ふるさとの史跡をたずねて【419】伝六⑲因島白滝公園保勝会

伝六⑲因島白滝公園保勝会

昭和30年に因島白滝公園保勝会が設立され、それまで伝六ゆかりの数軒の家と地元のわずかばかりの有力者から成る白滝山管理人から、広く町内の有志の関与することとなった。その後、重井町の町内会組織の一つとなり、現在も活発に活動を続けている。

昭和28年に因島市制が発足し、御調郡重井村から因島市重井町になった。御調郡重井村から御調郡重井町に変わったのではない。因島市重井町になったのである。このことは重井村長が重井町長になったのではなく、重井町長という職は無く、村立とか村有というものは市のものになった。それまで村・民一体で、村をあげて白滝山を支えてきたその重井村は、重井町になったが政治的実態は消失した訳である。

そのような歴史の変化に対応した極めて賢明な選択であったと思う。

さて、その聞きなれない「保勝会」と言う言葉は文字通りに解釈すれば、景勝地を保護・保存する会ということであろうが、別に創見でも何でもない。前年に土生町の因島公園について、因島公園保勝会が設立されていることが、古い看板からわかる=写真

ここで、その文化史的な意義について考えてみたい。何気なく「白滝公園保勝会」と呼んでいるが、公園になった意味は大きい。宗教的な山を公園にしてしまった訳である。そのことは、宗教的な要素を排除することによって町内会組織として管理団体を再生させたと言っても良いのかもしれない。

(写真・文 柏原林造)

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