2023年9月23日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【329】余所国小学校跡(今治市宮窪町余所国) 余所国小学校跡(今治市宮窪町余所国) かつて中島忠由氏が水軍時代の因島大浜町に共同租界地があり、軍監などが派遣されていたということを記された。そしてそこを「余所国(よそのくに)」と呼ぶとも。しかし、因島でそのような文書を […]
2023年9月23日 / 最終更新日 : 2023年10月26日 times 松本肇短編小説 松本肇短編小説Ⅲ 風の償い【5】【6】 【5】 ゴールデンウィークも終わり、明美達は皆元気で認定こども園に勤務していた。お遊戯や歌なども終わり、お昼寝の時間になった時だった。こども園に設置している電話が鳴った。近くに居た菜摘(なつみ)が受話器を取ると、意外にも […]
2023年9月16日 / 最終更新日 : 2023年9月25日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【160】カルガモの雌雄判別 カルガモは、年間を通して因島で見る大型のカモで、春から夏にかけてヒナを育てている姿を見ることができる。本連載でも、【22】【94】【113】でカルガモを取り上げた。 しかし、羽衣は雌雄で酷似しており、野外で見た時には、雌 […]
2023年9月16日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【12】不安を自信に 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 不安を自信に(中学校の部 尾道地区更生保護女性会会長賞) 高西中学校3年 桑原玲来さん 私が以前見 […]
2023年9月16日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【328】見近島(今治市宮窪町宮窪) 見近島(今治市宮窪町宮窪) 伯方島と大島の間の橋脚の島ということになる。無人島でキャンプ場がある。歩行者、自転車、原付バイクしか降りられない。車では降りられないということは、救急車を呼んでも時間がかかるし、通常の消防車も […]
2023年9月9日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【327】平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町有津) 平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町有津) 319回で船折瀬戸の鶏小島を紹介した。その時、車をとめた駐車場の西の端に平山郁夫画伯のしまなみ海道五十三次スケッチポイントの石板があった。「伯方大島大橋 伯方島」で1999年 […]
2023年9月9日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【11】二人に一人 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 二人に一人(中学校の部 尾道地区保護司会会長賞) 久保中学校3年 波多結花さん 私は、ある日のニュ […]
2023年9月2日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times 松本肇短編小説 松本肇短編小説Ⅲ 風の償い【2・3・4】 【2】 五十嵐明美の父、洋一郎は、因島市内にある養護施設『つくし学園』の園長をし乍ら、市会議員も長くしている。市民からも、人格者で通っている、温厚な人物だ。 母の節子は、和服の似合う人で、表千家の茶道や未生流の華道を教え […]
2023年9月2日 / 最終更新日 : 2023年9月13日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【326】開山公園(今治市伯方町伊方) 開山公園(今治市伯方町伊方) 伯方島の開山(ひらきやま)公園は桜の名所として特筆に値する。桜のシーズンには約千本の桜が咲き、林道は南から北への一方通行になるのだが、駐車場に限りがあるので、満車になると大変である。 桜だけ […]
2023年8月26日 / 最終更新日 : 2023年9月4日 times シマナミ海アソビ 尾道海属記念連載「シマナミ海アソビ」【17】無人島ツアー(平内島編) 穏やかな海とたくさんの島々のコントラストが美しいシマナミは、カヤッキングパラダイスです。 しまなみには700もの島があり、無人島もたくさんあります。これらの中でもカヤックやSUP(サップ)で行けてしまう近場の無人島もあり […]
2023年8月26日 / 最終更新日 : 2023年9月13日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【325】喜多浦八幡大神神社(今治市伯方町木浦甲1463) 喜多浦八幡大神神社(今治市伯方町木浦甲1463) 伯方島へ行ったら 北浦八幡神社へ一度は訪ねてみたい。長い石段と小山の上の神社という配置は珍しいものではないが、境内が広いせいか明るくて楽しいところである。 伯方町北浦にあ […]
2023年8月26日 / 最終更新日 : 2023年9月13日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【10】すべての人のために 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 すべての人のために(中学校の部 尾道市教育委員会賞) 向島中学校3年 木曽願生さん 僕は社会を明る […]
2023年8月19日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 times 因島重井町 松本肇短編小説Ⅲ 風の償い【1】 「博愛主義なんて偽善者よ!」 突然、激しい明美の声がして、春香は驚いた。普段は温和しい明美が、こんなに激怒する姿を今まで一度も見た事がなかった。 因北(因島北の略)にある、認定こども園に勤める保育士の春香と美佳、明美の三 […]
2023年8月19日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【324】平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町木浦甲546) 平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町木浦甲546) 木浦城跡、すなわち伯方ふるさと歴史公園には、平山郁夫画伯のしまなみ海道五十三次スケッチポイントの石板=写真㊤=もある。「伯方港四阪島と四国山系を遠望」と左下に書かれて […]
2023年8月19日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【9】小さな社会 大きな明るさ 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 小さな社会 大きな明るさ(中学校の部 広島保護観察所長賞・尾道市長賞) 長江中学校3年 湯浅愛香さ […]
2023年7月29日 / 最終更新日 : 2023年8月4日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【323】木浦城跡(今治市伯方町木浦甲546) 木浦城跡(今治市伯方町木浦甲546) 伯方港の北側の小高い山が木浦(きのうら)城跡である。木浦城と言うよりも伯方ふるさと歴史公園と言った方がよくわかる。そこには天守閣を模した展望回廊と資料館があったのだが、残念ながら現在 […]
2023年7月29日 / 最終更新日 : 2023年8月4日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【32】【終】 11月3日は、文化の日という事もあってか、この日から1週間、山口市役所から歩いて10分位の所にある山口県立美術館で、フランスの白い季節を描いた天才画家ユトリロの展覧会が行われていた。 静子と拓也は連れだって道場門前から市 […]
2023年7月22日 / 最終更新日 : 2023年7月31日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【322】金ヶ崎城跡(今治市伯方町木浦甲72) 金ヶ崎城跡(今治市伯方町木浦甲72) 伯方町木浦の金ヶ崎は木浦港の北東に位置する岬で、古くから人が住んでいたらしく、周辺は遺跡の宝庫である。能島村上氏が近辺を支配した時はもちろん、それ以前から城砦として利用された可能性は […]
2023年7月15日 / 最終更新日 : 2023年7月31日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【321】えんこ石(今治市伯方町有津) えんこ石(今治市伯方町有津) 吉井勇歌碑のすぐ下の海岸にえんこ石というものがある。 私の子供の頃はエンコと言えばアメンボのことであった。県北ではタイコウチのことをエンコと呼ぶそうであるから、詳しく調べてみれば水棲昆虫の名 […]
2023年7月15日 / 最終更新日 : 2023年7月28日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【31】珈琲エル・グレコ 夕方5時過ぎには、家に着く事が出来た。 意外にも拓也が、夕食の支度をしてくれていた。野菜サラダにハムエッグ、それに味噌汁といった簡単なものだったが、疲労した体で食事の支度をするのが億劫だっただけに、何もしないで、すぐに食 […]
2023年7月8日 / 最終更新日 : 2023年7月12日 times シマナミ海アソビ しまなみ丸ごと冒険ツアー 陸と海の両方を楽しめる BIKE to KAYAK(バイク トゥ カヤック) (株)ディスカバーリンクせとうち(福山市、代表取締役:出原昌直)が運営するBETTER BICYCLES(ベターバイシクルズ)と、スローベースしまなみ(尾道市因島三庄町、代表:丸山邦夫)は、しまなみ海道サイクリングとカヤ […]
2023年7月8日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【320】吉井勇歌碑(今治市伯方町有津) 吉井勇歌碑(今治市伯方町有津) 船折瀬戸の東、矢崎の集会所のところに吉井勇の歌碑がある。地図上ではエンコ石と書いているところだ。ただし、エンコ石と歌碑とは違う。 鵜島から離れると海域が広がり潮流はおだやかになるだろう。二 […]
2023年7月8日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【8】人を思いやること 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 人を思いやること(小学校の部 尾道市入選作品) 向島中央小学校5年 水野和香(わか)さん わたしが […]
2023年7月8日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【29】【30】むらすずめ 家の前には、銀行の支店長名で、花輪が一対だけ立っていた。参拝者もパラパラである。 静子は芳江の黒のワンピースを借りて、真珠のネックレスをしていた。さすがに一人では気が引けるが、そこはドン(信子)とシャー(美佐子)が気を利 […]
2023年7月1日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【319】鶏小島(今治市伯方町有津) 鶏小島(にわとりこじま・今治市伯方町有津) しまなみ海道の各島は、干満の差による海水の東西への移動を妨げるように並んでいる。なかでも燧灘(ひうちなだ)と斎灘(いつきなだ)の広い海域の間にある大島は、その南北で急流が生じる […]
2023年7月1日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times 社会を明るくする運動 「社会を明るくする運動」入選作文【7】思いやりを持って言葉を大切に 尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。 思いやりを持って言葉を大切に(小学校の部 尾道市入選作品) 御調中央小学校5年 田中宥人(ゆうと) […]
2023年6月24日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【318】造船所跡(今治市宮窪町鵜島) 造船所跡(今治市宮窪町鵜島) 能島のすぐ隣にある鵜島は村上水軍時代の造船所があった場所として有名である。白石一郎氏の『海狼伝』はフィクションであるが、能島と鵜島は重要な舞台となっている。 その鵜島に行くには、伯方島尾浦と […]
2023年6月24日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【159】ジョウビタキの尾羽再生 前回【158】で尾羽が、19日経過して風切羽の後端C(前回の図①を参照)近くまで伸びて来たことを述べた。 その2日後の2月19日(21日経過)の状態が写真①である。茶色の外側尾羽が翼の後端Cを超え、黒い中央尾羽がわずかに […]
2023年6月24日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times シマナミ海アソビ 尾道海属記念連載「シマナミ海アソビ」【16】プライベートビーチを楽しむ 穏やかな海とたくさんの島々のコントラストが美しいシマナミは、まさにカヤッキングパラダイスです。 しまなみ海道の島々にはきれいで穏やかなビーチがたくさんあります。その中でも今回は特にカヤックでしか行けないプライベートビーチ […]
2023年6月24日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times 松本肇短編小説 短編小説ショパンの調べ【28】大原美術館 「ドン(信子)が、アミ(恋人)に会いたくなったんで倉敷まで行こうって言うのよ」 夕食の後片付けをしながら、静子が言った。芳江が電話で、葬儀は明後日だと言っていた。もし拓也が許してくれたら、明朝たって3日もあれば、時間はあ […]