「菓子はれとけ」が人気 焼き菓子とパフェでおもてなし(尾道市因島田熊町)
菓子はれとけ
〒722-2324尾道市因島田熊町竹長区4654-1
☎0845-25-6090 インスタグラム
営業時間10:30~18:00
水曜日と不定期で火曜日店休
尾道市因島田熊町の金山港からバス通りを約500メートル進むと、焼き菓子とパフェの店「菓子はれとけ」がある。オーナーパティシエは橋本将幸さん(38)。京都府亀岡市出身で、母方の実家がある田熊町にUターンし、昨年(2024年)11月2日にオープンした。
店先の看板やショップカードには、母・節子さんが描いた「はれとけ」の文字が目を引く。店内には、節子さんの母(橋本さんの祖母)の嫁入り道具だった桐たんすが置かれ、和の落ち着いた雰囲気を醸し出している。このたんすは、妹のせい子さんがグラインダーで磨き、見事に再生させた。
- はれとけ立て看板
- 桐たんす
菓子作りへの道、因島での開業
橋本さんは高校卒業後、京都市内の製菓専門学校に進学。建築士、栄養士、パティシエのどれに進むか迷ったが、「何かを作ること」「食に携わること」「働く自分の姿を想像できたこと」から、菓子作りを選んだ。
1年制の専門学校では、講義が始まるとすぐに就職活動もスタート。夕方になると、京都市内のケーキ店を巡り、試食しながら味の研究と就職先探しに励んだ。
卒業後は「ハイアットリージェンシー京都」内のレストランで6年間働き、ビュッフェデザートや皿盛りデザート、オーダーメイドのウェディングケーキの制作など、幅広い経験を積んだ。その後、「JRタワーホテル日航札幌」のフレンチレストランに移り、さらに6年間、創作デザートを任された。
「自分の店を持ちたい」と考えた時、思い浮かんだのは母の故郷・因島。幼い頃から年に一度は母に連れられて訪れ海や山の景色が好きだった。近年ではしまなみ海道も注目を集めており、「お菓子を通して因島を知ってもらい、若い人たちが興味を持ち、ここに残りたい、戻りたいと思える地域にしたい」という思いがある。
「はれ」と「け」のお菓子
店名の「菓子はれとけ」には特別な日(ハレ)と日常(ケ)のどちらでも楽しめるお菓子を提供したいという願いが込められている。(※参考「ハレとケ – Wikipedia」)
テイクアウトしやすい焼き菓子と、季節の因島産フルーツを使ったパフェを店内で味わえる。コーヒーやハーブティーも用意。
例えば、フィナンシェは「外はカリッと、中はしっとり」が本来の味わいだが、個包装すると香りや食感が変わってしまう。「焼きたての一番おいしい状態を届けたい」という思いから、日々試行錯誤を重ねている。
新作も続々と考案中。各種ケーキの注文も受け付けている。
- 地元イチゴパフェ
- 地元メロンパフェ
- 抹茶ラテ
- カウンター6席
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