因島南中学校だより第44号
平成26年7月3日発行
学校長から
「できた」を得ようと努力する生徒
因島南中学校長 古川昭生
学校現場において、最大の公開研究会は「体育大会（運動会）」であるとも言われています。今年度も、保護者・地域の皆さまの多数の参加を得て、実施することができました。ありがとうございました。
現在、サッカーのワールドカップが開催されていますが、日本をはじめ、強豪国とされたチームが敗れ去っている状況が続いています。世界的チームで輝いている選手のなかにも、素晴らしいプレーを見せること無く、会場をあとにした選手も多くいます。「〇〇国」としてチームを組んでプレーすることと、日頃所属するチームでの方向性が異なり、組織力を高められず、この結果を生んでいるのではと感じています。
体育大会に話を戻せば、生徒たちは、我々教師側の「指導方針」をしっかりと理解してくれて、リーダーを中心とする3年生のゴールイメージを、下級生が自身のこととして捉えてくれた結果であったと思います。
この体育大会の成果を生かすためにも、今後もめざす方向をしっかりと打ち出し、生徒にわかりやすい表現で、具体的な指導を心がけてまいりますので、一層のご支援ご協力をお願いいたします。
体育大会
6月14日（土）
「夢限～夢をつかめ!限りなき努力の先に～」をテーマに、規律に基づいて努力を惜しまない生徒の姿を見てもらいたいという思いで取組んできました。当日、地域や保護者の皆さんから温かい声援をいただいたことが生徒のやる気に火を付け、日頃よりも気持ちの入った演技になっていったと思います。声援ありがとうございました。以下は、体育大会修了後の生徒の振り返りを紹介します。
1年生感想 |
しんどくて気を抜こうと思ったけど、先輩の姿を見て頑張ろうと思えました。
真剣に取組み、団結できたことが最高の思い出となりました！
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2年生感想 |
全力を出せたのは、様々なリーダーのおかげ。感謝したい。
リレーや団体競技を終えた時、達成感で胸がいっぱいだった。
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3年生感想 |
負けてもいい感じになれるのは久しぶりだなと思いました。
今回の体育大会は、僕たちが1年生の頃から積み上げてきた「努力」が出せた行事だったと思う。とても楽しく、とてもやりがいのある体育大会だった。感動した！
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赤組！入場行進
白組！入場行進
力を合わせたムカデ競争と組体操！
喜びを分かち合う赤組！
喜びを分かち合う白組！
小早レース参加！
8月31日（日）
小早レース保護者会6月23日（月）、小早レース本番に向けてPTA学年部の皆さんが中心となり「小早レース保護者会」を行いました。たくさんの生徒・保護者が集い、「連帯感」、「仲間意識」、「挑戦」を意識し、この取組みを通じてさらなるステップへとつなげていきたいと考えています。
保護者会では3チームに分かれ、チーム名決定、船頭・太鼓役選出などについて話し合いました。各チームの輪からは意気込みが感じられ、当日の大会が今から楽しみです！
1年生初の期末試験に向けて（3階多目的スペースに掲示）
9教科ある期末試験は1年生にとって初めての経験です。この試験に向けて3年生が1年生に勉強方法について質問に答えてくれました。
やる気はあっても方法がわからないことは誰にでもあること!その意味でも進む道筋を示してくれた先輩のコメントはとてもありがたいですね。
体罰、セクシャルハラストメント相談窓口
教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。
校内相談窓口
担当教職員 |
大室吉樹、岡野大助、中本いずみ
※相談しやすい教員に相談してください。
電話の場合は、0845-26-0373
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校内以外の相談窓口
- 尾道市教育委員会 TEL0848-20-7453
- 広島県教育委員会事務局 TEL082-513-4917・4918・4919
- 広島県立教育センター TEL082-427-3076
7月の主な行事予定
1日（火）～ 3日（木） |
1学期期末試験
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11日（金） |
漢字検定・県選手権壮行式
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12日（土） |
県選手権（卓球）
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13日（日） |
県選手権（卓球・剣道）
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17日（木）～ 18日（金） |
学年末懇談会
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18日（金） |
終業式
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19日（土） |
市夏季総体（卓球）・県選手権（女子テニス・柔道）
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20日（日） |
市夏季総体（剣道）・県選手権（女子テニス・バドミントン）
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19日（土）･ 20日（日）･ 22日（火）～ 26日（土） |
市夏季総体
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26日（土）～ 29日（火） |
南部地区大会
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編集者から
体育大会を終え、全員が円陣になって… 1学期期末試験を終え、生徒のみなさんは少しホッとしているところだと思います。この1ヶ月を振り返り印象的であったは、やはり体育大会の取り組みから本番までの生徒の皆さんの頑張りではないでしょうか。
練習では、「今年は特に、入場行進で見に来られている皆さんに感動してもらえるものにしたい」という教師の思いと「それに応えよう」とする生徒の姿から始まったような気がします。そして、「ムカデ競争」、「応援合戦」などの練習では3年生を中心とするリーダーが中心となり、赤組・白組を引っぱりまとめていく姿がありました。
練習の過程の中では、集合したら近くの人と喋ってしまいリーダーが伝えたいことが伝わらなかったり、一生懸命やっている人を見て笑ったりなど全体が前に進みにくいなどの課題もありました。しかし、リーダーの一生懸命取り組もうとする姿やその思いを伝えていくことで、全体のやる気と雰囲気が変わっていったと思います。特に、リーダーの姿勢の中に、「頑張れない人を切り捨てるのではなく一緒にやろうと取り込む気持ちがあったこと」が全体を一つにしていったことは間違いありません。
体育大会の生徒の感想に「本気で取組む姿がかっこいい」（1年生）、「達成感」（2年生）「感動」（3年生）という言葉がたくさん見られました。3年生の姿を見て自分たちも今年のような、いやそれ以上の体育大会にしたいと思わせた3年生の頑張りはこれからの因南中の大きな1歩となりました。さて、次へのステップとして、自分たちのプラスワン!とは何か（月）少し前を見て取り組み、さらなる感動を得ていきたいですね！！
（教頭・大室吉樹）