尾道市立因島南中学校-PTA新聞-第1号

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PTA新聞第1号

2010年（平成22）5月発行

PTA会長　村上善彦

「確固（かっこ）不抜（ふばつ）」
※意志がしっかりしていて、何事にも動じる事がない様子。

村上善彦　日頃よりの因島南中学校PTA活動に対しまして絶大なるご理解とご協力に深く感謝申し上げます。

　三つの潮が一つに合流し、多少泡たつこともあった因南中の子どもたちも、先生方のご指導と各家庭のご協力により比較的いい雰囲気で学校生活を送れているように思います。個別に拾い上げると課題もまだありますが、今のところ多くの仲間が増えて、よい面が現れているんじゃないかとも私は評価しています。新しく完備された校舎が先行して評価されがちですが、学校は人です。笑顔を絶やさず走り、目を輝かせて常に好奇心、チャレンジ精神に満ち溢れる子供がエネルギーとして学校を地域を生かせているのです。子どもらしい子どもが溢れる「因島南中学校」になる事こそが、私たちPTAが関わっていく目的だと思っています。息の続く限り走らせてみましょう。とことん信じて見守ってやりましょう。決して、目的無しに自由にさせるのではなく、叱るときは少々痛みを伴う指導もまじえ、喜ぶ時も哀しい時も共に笑い、共に涙流す、そんな簡単な家庭で築かれた生活を学校に反映していけるPTAでありたいと思います。

　自信に満ちた笑顔を絶やさない子どもたち・先生方がいる因島南中学校。信じることは誰一人同じです。おかげで地域の方々も旧三中学校に益して力を貸してくれています。朝の交通指導を始め、あらゆる面で関わりを持ってくれています。私たちには、学校には、後押ししてくれる追い風が吹いてます。何一つ迷うことなく、自分の子どもの為に、地域の子どもの為に、共に頑張っていきましょう。

祝因島南中学校PTA新聞創刊おめでとうございます。

校長　岡本和信

　私はこの因島南中学校発足に際し、『二十一世紀の教育を提案していく学校をめざします』と宣言しました。言い換えるなら、『国際時代に通用する若者を育てます』ということです。もっとわかりやすく言うなら、『かつて我々の祖先が荒海を乗り越え、大陸と交易をしたように生徒一人ひとりに進取の気概・水軍のDNA』を呼び起こしたいと思っています。

　そのために二つの夢を持っています。一つはアジアの若者と出会う『海外学校交流研修旅行』、もう一つは全国に誇れる本校オリジナル劇、『組曲水軍絵巻』です。皆さん、どうかこの夢に力をお貸し下さい。愉快なアイディアをお寄せ下さい。一緒に夢をcometrue（実現）させましょう。今こそ、子どもたちの未来へ投資するときです。ぜひ。