因島高等学校説明会・学級懇談会（3年）
全3年生と保護者が、体育館で因島高校の先生方から直接説明を受け、熱心に聞き入っていました。