因南中だより第79号
平成29年10月6日発行
学校長から
「ひとの思い」を、察する、感じる、汲む。
そして「ひとの思い」に、応える。
因島南中学校長 村上正喜
今年度がスタートし、半年が経ちました。今から、学校も後半戦に向かって更にギアを入れ替えて向上心を高めながら取り組んでいきます。
9月末には、3年生の最後の大会でもある県総体が行われ、中学校3年間の思いの全てを出し切ろうと頑張ろうとする姿が見られました。これからは、全ての部活動で、新たなチームとしての活動が始まります。10月7日(土)、8日(日)には、市内の秋季総合体育大会(新人戦)が開催されます。大会ですから、勝ち負けはどうしても付いてきます。ただ、自分たちの部は、何を大切にして、どういう姿を目指そうとしているのか、“芯"の部分を今一度、部員全員でしっかり心に刻んでもらいたいと思います。
また、部活動が終了した3年生も、これから更に、一部の生徒は因島南中学校の代表として誇りと決意を胸に、10月21日(土)に開催される「市内中学校駅伝大会」に臨もうと、放課後つらい練習に毎日向き合っている生徒もいます。
そして、3年生全員で臨む10月24日(火)の「尾道市中学校音楽コンクール」に向けて、残された短い期間を、一回一回「本気」で取り組む合唱練習も始まっています。この音楽コンクールは3年間の集大成です。今までこの因島南中学校で共に苦楽を、そして共に感動を、分かち合ってきた3年生全員の仲間とともに、最高の合唱を創り上げていくことになります。ただし、「本気」で臨めば臨むほど、ここから様々な「壁」にもぶつかっていくことになると思います。
大切なことは、「『ひとの思い』を“察する"、“感じる"、“汲む(くむ)"、そして、『ひとの思い』に“応える"」ことを、心の“芯"に据えることだと思います。自分の思いの中心が「自分」では、決してすばらしい合唱にはなりえないと思います。練習がしんどくてもう投げ出したくなる時や、みんなの気持ちが一つにまとまらずに泣きたくなりそうになる時、「なんでそこまでせにゃいけんのか」と心が折れそうになる時など、これからも何度も大変な経験に直面すると思います。それを乗り越えることができるかどうか、それは、まわりの「ひとの思い」を、どれだけ感じ、受け止め、そしてその思いに応えようとする心を持てるかどうかに全てかかっていると思います。
「ひとの思い」に応えようとする心が成長したときこそ、全員で創り上げる、一生忘れることができない素晴らしい最高の合唱になると思います。期待しています。
10月の行事予定
1日(日) |
広島県中学校総体
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2日(月) |
授業公開
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5日(木) |
中間試験1週間前
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6日(金) |
英検
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7日(土)~ 8日(日) |
尾道市秋季総体
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7日(土) |
灯りまつり
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12日(木) 13日(金) |
2学期中間試験
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20日(金) |
参観日・進路説明会等
(デリバリー給食なし)
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21日(土) |
尾道市中学校駅伝
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24日(火) |
尾道市中学校音楽コンクール
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26日(木)~ 27日(金) |
実力テスト(3年)
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11月4日(土) |
土曜授業
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11月5日(日) |
学習発表会
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体罰、セクシャルハラストメント相談窓口
教職員からの体罰やセクシュアルハラスメントに関しての相談窓口です。
※プライバシーを厳守します。
校内相談窓口
担当教職員 |
小山肇、藤原茂記、鼻戸千依
※相談しやすい教員に相談してください。
電話の場合は、0845-26-0373
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校内以外の相談窓口
- 尾道市教育委員会 TEL0848-20-7453
- 広島県教育委員会事務局 TEL082-513-4917・4918・4919
- 広島県立教育センター TEL082-427-3076
編集者後記
さわやかな晴天が続き、学習にもスポーツにも絶好の季節となりました。1・2年生の運動部員は、7・8日の市秋季総体に向け、新チームが一丸となって練習を行っています。また、ブラスバンド部と文化部は、11月2日の文化祭に向けて発表や展示の準備をしています。その他にも、中間試験や市駅伝大会があり、生徒は充実した毎日を過ごしています。
(教頭・小山肇)