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因島南中学校だより第47号

平成26年10月1日発行

学校長から

因島南中学校長 古川昭生

因島南中学校長 古川昭生今月号は、生徒たちへ最大のメッセージとして進めていますプラスワン活動と、各週調査テストの結果について、お伝えしています。

「今、できていることのもう一歩前へ。一段上へ。新たなことへも挑戦しよう。」がプラスワンであり、いろんなことが、生徒の計画で進められ、主体的に考え実践してくれる場面、内容が増えてきています。

本校は広島県教育委員会から「業務改善モデル校」の指定を受けています。生徒との時間をどのように創りだすかを工夫し、実践していくのですが、クラブ活動での指導時間が多くなりました。今回の県中学校総体への参加者が増え、軟式野球部の「県3位」にも繋がっているものと思います。放課後の学習会が定着して、調査テストの平均通過率が、国や県・市を超える教科があるようになってきました。

「成績の良い子どもに共通する家庭環境」という記事の載った文献からは、

  1. 親自身が楽しく毎日を過ごしている。
  2. 会話が多く家族仲が良い。
  3. 家の中が片付いている

の3点が上げられています。学校でも環境を整え、教職員が切磋琢磨を求めて生徒との時間を楽しむことが大きな要因になります。ともに実践していきたいものです。

防災教室

9月3日(水)

防災アドバイザーの細川龍彦さんをお迎えし、全学年で地震や津波などが地域で起こった場合、自分たちの身の安全を守るためにはどのように行動すればよいかや心構えについて教えていただきました。

防災教室

3年生防災教室

9月4日(木)

学区内の3つの小学校で、本校の3年生が作成した防災マップを使い小学生に危険個所や避難場所についてプレゼンテーションを行いました。

振り返りの中に、「僕たちの発表をしっかり聞いてくれた小学生に感謝しています。」、「私が思っている危険場所と、小学生が危険に思っている場所が違うことが分かったし、同じ地区の子として守りたい。」という感想がありました。丁寧な準備をし、小学校との交流をしたから大切なことに気付くことができたんですね。

3年生防災教室

2年生職場体験学習

9月16日(火)~19日(金)

地域の26事業所の皆さんのご協力により、職場体験学習を行うことができました。このねらいは、自分を知る、仕事を知る、生き方をについて学ぶです。

振り返りの中に、「職場の皆さんが一生懸命働いている姿を見てとてもすごいと思いました。これからは、感謝の気持ちを忘れずに学んだことを生活に取り入れ活かしていこうと思いました。」という感想がありました。体験させてもらえたから実感できることがあるんですね。事業所の皆さんありがとうございました。

2年生職場体験学習

1年生地域調査

9月26日(金)

「因島を知る」をテーマに、地域の皆さんのご協力をいただき地域調査を行いました。当日はグループで質問を考え、インタビューに答えていただきました。

振り返りの中に、「行かせていただく前とても不安でしたが、皆さんが私たちの質問に丁寧に答えてくださって、とてもうれしく緊張も少しゆるみ因島のことを知ることができました。」という感想がありました。今後は、質問した内容を壁新聞にまとめ校内掲示やプレゼンテーションを行う予定です。

1年生地域調査

広島県総合体育大会の結果

9月27日(土)~28日(日)

  • 軟式野球部第3位

平成26年度学力定着実態調査の結果及び改善計画

4月、6月に実施された学力調査等の結果及び改善計画を本校のホームページに掲載しています。

学力調査は、生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る目的で行っており、上記の表内の数値は通過率を示しています。

ホームページでは、国語、数学、理科、英語の4教科における改善計画を掲載しており、学力調査によって分かった重点課題や今後に対応した改善策を確認し、現在、取り組んでいるところです。

ところで、1学期に行われた「学校生活調査」では、「できた」「わかった」と授業で感じている生徒が81%でした。一方、1日1時間以上家庭学習を行っている生徒は学年ごとにみると1年62%、2年57%、3年47%と学年が上がるにつれて家庭学習の時間が少なくなっています。

よく、学力は良いサイクルの中で定着するといわれています。授業での「理解できた」が家庭学習によってさらに「分かった」となり、次への授業への意欲につながると思います。

皆さんの家庭学習はどのような取組になっているか?自分で振り返ってみましょう。

平成26年度学力定着実態調査の結果及び改善計画

平成26年度学力定着実態調査の結果及び改善計画

平成26年度学力定着実態調査の結果及び改善計画

体罰、セクシャルハラストメント相談窓口

教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。

校内相談窓口

担当教職員
大室吉樹、岡野大助、中本いずみ
※相談しやすい教員に相談してください。
電話の場合は、0845-26-0373

校内以外の相談窓口

  • 尾道市教育委員会 TEL0848-20-7453
  • 広島県教育委員会事務局 TEL082-513-4917・4918・4919
  • 広島県立教育センター TEL082-427-3076

10月の主な行事予定

2日(木)
中間試験週間
7日(火)
参観授業(1・2年)
進路説明会(3年)
思春期相談SC講演会
9日(木)
中間試験
10日(金)
中間試験英語検定
13日(月)
体育の日
17日(金)
市中学校駅伝壮行式
18日(土)
尾道市中学校駅伝
22日(水)
尾道市芸術祭:音楽コンクール
24日(金)
市秋季総体壮行式
25日(土)~26日(日)
尾道市秋季総合体育大会

編集者から

2学期になり早くも一ケ月が過ぎました。それぞれの学年において、これまで準備・計画してきた「ふるさと学」を中心とした活動が始まりました。3年生は各小学校で行った防災教室、2年生は職場体験学習、1年生は地域調査です。この活動を通して言えるのは、活動を終えた後の表情に取組み方が表れているということです。

一つ一つの取組みを振り返り感じることは、これらをチャンスととらえチャレンジ精神を持って行った人達の表情が実にいい!ということです。また、そのやり切ったという実感は周りにいい雰囲気として広がっているということです。

一人の頑張りはその人だけのものではなく、全体にとってのいいことにつながるのだと思います。クラス、部活動、委員会などの一人一人のプラスワンが少しずつ周りの人たちを変え、大きなプラスワンになっていきます。今、皆さんが行っているプラスワンは何ですか(月)これからも、小さな一歩から大きな一歩を生み出し、「地域が誇れる因島南中学校」を目指していきたいですね。

(教頭・大室吉樹)

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