「社会を明るくする運動」入選作文【16】犯罪をなくすために

尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第73回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

犯罪をなくすために(中学校の部 尾道市入選作品)

瀬戸田中学校3年 岡野航生さん

「社会を明るくする運動」とは、いったい何をしたらよいか。まず自分が出来ることは何があるだろうか。

僕は中学校、二年半生活してきて変わったことがあります。それは、消極的な自分から積極的な自分に変わったことです。

小学校の頃の自分は人前で話すことが苦手で、学校に行くだけで朝から緊張して嘔吐していました。そんな自分を変えるために、僕は中学校に入って色々なことに挑戦してきました。

「学級委員」「ええじゃんリーダー」「バスケ部キャプテン」「生徒会」「運動会団長」などをやってきました。これらの中で最も緊張しつつも、やり切ったのは、入学式の歓迎のことばです。

その中で新入生に僕がいつも心がけていることを伝えました。それは「笑顔で挨拶をすること」です。挨拶によって自分も相手も自然に緊張がほぐれ、それをきっかけに、たくさんの交流が生まれ、色々な価値観を持った仲間と触れ合うことができるからです。

僕は、挨拶によって学校が明るくなるように、この社会も明るくなっていくのではないかと思います。

また、人の意見を聞き、相談したり、仲間が悪いこと、誤った道に進んでしまいそうな時、止められる人間になりたいです。

その逆で自分が誤った道に進んでしまった時、止めてくれる仲間を大切にしていきたいです。

犯罪や非行をしないためには、強い気持ちで行動したり、客観的に自分を見たりすることが大切だと思います。

また、犯罪はこの世の中を乱したりする行為なので、そのような行為をしないためには、周りの人への感謝を忘れないようにしないといけません。

家族や友達、周りの人に対する感謝の気持ちを忘れなければ、人に迷惑をかけることはなくなると思います。

犯罪を犯した人も人の役に立ちたいと思っている人もたくさんいると思います。

まずは、他の人に「ありがとう」と言われるような行動をしていくことが「社会を明るくする運動」の第一歩です。

お互いに笑顔で挨拶をし、コミュニケーションを取ることでより気持ちがほぐれ、一つの目標があるからこそ自分を変えることができると思います。

人が犯罪を犯すのには、必ず何か理由があります。

そんな人達を支えられるのは、家族や仲間、そして、地域の人々です。私達がお互いに支え合い、居場所を作っていきたいと思います。

第73回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテスト 表彰者の皆さん

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