ふるさとの史跡をたずねて【326】開山公園(今治市伯方町伊方)

開山公園(今治市伯方町伊方)

伯方島の開山(ひらきやま)公園は桜の名所として特筆に値する。桜のシーズンには約千本の桜が咲き、林道は南から北への一方通行になるのだが、駐車場に限りがあるので、満車になると大変である。

桜だけでなく景色もよく、西には大三島橋のかかる鼻栗の瀬戸、そして北に多々羅大橋が見える。さらに右手方向には生口島と岩城島の間に因島が遥かに望める=写真㊤

開山公園が現在のような桜の名所になるには3人の功労者がいた。もちろん地元の人々や町の協力があってのことではあるが。

まず、地元の篤志家で大地主の馬越新吉氏が私財を投じて149メートルの沖浦山を開墾し、果樹などを栽培した。それで開山と呼ばれるようになった。しかし、馬越氏は明治41年に48歳で事業半ばで亡くなった。

その後荒廃していたが、明治から大正にかけて瀬戸田町の小林磨五六氏が再開墾して除虫菊を栽培した。小林氏は大正10年に観音堂を建てた。翌年、三十三観音=写真㊦、熊野権現、花山院、不動尊などを寄進する人が相次いだ。

昭和27年に慈母観音が寄進されると、翌年、木浦の藤井伊太郎氏が発起人となり40数名の寄進により桜が大々的に植えられた。

その後、国立公園に指定されたり林道や展望台が建設され、現在の盛況となった。

なお、ロープウェイを設置する計画があり、用地買収まで進んでいたが取りやめになった。もし設置されていても、維持費を賄えるだけの観光客が来たか疑問であろう。

写真・文 柏原林造

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