「社会を明るくする運動」入選作文【3】犯罪や非行からの立ち直り

尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第73回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

犯罪や非行からの立ち直り(小学校の部 尾道地区保護司会会長賞)

三幸小学校6年 楠陸音さん

今年の七月、三幸小学校に、尾道警察署の警察官が来られました。

そこで、小学生に多い犯罪や知らないうちにしてしまう犯罪について、動画やお話で教えていただきました。

例えば、コンビニでお金を払わずにお店の商品を勝手に取っていく万引きや、落ちていた財布やお金を交番に届けずに、勝手に持っていく拾得物横領罪、他の人の自転車を勝手に乗っていくせっとう罪などについて教えていただきました。

動画では、犯罪を犯す人の心の声が聞こえるシーンもあったので犯罪をしてしまった人はどのような心なのかがわかりやすかったです。

犯罪を犯してしまうとどうなるのか、悪ふざけで犯罪を犯してしまったらどうなるのかを、ぼくたちのような小学生に見せることによって、悪ふざけの犯罪や出来心の犯罪を減らすことができると感じました。

ぼくは、この動画を見て、犯罪を犯すことで社会にどのようなえいきょうがあるのか、自分たちが悪ふざけをすることで大事になることなどを感じることができました。

また、小学校の道徳の授業で、なぜ悪いことをしてはいけないのかを考える時間がありました。

自分を振り返って、悪いことをしようとしている心がないかチェックすることができました。

次に、犯罪を犯してしまった人の立ち直り方について考えました。

ぼくは、自分もふくめた社会の人たちが、犯罪を犯してしまったけれど、罪をつぐなって立ち直ろうとしている人を温かい目で見ていく必要があると思います。

具体的には、まず落ち着いて働くことのできる場所をつくることがあります。

理由は、生きていくために必要なお金をかせぐことができないと、再び犯罪に手をそめてしまう可能性もあるからです。

罪をつぐなって、これから真面目に生きていこうとしている人を受け入れることは、再犯率を下げることにつながると思います。

さらに、再犯防止にはぼくは犯罪や非行から立ち直ろうとしている人にボランティア活動など、地域のほう仕活動に参加する事をすすめてあげるといいと思います。

理由は、ボランティア活動などに参加することによって、社会にこうけんしていることを実感でき、社会に積極的に参加したいと感じられるようになると思うからです。

その他に、自分たちにできることは、身近に悪いことをしてしまった人がいたならば、関係を絶つのではなく、社会復帰の応援をしたり、その人に、社会復帰の勇気を与えたりすることが大事だと思います。

例えば、一緒にボランティアをしないか誘ったり、話し相手になったりすることで、再犯率を下げることができると思います。

ぼくは、犯罪を犯してしまった人に対して、周りが優しくしたり、楽しいことなどに誘ったりして、社会復帰を応援する必要があると思います。

だから、これからはみんなで、犯罪のない明るい社会をつくっていきたいです。

第73回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテスト 表彰者の皆さん

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