2023年6月17日 / 最終更新日 : 2023年6月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【317】能島城跡(今治市宮窪町能島) 能島城跡(今治市宮窪町能島) 今の能島はかつての能島ではない。かつてと言ってもそんなに昔のことではない。ほんの2、3年前の能島とは大きく異なる。かつて瀬戸内海有数の桜の名所であったが、今はその面影すらない。去年の4月には […]
2023年6月17日 / 最終更新日 : 2023年6月17日 times シマナミ海アソビ 尾道海属記念連載「シマナミ海アソビ」【15】カヤックフィッシングでシロギス釣り 穏やかな海とたくさんの島々のコントラストが美しいシマナミは、カヤッキングパラダイスです。 この季節、シマナミではシロギスがよく釣れます。天ぷらや塩焼きにすればふわふわでとってもおいしいですし、釣ったキスをすぐにお刺身にで […]
2023年6月17日 / 最終更新日 : 2023年6月23日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【6】社会を明るくするために 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 社会を明るくするために(小学校の部 尾道市入選作品) 御調西小学校5年 宮丸雄飛(ゆうひ)さん ぼ […]
2023年6月10日 / 最終更新日 : 2023年6月17日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【316】村上義弘生家跡(新居浜市大島) 村上義弘生家跡(新居浜市大島) 今回訪ねた大島は新居浜市にあるので新居大島と呼ばれている。四国側の黒島港からフェリーで15分ほどで着く。今回は一周道路があるということなので車で行ったが、猪が落とした石が方々へ転がっており […]
2023年6月10日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【26・27】優曇華の花 3千年に1度咲くという、伝説の花、優曇華(うどんげ)の花が咲いていた。 辺り一面、白いフワフワとした、優曇華の咲いている中を、英雄と静子は、子供の様に飛んだり、跳ねたりしていた。 それは、フワリフワリと、ゴムまりが跳ねる […]
2023年6月10日 / 最終更新日 : 2023年6月17日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【5】ごみといっしょに 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 ごみといっしょに(小学校の部 尾道市入選作品) 土堂小学校6年 大石七花(ななか)さん なぜ犯罪が […]
2023年6月3日 / 最終更新日 : 2023年6月16日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【315】芸予要塞跡(竹原市忠海町大久野島) 芸予要塞跡(竹原市忠海町大久野島) 大久野島へ行くには大三島の盛港からフェリーに乗れば15分で着く。ただし車では上陸できない。 大久野島といえば、古くは毒ガスの島として、戦後は国民休暇村として、最近ではウサギの島として有 […]
2023年6月3日 / 最終更新日 : 2023年6月16日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【25】秋芳洞百枚皿 あれ程ひどく、降っては積もり、積もっては降っていた雪も、ようやく終わりになりかけたとみえて、若葉の季節になろうとしていた。 「三寒四温とでもいうのでしょうか。幾分、暖かくなって、もうこのまま春になるのかと思えば、戻り寒波 […]
2023年5月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【314】芸予要塞跡(今治市波止浜町小島) 芸予要塞跡(今治市波止浜町小島) 「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」というのは啄木の有名な歌であるが、そんな感傷とは全く無縁な小島は波止浜から出るフェリーに、来島からさらに5分ほど乗ると着く。「こじま」 […]
2023年5月27日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【158】ジョウビタキ尾羽を失う 写真①は、縄張り近くに来た別のジョウビタキを威嚇したジョウビタキ・メスである。 どこか違和感があるので、しばらく観察していると、写真②のように尾羽が脱落していることがわかった。 1月29日のことである。 「本連載【123 […]
2023年5月27日 / 最終更新日 : 2023年5月31日 times シマナミ海アソビ 尾道海属記念連載「シマナミ海アソビ」【14】カヤックをするための準備 穏やかな海とたくさんの島々のコントラストが美しいシマナミは、カヤッキングパラダイスです。今回は、シーカヤックの準備についてお話します。 はじめてカヤックを体験する人からの質問で多いのが服装です。 カヤックに乗ってパドルで […]
2023年5月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【24】山口駅 家から山口駅まで、どのようにして来たのか静子は分からなかった。傘もささず、ずぶ濡れで走って来た静子の姿を、改札口の駅員達も、訝(いぶか)しがって見ていたが、丁度ホームへ入って来た、小郡行きの列車に飛び乗った。湯田温泉駅よ […]
2023年5月20日 / 最終更新日 : 2023年5月24日 times ホテルいんのしま 因島ロータリークラブ 松本肇さんを表彰「ショパンの調べ」筆者 因島ロータリークラブ(兼田敏郎会長)は5月11日、ホテルいんのしまで開催されたクラブ例会において、因島三庄町在住で本紙連載「ショパンの調べ」筆者の松本肇さんに「クラブ社会奉仕賞」を贈った。 因島ロータリークラブは未来を担 […]
2023年5月20日 / 最終更新日 : 2023年5月30日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【313】心月庵(今治市波止浜町来島) 心月庵(今治市波止浜町来島) 来島村上氏の城主の館跡を心月庵という。なかなか風流のある名前だが、館跡は荒れ果てている。建物は来島村上氏の時代のものではなく、江戸時代の建物でもなかろう。しかし、古井戸や庭園の配置から考える […]
2023年5月20日 / 最終更新日 : 2023年5月30日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【4】やさしくなりたい 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 わたしにできること(小学校の部 尾道地区保護司会会長賞) 長江小学校5年 平住奏太(ひらすみかなた […]
2023年5月20日 / 最終更新日 : 2023年5月30日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【23】 デニムで、ナナハンに乗っては走り回っていた拓也が、年を明けてからは、商工会議所の寄り合いだとか、商店街の会合とか、JCの集まりだとか言っては、スーツでプジョーに乗り、夜遅く帰って来る日が、週の内2、3回は続く様になった。 […]
2023年5月13日 / 最終更新日 : 2023年5月24日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【312】来島城跡(今治市波止浜町来島) 来島城跡(今治市波止浜町来島) 来島村上氏の本拠地来島には今治市波止浜港からフェリーに乗れば5分ほどで着く。島の東から南にかけての平地には民家が何軒かあり、建物はしっかりしているのに人の住んでいないような家もある。江戸時 […]
2023年5月13日 / 最終更新日 : 2023年5月24日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【157】ジョウビタキの翼 尾羽が脱落したジョウビタキを発見し、その再生の様子を観察した。その再生の様子を次回以降に、翼の羽根などと対比して述べる予定なので、ここでは、翼と尾翼について説明する。 鳥の羽衣は、いろいろな機能を持つ無数の羽毛からなって […]
2023年5月13日 / 最終更新日 : 2023年5月24日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【22】津和野・太鼓谷稲荷 慌ただしかった年も終わり、結婚して始めての新しい年を迎えた。 初詣は、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並ぶ、日本三天神の一つで、菅原道真を奉った防府の天満宮へ行くのかと思っていたが、日本五大稲荷の一つと言われる、津 […]
2023年5月6日 / 最終更新日 : 2023年5月14日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【311】村上雅房墓(今治市伯方町木浦) 村上雅房墓(今治市伯方町木浦) 能島村上氏初代村上雅房夫妻の墓が伯方島にある。今治市役所伯方支所のある木浦である。曹洞宗禅興寺を目指す。山門から外を見ると左前方に楠の大木が見える。路地を少し歩くと着く。伯方支所の方から山 […]
2023年5月6日 / 最終更新日 : 2023年5月14日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【21】 12月に入って、町の中は鉢植えのもみの木にカラフルな電球が飾られ、クリスマスムードを盛り上げてきていた。ジングルベルや、ホワイトクリスマスなどの曲が、連日、朝から晩まで流され、ショーウインドーには、橇(そり)に乗った、サ […]
2023年4月24日 / 最終更新日 : 2023年5月11日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【310】能島村上家菩提寺跡(今治市宮窪町大窪) 能島村上家菩提寺跡(今治市宮窪町大窪) 大島准四国霊場10番証明寺(切幡寺)へ行くには、大島北インターから国道317号線に出ると左折して宮窪漁港の方に向かう。右手に駐在所がある。駐在所の西側の丘は国道に面してコンクリート […]
2023年4月24日 / 最終更新日 : 2023年5月11日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【20】 静子は、店の前を掃こうと思って、外に出て驚いた。もう明るい筈の町が、まだ夜の様に暗い。ふと見上げてみると、アーケードの上に一夜の内に積もった雪が、すっぽり覆い、山口の冬の訪れを告げていた。因島では珍しい雪も、山口での冬は […]
2023年4月17日 / 最終更新日 : 2023年4月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【309】村上義弘娘経塚(今治市吉海町田浦) 村上義弘娘経塚(今治市吉海町田浦) しまなみ海道四国側最後の島である大島は宮窪町と吉海町からなり、名前通り大き島であるが、山も多く地形は複雑である。その複雑な地形をうまく生かして構成される島四国は、歴史も古く文化四年(1 […]
2023年4月17日 / 最終更新日 : 2023年4月23日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【156】マミチャジナイ 初めて「マミチャジナイ」と聞いて、どんな野鳥か想像できる人は少ないであろう。オスの全身がほぼ黒く、白い眉斑が目立つマミジロ(眉白)と呼ばれているツグミに似た体型の鳥がいる。 眉斑(びはん)=鳥の目の上にある眉(まゆ)のよ […]
2023年4月17日 / 最終更新日 : 2023年4月22日 times シマナミ海アソビ 尾道海属記念連載「シマナミ海アソビ」【13】シルバーカヤックのすすめ 穏やかな海とたくさんの島々のコントラストが美しいシマナミは、カヤッキングパラダイスです。 今回は、シルバーカヤックについてお話しします。カヤックというとどうしても若い人がするものというイメージがあるようですが、カヤックに […]
2023年4月17日 / 最終更新日 : 2023年4月23日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【19】 店が休みの時、拓也は静子を誘って、よくドライブに連れて行った。 車で10分も走ると、瑠璃光寺の五重の塔がある。嘉吉2年(1442)大内盛見が、応永の乱で戦死した、兄の義弘の菩提を弔う為に建てたもので、31.2メートルの高 […]
2023年4月10日 / 最終更新日 : 2023年4月20日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【308】渡橋俊五郎翁之像(竹原市仁賀町仁賀小学校) 渡橋俊五郎翁之像(竹原市仁賀町仁賀小学校) 元田熊小学校の前身である久敬舎が慶応元年に村上萬之助氏によって開設されたことは、本誌連載216回に書いた。 その萬之助氏の弟、俊五郎氏の顕彰碑が竹原市立仁賀小学校の校庭にあるこ […]
2023年4月10日 / 最終更新日 : 2023年4月20日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【3】わたしにできること 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 わたしにできること(小学校の部 尾道地区保護司会会長賞) 西藤小学校6年 信岡あかりさん わたしは […]
2023年4月10日 / 最終更新日 : 2023年4月22日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【18】 静子は、食事の支度や、後片付け、洗濯に掃除…と、ごく普通の家庭の主婦のする事を、繰り返ししても、毎日5、6時間程余裕が出来た。時間の間をみては、時折店に降りて、品物を覚えたり、接客をしたり、出しゃばらない程度に、従業員達 […]