2025年5月3日 / 最終更新日 : 2025年5月9日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【404】伝六④「好善法師墓」 伝六④「好善法師墓」 白滝山表参道の仁王門下の伝六の墓については本連載175回で記した。 ↓↓↓↓↓ ふるさとの史跡をたずねて【175】伝六墓(因島重井町白滝山中腹) その広場山側(東側)には堂守の墓が並んでいる。 中に […]
2024年12月14日 / 最終更新日 : 2024年12月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【387】峯松土廟道寄付碑(尾道市因島重井町峰越) 峯松土廟道寄付碑(尾道市因島重井町峰越) 白滝山への登山道は色々あるが、おそらく白滝山五百羅漢が完成されて参道が整備される以前は鐘楼から西側の尾根がよく使われたものと思われる。 岩の多い尾根だから樹木に遮られるところが少 […]
2024年12月7日 / 最終更新日 : 2024年12月17日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【386】香炉台(尾道市因島重井町白滝山) 香炉台(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山裏参道にある子授観音の上にある白壁の内側に観音堂があり、その観音堂のご本尊の真裏に「恋し岩伝説」に対応する石観音がある。 だからその石観音にお参りするのは白壁と本堂の隙間を、あたか […]
2024年11月30日 / 最終更新日 : 2024年12月10日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【385】子授観音(尾道市因島重井町白滝山) 子授観音(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山五百羅漢の参道は色々ある。もちろんどこの山でも地元の人たちだけが通る小道が方々にあるように、白滝山にも裏の方や鐘楼の下の方から登る道もある。しかし、ここでは一般的な参道だけを記す […]
2024年11月23日 / 最終更新日 : 2024年12月10日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【384】石灯篭その2(尾道市因島重井町白滝山) この優美な石灯篭の北面には大きく「奉寄進」(寄進たてまつる)と彫られている=写真①。 その左隣(東側)に、「尾道石工 定兵衛」とある=写真②。逆に右側(西側)には「文政十三庚寅年四月吉祥日」とある=写真③。これが事実で、 […]
2024年11月16日 / 最終更新日 : 2024年12月10日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【383】石灯篭その1(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山山頂の展望台の登り口の前、東側に優美な石灯篭=写真=がある。眺望もまことに素晴らしく、目に入る島や山の名前を書いていたらきりがないので、因島大橋やめかりの瀬戸、備後灘、燧灘が一望できる、と書くに留める。 だから、夜 […]
2024年11月2日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【382】過去七仏その2(尾道市因島重井町白滝山) 過去七仏その2(尾道市因島重井町白滝山) 過去七仏の立っている基台を眺めてみよう。基台を構成する周辺の石には平面的なレリーフ(浮き彫り)が21体彫られている。ユニークな表情とその数には驚くほかない。 普通、仏画にしても仏 […]
2024年10月19日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【381】過去七仏その1(尾道市因島重井町白滝山) 過去七仏その1(尾道市因島重井町白滝山) 釈迦三尊像の裏をさらに山頂へ向かうと渦巻き状に配された西国三十三観音についで「過去七仏」がある=写真㊤。 十六羅漢や釈迦三尊像に比べれば、いかにも素人の製作だとわかる。しかし、よ […]
2024年10月12日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【380】四天王(尾道市因島重井町白滝山) 四天王(尾道市因島重井町白滝山) 徳川四天王というのは酒井、本多、榊原、井伊の四武将を言うようだが4という数字は東西南北の四方を守るのが戦の原則だろうから戦国武将を呼ぶのに無理がない。釈迦三尊像の四囲を囲む四天王も武具を […]
2024年10月5日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【379】文殊菩薩像(尾道市因島重井町白滝山) 文殊菩薩像(尾道市因島重井町白滝山) 釈迦三尊像の向かって右(西)側が文殊菩薩である。文殊菩薩は普賢菩薩よりはるかに有名で「3人寄れば文殊の知恵」と言って、子供でも知っている。その人気の凄さは例えば天の橋立に行っても、何 […]
2024年9月28日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【378】普賢菩薩像(尾道市因島重井町白滝山) 普賢菩薩像(尾道市因島重井町白滝山) 左右5人ずつの十大弟子に囲まれて釈迦三尊像があり、向かって左(東)側が普賢菩薩である。 島原半島の噴火で有名な雲仙岳の主峰普賢岳の名から、いかにも力強い菩薩が想像されるが、漢字を素直 […]
2024年9月21日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【377】十大弟子基台(尾道市因島重井町白滝山) 十大弟子基台(尾道市因島重井町白滝山) 十大弟子が設置されている石の台のことである。その左側の5人の台石の下に小枠があり、その中に寄進者林蔵が自ら記した文字がある。 現存する白滝山関係文書の中には、白滝山石仏群の由来を記 […]
2024年9月14日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【376】十大弟子(尾道市因島重井町白滝山) 十大弟子(尾道市因島重井町白滝山) 十六羅漢の次は十大弟子ということになる。なぜか。よくセットで語られるからである。それ以上に白滝山では十六羅漢の隣にあるからである。 しかし、知名度では格段に十六羅漢より劣る。そして全国 […]
2024年9月9日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【375】十六羅漢(尾道市因島重井町白滝山) 十六羅漢(尾道市因島重井町白滝山) 仏教の世界は平等社会かと思っていたら、如来、菩薩、羅漢という厳然たる差別がある。そのせいか各宗派の組織においても、名称は異なるものの各階層があり、より上位を目指す意志と究極の目標である […]
2024年8月31日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【374】日本大小神祇(尾道市因島重井町白滝山) 日本大小神祇(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山山頂から東側へ少し下がったところに将棋の駒のように先が尖った岩があり「日本大小神祇」と書かれてる。台座には「奉寄進」と両はしに「柏原」「林蔵」と彫られている。 白滝山五百羅漢 […]
2024年8月24日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【373】一観像(尾道市因島重井町白滝山) 一観像(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山山頂の最高部の阿弥陀三尊像の前、すなわち少し下には一観夫妻像があり、当然の事ながらそのまん中に一観像、すなわち柏原伝六の座像がある。そして、その大きさは阿弥陀如来の隣の観音菩薩像よ […]
2024年8月10日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【372】観音菩薩像(尾道市因島重井町白滝山) 観音菩薩像(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山山頂の最高部に阿弥陀三尊像があることは、白滝山が西方極楽浄土をイメージしたものであると思って間違いなかろう。阿弥陀如来の左側、すなわち向かって右側(西側)は観音菩薩像である。 […]
2024年7月6日 / 最終更新日 : 2024年7月13日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【367】柏原林蔵像(尾道市因島重井町白滝山) 柏原林蔵像(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山山頂の釈迦三尊像の前に因島八十八箇所番外札所白滝観音寺というのがある。その隣に等身大の石像がある。柏原林蔵像である=写真。石段を登ってきた人を迎えるように南西を向いている。初代 […]
2024年6月29日 / 最終更新日 : 2024年7月8日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【366】不動明王(尾道市因島重井町白滝山) 不動明王(尾道市因島重井町白滝山) 初代慈母観音から大岩の面を左の方に目を転じると、さらに迫力のある不動明王が目に入る。細かい細工と躍動感に溢れたその姿は、多宝塔の載る大岩に掘られた他の作品を圧倒している=写真㊦。不動明 […]
2024年6月22日 / 最終更新日 : 2024年7月8日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【365】慈母観音(尾道市因島重井町白滝山) 慈母観音(尾道市因島重井町白滝山) 初代慈母観音である=写真㊨。ただし「初代」の文字はどこにも書いてないし、二代目がずっと後になってできたのだから作者にも初代の意識はなかったであろう。 その初代慈母観音はさらに表参道を登 […]
2024年6月15日 / 最終更新日 : 2024年6月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【364】二代目慈母観音(尾道市因島重井町白滝山) 二代目慈母観音(尾道市因島重井町白滝山) さらに白滝山頂上を目指す。八合目駐車場からの参道と合流してほどなく一丁の丁石のところで参道は左右に分かれる。右側が表参道である。登りは表参道を、下りは裏参道を降りることを勧める。 […]
2024年6月8日 / 最終更新日 : 2024年6月16日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【363】大日如来像(尾道市因島重井町白滝山) 大日如来像(尾道市因島重井町白滝山) 大日如来像は白滝山山頂にはなくて中腹にある。仁王門を過ぎて登って行くと、三叉路になり右側が島四国85番八栗寺への参道、左側が表参道となる。その表参道を登ると程なく数体の石仏に囲まれて […]
2024年6月1日 / 最終更新日 : 2024年6月9日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【362】仁王門寄附碑(尾道市因島重井町白滝山) 仁王門寄附碑(尾道市因島重井町白滝山) 仁王門の下の因島八景の石碑の反対側、すなわち北側に仁王門建設の寄附碑がある。正面には「一、金壱百円 柏原軽之助 二王門建築費江喜捨」=写真㊧。 右横面には「明治四十二年三月吉日建之 […]
2024年5月25日 / 最終更新日 : 2024年6月4日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【361】因島八景(尾道市因島重井町白滝山) 因島八景(尾道市因島重井町白滝山) 仁王門の下には因島八景第三景の石碑がある。すなわち、「因島八景 白滝山頂から多島美」の石碑がある。書かれた文字の通り解釈すれば、ここにあるのは不自然で、文字通り山頂のしかるべきところに […]
2024年5月18日 / 最終更新日 : 2024年6月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【360】六地蔵(尾道市因島重井町白滝山) 六地蔵(尾道市因島重井町白滝山) 仁王門を抜けて表参道を登ると左右三体ずつ並んだ六地蔵がある。六地蔵が迎えてくれると書いた方がふさわしい。仁王像の厳しい顔に迎えてくれるという雰囲気を感じる人はあまり多くはないと思う。だか […]
2024年5月11日 / 最終更新日 : 2024年5月28日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【359】仁王門(尾道市因島重井町白滝山) 仁王門(尾道市因島重井町白滝山) 仁王門の中にある左右の仁王像は白滝山五百羅漢完成後、白滝山石仏工事の中心であった尾道石工太兵衛が製作したもので、伊浜の重井八幡神社に奉納されていた。 それが明治元年に神仏分離によって神社 […]
2024年4月27日 / 最終更新日 : 2024年5月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【358】仁王像(尾道市因島重井町白滝山) 仁王像(尾道市因島重井町白滝山) くぐり岩からさらに下山を続けると、仁王門があり、下から見ると仁王像が左右一対として安置されている。もし、白滝山の他の石仏群がなくても、この仁王像だけでも、白滝山は霊山として崇められ、人々 […]
2024年4月20日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【357】くぐり岩(尾道市因島重井町白滝山) くぐり岩(尾道市因島重井町白滝山) 奇岩である。スリル満点である。 島四国85番八栗寺にお参りするのに下から登る時は、直前で。上からきて、さらに下に降りる場合は、まもなく、必ず通る岩の下の狭い道がある。 このような洞窟に […]
2024年4月13日 / 最終更新日 : 2024年5月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【356】四国85番八栗寺(尾道市因島重井町白滝山) 四国85番八栗寺(尾道市因島重井町白滝山) 島四国85番八栗寺にお参りするのであれば、自家用車の場合は、白滝山八合目駐車場から山頂を目指し、表参道と出会ったところで反対側に降りる。 あるいは、フラワーセンター、因島ペンシ […]
2024年4月6日 / 最終更新日 : 2024年12月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【355】平山画伯スケッチポイント⑩(尾道市因島重井町白滝山) 平山画伯スケッチポイント⑩(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山八合目駐車場にも平山画伯のスケッチポイントの石板がある。と言っても、駐車場から白滝山へ登る方向とは反対なので、多くの人が見過ごしてしまう。登山道の方に行かずに北 […]