因島南中学校だより第8号
2010年(平成22)12月1日発行
日を追うごとに、寒さが肌身に感じる季節となりました。早いもので今年も残すところ1ヶ月。この2学期は例年にない酷暑で始まり、第1回体育大会、第1回文化祭、尾道市中学校音楽コンクールと芸術祭等々、行事を終えるごとに、子どもたちは『進取の気概』を高め、たくましさを感じさせてくれました。保護者や地域の皆様方には、各種行事で感動を共有していただけましたでしょうか。
さて、3年生はいよいよ『夢実現』に向けた進路決定に入ります。お子様とじっくりと向き合い、進路選択をしていただきたいと思います。また、2年生は生徒会役員選挙があります。3年生とともに創り上げてきた校風を、さらに質を高めるものへと築き上げてください。1年生も2・3年生を支えるべく、しっかりと因島南中学校生徒としての自覚を持ってください。数ヶ月後には先輩になります。
学校長から
11月をふり返ります。あの感動の文化祭は遠い昔のように思え、続く芸術祭の圧巻の歌声も、先日の教育フォーラムで大喝采だった水軍絵巻も応援歌も、どんどん過去へ去っていきます。心のどこかに確かな手応えと信頼と感謝の念を増幅しつつ。それほど因島南中は日々新たな挑戦が続いているのです。
さて、早くも12月『師走(しわす)』です。4月以降突っ走ってきた我々に「さあ先生、いよいよ全力疾走よ」と言われているようで、内心「ちょっと休ませてよ」と言いたくなります。ですが、長い長い教職から学んだことは、”ここで一息入れると失速する”というニガイ経験です。学校の年の瀬はまだまだ先の3月です。
この時期は、3年生には「進路決定はそれで大丈夫か」と緊張感を持たせます。2年生には「因島南中の生徒会を引き継ぐ覚悟はあるのか」と迫ります。1年生には「新入生を指導できる先輩としての気概があるのか」と問います。そして我々教職員は、今年度の教育研究の公開準備に入ります。すなわち12月は『気が抜けない月、3学期につながる、来年度につながる重要な月』なのであります。
意志決定をするときは皆誰でも悩みます。『やろうか?やるまいか?』と。迷ったとき、やる方をとるのが『進取の気概』だ。と教わりました。チャレンジの12月へ、いざ。
地域貢献活動(清掃活動)
11月1日(月)の放課後、全校生徒で4町(土生・三庄・田熊・椋浦)に出向き、家庭~学校間の通学路に落ちているゴミの収集作業をしました。短時間でしたが地域の美化活動に関わることで、故郷を大切にしようとする気持ちが育ちつつあります。地域の皆様方には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
・学校の近くにゴミが多いのに驚いた。
・地域のために何かできることをしていきたい。
・面倒くさいと思ったがよく頑張った。
・タバコの吸い殻が多かった。(生徒感想より)
防災訓練
11月9日(火)、6校時に防災訓練を行いました。因島消防署職員をお招きし、避難状況について評価していただきました。「とにかく、だまって素早く避難することが命を守る第1条件です。」また、教員による消火器を使った消火訓練も体験させていただきました。因島消防署職員の皆様、ご指導ありがとうございました。
12月の予定
1日(水)~ 3日(金) |
2学期末試験
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3日(金) |
宮城教育大学 相澤先生をお迎えしての示範授業
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5日(日) |
因島地区PTA球技大会
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18日~ 19日 |
書写作品展
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18日~ 20日 |
図画作品展(尾道市公会堂別館)
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21日(火)~ 22日(水) |
個人懇談会
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22日(水) |
終業式
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24日(金)~ 1月6日(木) |
冬季休業日
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1月7日(金) |
始業式
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