「社会を明るくする運動」入選作文【10】地域をあたたかく

尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第73回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

地域をあたたかく(中学校の部 尾道市教育委員会賞)

長江中学校4年 吉田弥生さん

私の住む地域では、毎年夏祭りが行われていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で四年間、開催されずにいた。そんな中、今年になってようやく夏祭りを開催することが決定された。

近くの中学校では、夏祭りのメインイベントである太鼓の演奏のために、太鼓の練習が始まった。家にいると「ドンドンカンカン」といった太鼓の音や「カタカタカタカタ・カンカンカン」といった竹で出来た楽器や鐘の音が聞こえてくる。その音は日に日に厚みのある、しっかりした力強い音となっていき、迫力も増してくる。

祭りが行われる会場である小学校では、校内やグラウンドの清掃活動が行われた。清掃活動には、小学生以外にも町中から集まったボランティアの人もいた。

民生委員である母は、毎日、他の民生委員の人と会議やおばけ屋敷の準備に取り組んでいた。開催日に近づくにつれてだんだんと町が明るい雰囲気につつまれていっていることが感じられた。

そして待ちにまった夏祭り開催当日がきた。祭りは午後五時からだが、祭りが開催される小学校では、午前八時からたくさんの人がいた。なぜなら祭りの準備をしなければいけないからだ。そのなかには、係の人だけでなく、ボランティアの人もいた。私の父もそのボランティアに参加していた。そのとき私は、この地域がまた活気を取りもどしたように見えた。みんなが団結し協力しあうすばらしい光景だった。

私は昼間用事があり、夕方家に帰ると父と兄がいなかった。

「おばけ屋敷のおばけ役が足りないから手伝いに行ってくる。」と言い、祭りに行ったそうだ。

四年ぶりの開催だったゆえ、屋台は少なかったものの、夏祭りは大盛況で終わった。祭りを通してこの地域の雰囲気は明るくなり、団結していくようになった。イベントで年齢関係なく、お互いに助け合い協力したことによって、地域に住む大人と子供が関わることができていたと思う。そしてこの地域に居ごこちの良さを感じたと思う。

そんなあたたかい地域だからこそ、犯罪に手を染める機会、きっかけを与えず、優しい人が増えていき、町が安全になっていくと思う。私は、「犯罪ができない社会」をつくることも大事だと思っているが、それより「犯罪をしようと思わない雰囲気」や「犯罪のきっかけを与えない」ことが大事だと思う。

そんな地域を作るには、一人一人が地域を愛し、イベントなどで地域のあたたかさを知ったり、住民の人との関係を強くすることが大切である。私は祭りのおかげで以前より、もっとこの地域が好きになった。私のように町を好きになってくれる人が増えてほしい。またいつでも周りに頼れる存在がいることで犯罪に手を染める人が少なくなると思う。

私もたくさんの人から頼られる存在となれるよう、積極的に周りの人との交流をしていきたい。

第73回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテスト 表彰者の皆さん

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