2023年12月2日 / 最終更新日 : 2023年12月10日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【339】平山画伯スケッチポイント37(今治市上浦町井口) 平山画伯スケッチポイント37(今治市上浦町井口9170-2) 平山郁夫画伯しまなみ海道五十三次のスケッチポイントは、生口島のものが圧倒的に多いのは当然であるが、また多々羅大橋を描いたものも多いのも注目に値する。やはり生家 […]
2023年11月25日 / 最終更新日 : 2023年12月2日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【338】宝篋印塔(今治市大三島町宮浦) 宝篋印塔(今治市大三島町宮浦) 大三島の大山祇神社には巨大な宝篋印塔(ほうきょういんとう)が3基あり、それも一遍上人ゆかりのものと伝わっている。 一遍上人は空也上人が始めた踊り念仏を広めながら全国各地を遊行した人である。 […]
2023年11月18日 / 最終更新日 : 2023年11月27日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【337】甘崎城跡(今治市上浦町甘崎4661) 甘崎城跡(今治市上浦町甘崎4661) 大島の能島の対岸の水場は道路の分かれ道に小さな溝と草の茂った崖があるだけで、何ら目印になるようなものはない。それに対して大三島の水場はありがたいことに「水場」というバス停まであって、 […]
2023年11月11日 / 最終更新日 : 2023年11月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【336】笛之戸庄左衛門頌徳碑(今治市宮窪町江口) 笛之戸庄左衛門頌徳碑(今治市宮窪町江口) 能島への水を供給するための大島側の水場を探していたら、人家が途切れる江口集会所の隣に、大きな頌徳碑があった。その隣の小さな石には「猪之塚」と書いてあるだけである。大きな方は「頌徳 […]
2023年11月4日 / 最終更新日 : 2023年11月15日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【335】館山(今治市吉海町) 館山(今治市吉海町) 大島では亀老山(301メートル)が圧倒的に有名であるが、その南西にあってやや低い館山(たてやま)(230メートル)も捨てがたい。館山は亀老山と違い自動車道はついていないので、海岸から頂上まで標高の2 […]
2023年10月28日 / 最終更新日 : 2023年11月15日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【334】金剛福寺参道入口(今治市吉海町名駒) 金剛福寺参道入口(今治市吉海町名駒) 大島准四国霊場の各札所の名前はこれまで書いてきたようにお堂の名前で呼ばれ、四国の寺名は副次的に添えられる。今回は煩雑になるので寺番と四国名で記したい。 その38番金剛福寺の本四国は足 […]
2023年10月21日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【333】北畠顕成井戸跡(今治市吉海町名) 北畠顕成井戸跡(今治市吉海町名) 能島の対岸の大島、甘崎城跡(古城島)の対岸の大三島には、それぞれ水場と呼ばれる地名が残っており、各小島に居を構えた水軍がそこから飲料水を運んだと推定される。 大島の国道317線を南に向か […]
2023年10月14日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【332】菅原池(今治市宮窪町宮窪) 菅原池(今治市宮窪町宮窪) 伊予大島准四国霊場9番大聖庵の次は国道を隔てた10番証明寺(四国名切幡寺)で、ここはかつて能島水軍の菩提寺があったところだと紹介した。【本連載310】 ふるさとの史跡をたずねて【310】能島村 […]
2023年10月7日 / 最終更新日 : 2023年10月26日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【331】不動明王(今治市宮窪町宮窪不動) 不動明王(今治市宮窪町宮窪不動) カレイ山に車で登るには大島北インターを出て左折し国道317号を宮窪港の方へ向かう。菅原池近くに信号があるので左折すればよい。しまなみ海道の高架下を抜けたところで右折するが、そこから左へ降 […]
2023年9月30日 / 最終更新日 : 2023年10月8日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【330】平山画伯スケッチポイント47(今治市宮窪町宮窪6355-2) 平山画伯スケッチポイント47(今治市宮窪町宮窪6355-2) 標高232メートルのカレイ山は大島の東北端に近く、能島、見近島を眼下に見おろすことができる。だからと言って見張り台らしきものを設置して常に監視していないといけ […]
2023年9月23日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【329】余所国小学校跡(今治市宮窪町余所国) 余所国小学校跡(今治市宮窪町余所国) かつて中島忠由氏が水軍時代の因島大浜町に共同租界地があり、軍監などが派遣されていたということを記された。そしてそこを「余所国(よそのくに)」と呼ぶとも。しかし、因島でそのような文書を […]
2023年9月16日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【328】見近島(今治市宮窪町宮窪) 見近島(今治市宮窪町宮窪) 伯方島と大島の間の橋脚の島ということになる。無人島でキャンプ場がある。歩行者、自転車、原付バイクしか降りられない。車では降りられないということは、救急車を呼んでも時間がかかるし、通常の消防車も […]
2023年9月9日 / 最終更新日 : 2023年9月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【327】平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町有津) 平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町有津) 319回で船折瀬戸の鶏小島を紹介した。その時、車をとめた駐車場の西の端に平山郁夫画伯のしまなみ海道五十三次スケッチポイントの石板があった。「伯方大島大橋 伯方島」で1999年 […]
2023年9月2日 / 最終更新日 : 2023年9月13日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【326】開山公園(今治市伯方町伊方) 開山公園(今治市伯方町伊方) 伯方島の開山(ひらきやま)公園は桜の名所として特筆に値する。桜のシーズンには約千本の桜が咲き、林道は南から北への一方通行になるのだが、駐車場に限りがあるので、満車になると大変である。 桜だけ […]
2023年8月26日 / 最終更新日 : 2023年9月13日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【325】喜多浦八幡大神神社(今治市伯方町木浦甲1463) 喜多浦八幡大神神社(今治市伯方町木浦甲1463) 伯方島へ行ったら 北浦八幡神社へ一度は訪ねてみたい。長い石段と小山の上の神社という配置は珍しいものではないが、境内が広いせいか明るくて楽しいところである。 伯方町北浦にあ […]
2023年8月19日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【324】平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町木浦甲546) 平山画伯スケッチポイント(今治市伯方町木浦甲546) 木浦城跡、すなわち伯方ふるさと歴史公園には、平山郁夫画伯のしまなみ海道五十三次スケッチポイントの石板=写真㊤=もある。「伯方港四阪島と四国山系を遠望」と左下に書かれて […]
2023年7月29日 / 最終更新日 : 2023年8月4日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【323】木浦城跡(今治市伯方町木浦甲546) 木浦城跡(今治市伯方町木浦甲546) 伯方港の北側の小高い山が木浦(きのうら)城跡である。木浦城と言うよりも伯方ふるさと歴史公園と言った方がよくわかる。そこには天守閣を模した展望回廊と資料館があったのだが、残念ながら現在 […]
2023年7月22日 / 最終更新日 : 2023年7月31日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【322】金ヶ崎城跡(今治市伯方町木浦甲72) 金ヶ崎城跡(今治市伯方町木浦甲72) 伯方町木浦の金ヶ崎は木浦港の北東に位置する岬で、古くから人が住んでいたらしく、周辺は遺跡の宝庫である。能島村上氏が近辺を支配した時はもちろん、それ以前から城砦として利用された可能性は […]
2023年7月15日 / 最終更新日 : 2023年7月31日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【321】えんこ石(今治市伯方町有津) えんこ石(今治市伯方町有津) 吉井勇歌碑のすぐ下の海岸にえんこ石というものがある。 私の子供の頃はエンコと言えばアメンボのことであった。県北ではタイコウチのことをエンコと呼ぶそうであるから、詳しく調べてみれば水棲昆虫の名 […]
2023年7月8日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【320】吉井勇歌碑(今治市伯方町有津) 吉井勇歌碑(今治市伯方町有津) 船折瀬戸の東、矢崎の集会所のところに吉井勇の歌碑がある。地図上ではエンコ石と書いているところだ。ただし、エンコ石と歌碑とは違う。 鵜島から離れると海域が広がり潮流はおだやかになるだろう。二 […]
2023年7月1日 / 最終更新日 : 2023年7月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【319】鶏小島(今治市伯方町有津) 鶏小島(にわとりこじま・今治市伯方町有津) しまなみ海道の各島は、干満の差による海水の東西への移動を妨げるように並んでいる。なかでも燧灘(ひうちなだ)と斎灘(いつきなだ)の広い海域の間にある大島は、その南北で急流が生じる […]
2023年6月24日 / 最終更新日 : 2023年7月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【318】造船所跡(今治市宮窪町鵜島) 造船所跡(今治市宮窪町鵜島) 能島のすぐ隣にある鵜島は村上水軍時代の造船所があった場所として有名である。白石一郎氏の『海狼伝』はフィクションであるが、能島と鵜島は重要な舞台となっている。 その鵜島に行くには、伯方島尾浦と […]
2023年5月27日 / 最終更新日 : 2023年6月6日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【314】芸予要塞跡(今治市波止浜町小島) 芸予要塞跡(今治市波止浜町小島) 「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」というのは啄木の有名な歌であるが、そんな感傷とは全く無縁な小島は波止浜から出るフェリーに、来島からさらに5分ほど乗ると着く。「こじま」 […]
2023年5月20日 / 最終更新日 : 2023年5月30日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【313】心月庵(今治市波止浜町来島) 心月庵(今治市波止浜町来島) 来島村上氏の城主の館跡を心月庵という。なかなか風流のある名前だが、館跡は荒れ果てている。建物は来島村上氏の時代のものではなく、江戸時代の建物でもなかろう。しかし、古井戸や庭園の配置から考える […]
2023年5月13日 / 最終更新日 : 2023年5月24日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【312】来島城跡(今治市波止浜町来島) 来島城跡(今治市波止浜町来島) 来島村上氏の本拠地来島には今治市波止浜港からフェリーに乗れば5分ほどで着く。島の東から南にかけての平地には民家が何軒かあり、建物はしっかりしているのに人の住んでいないような家もある。江戸時 […]
2023年5月6日 / 最終更新日 : 2023年5月14日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【311】村上雅房墓(今治市伯方町木浦) 村上雅房墓(今治市伯方町木浦) 能島村上氏初代村上雅房夫妻の墓が伯方島にある。今治市役所伯方支所のある木浦である。曹洞宗禅興寺を目指す。山門から外を見ると左前方に楠の大木が見える。路地を少し歩くと着く。伯方支所の方から山 […]
2023年4月24日 / 最終更新日 : 2023年5月11日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【310】能島村上家菩提寺跡(今治市宮窪町大窪) 能島村上家菩提寺跡(今治市宮窪町大窪) 大島准四国霊場10番証明寺(切幡寺)へ行くには、大島北インターから国道317号線に出ると左折して宮窪漁港の方に向かう。右手に駐在所がある。駐在所の西側の丘は国道に面してコンクリート […]
2023年3月4日 / 最終更新日 : 2023年3月14日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【304】高龍寺閻魔堂(今治市吉海町名田居高龍寺) 高龍寺閻魔堂(今治市吉海町名田居高龍寺) 高龍寺の山門の近くに閻魔堂があり、怖い顔をした閻魔大王をはじめ、不気味な顔をした面々が山門をくぐる人を監視している。 学校で、教師が生徒の成績や素行を記録したノートをエンマ帳と言 […]
2023年2月25日 / 最終更新日 : 2023年3月8日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【303】村上義弘公碑(今治市吉海町名田居高龍寺) 村上義弘公碑(今治市吉海町名田居高龍寺) しまなみ海道が完全に開通する前は、島内の橋と橋の間は一般道を通ったことが因島、生口島、大島ではあった。大島の大島北インターチェンジと南インターチェンジの間の国道317号線を通った […]
2023年2月18日 / 最終更新日 : 2023年3月2日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【302】村上義弘墓(今治市吉海町名亀老山) 村上義弘墓(今治市吉海町名亀老山) 村上義弘公の墓が大島の亀老山中腹にある。ここを目指すには、大島北インターチェンジで降りて右折し、国道317号線で南を目指す。高龍寺の近くから亀老山に通じる道がある。あるいは伊予大島四国 […]