ふるさとの史跡をたずねて【333】北畠顕成井戸跡(今治市吉海町名)

北畠顕成井戸跡(今治市吉海町名)

能島の対岸の大島、甘崎城跡(古城島)の対岸の大三島には、それぞれ水場と呼ばれる地名が残っており、各小島に居を構えた水軍がそこから飲料水を運んだと推定される。

大島の国道317線を南に向かうと来島海峡に出る。そこの「道の駅よしうみ」の前で左折し、海岸沿いを進むと、やはり水場がある。近くの小島を探すと、来島海峡第一大橋と第二大橋の接点となっている武志島(むしじま)が見える。ここは村上義弘の城砦の一つだった。かつて水軍が武志島に住んでいたとき、ここから飲料水を運んだものと思われる。

さて、この水場の近くの山の中に北畠顕成(あきなり)の井戸跡があるというので、竹薮の中を探した。宝筐印塔と窪地があった。北畠顕成の宝筐印塔と井戸跡かもしれないが確証は得られなかった。

ここにそういう話があるということは三島村上水軍の祖と言われる村上師清(もろきよ)の伝説が、この辺りから起こったと考えてもよいのだろう。

ここで師清伝説について整理すると、

  1. 村上義弘の名跡を継ぐため信州更級郡から和歌山雑賀党の協力を得て、伊予大島へやってきた。
  2. 釣島箱崎浦の戦いに勝って子息を三島に配して、三島村上水軍を起こした。
  3. 南北朝動乱終焉後、新田義貞、脇屋義助の子孫らを保護養育し身内を娶せて村上党として救井氏、稲井氏とした。そして最後に、元は北畠顕成師清であるが、大島に来て村上師清に改めたという話である。

井戸跡はその北畠顕成ゆかりの伝承の一つである。

写真・文 柏原林造

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