2024年4月27日 / 最終更新日 : 2024年5月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【358】仁王像(尾道市因島重井町白滝山) 仁王像(尾道市因島重井町白滝山) くぐり岩からさらに下山を続けると、仁王門があり、下から見ると仁王像が左右一対として安置されている。もし、白滝山の他の石仏群がなくても、この仁王像だけでも、白滝山は霊山として崇められ、人々 […]
2024年4月20日 / 最終更新日 : 2024年4月28日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【357】くぐり岩(尾道市因島重井町白滝山) くぐり岩(尾道市因島重井町白滝山) 奇岩である。スリル満点である。 島四国85番八栗寺にお参りするのに下から登る時は、直前で。上からきて、さらに下に降りる場合は、まもなく、必ず通る岩の下の狭い道がある。 このような洞窟に […]
2024年4月13日 / 最終更新日 : 2024年5月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【356】四国85番八栗寺(尾道市因島重井町白滝山) 四国85番八栗寺(尾道市因島重井町白滝山) 島四国85番八栗寺にお参りするのであれば、自家用車の場合は、白滝山八合目駐車場から山頂を目指し、表参道と出会ったところで反対側に降りる。 あるいは、フラワーセンター、因島ペンシ […]
2024年4月6日 / 最終更新日 : 2024年5月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【355】平山画伯スケッチポイント⑩(尾道市因島重井町白滝山) 平山画伯スケッチポイント⑩(尾道市因島重井町白滝山) 白滝山八合目駐車場にも平山画伯のスケッチポイントの石板がある。と言っても、駐車場から白滝山へ登る方向とは反対なので、多くの人が見過ごしてしまう。登山道の方に行かずに北 […]
2024年3月23日 / 最終更新日 : 2024年3月31日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【354】平山画伯スケッチポイント⑫(尾道市因島土生町荒神) 平山画伯スケッチポイント⑫(尾道市因島土生町荒神) ナティーク城山にあるもう一つのスケッチポイントはエレベーターでホテルのロビーに向かうと、連絡通路を渡ったところにある。 南の方に向かって、「因島土生町からの遠望 弓削島 […]
2024年3月16日 / 最終更新日 : 2024年5月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【353】平山画伯スケッチポイント11(尾道市土生町荒神) 平山画伯スケッチポイント11(尾道市土生町荒神) このあたりで因島へ戻ることにしよう。ホテル・ナティーク城山には平山画伯のスケッチポイントが2つある。 今回は北側のテラスにある「土生港から遠望」である。中央の島が釣島。左 […]
2024年3月9日 / 最終更新日 : 2024年5月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【352】平山画伯スケッチポイント18(尾道市瀬戸田町向上寺山) 平山画伯スケッチポイント⑱(尾道市瀬戸田町向上寺山) あの有名な耕三寺である。我々の世代には瀬戸田町と言えば耕三寺であった。向上寺の三重の塔がいくら国宝だと言っても、耕三寺のきらびやかな建物群の方に魅了された。それは学校 […]
2024年3月2日 / 最終更新日 : 2024年3月21日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【351】石鎚神社(尾道市瀬戸田町高根) 石鎚神社(尾道市瀬戸田町高根) 山の名前には地形にちなむ滝山のようなものの他に、蔵王山、浅間山、石鎚山、竜王山などというのがあるように、信仰の対象からついたものがかなりある。竜王山は雨乞いだから別格として蔵王、浅間、石鎚 […]
2024年2月24日 / 最終更新日 : 2024年3月21日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【350】滝山観音(尾道市瀬戸田町高根) 滝山観音(尾道市瀬戸田町高根) 因島から見ると高根島の高根山の南斜面はなだらかな富士山形で「片富士」などと呼ぶ人がいる。その高根山の中腹には、滝山観音と呼ばれる西国三十三観音の写し霊場がある。 現在は、山全体を覆っている […]
2024年2月17日 / 最終更新日 : 2024年2月23日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【349】名荷涅槃像(尾道市因島洲江町正善寺) 涅槃像(尾道市因島洲江町正善寺) 因島洲江町の曹洞宗天龍山正善寺には涅槃像(ねはんぞう)がある。 美術品の鑑賞には国宝とか重要文化財であるとか、誰々作とかのレッテルが付きまとう。しかし、この涅槃像を見ていると、そんな知識 […]
2024年2月10日 / 最終更新日 : 2024年2月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【348】名荷(みょうが)神社(尾道市瀬戸田町名荷) 名荷神社(尾道市瀬戸田町名荷) 名荷(みょうが)神社の参道は長い。写真㊤の鳥居よりも前から続くのであるが、この位置からなら牡蠣山が後ろに見え、参道の彼方に拝殿の緑青(ろくしょう)の屋根がかすかに見える。長い参道を登ると名 […]
2024年2月3日 / 最終更新日 : 2024年2月11日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【347】牡蠣山(尾道市瀬戸田町茗荷) 牡蠣山(尾道市瀬戸田町茗荷) 前回すこし触れた牡蠣山について書いてみよう。 牡蠣山は生口島の東側にそびえる標高408メートルの形の良い山で、生口島では、西端の観音山に次いで2番目に高く、茗荷と洲江町・原町を隔てている。高 […]
2024年1月27日 / 最終更新日 : 2024年2月6日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【346】天満神社(尾道市因島洲江町) 天満神社(尾道市因島洲江町) 生口四国霊場は瀬戸田町茗荷から始まり、7番の鉢谷大師堂を過ぎると稲荷神社の隣を通って山を越えて洲江町に入る。 これは茗荷と洲江町とを結ぶ海岸通りがない時代の創建で、茗荷と洲江町との間は山で隔 […]
2024年1月20日 / 最終更新日 : 2024年1月28日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【345】生口四国12番焼山寺(尾道市因島原町荒神社) 生口四国12番焼山寺(尾道市因島原町荒神社) 生口四国霊場第十二番札所焼山寺は荒神社の境内にある。と言っても珍しいことではないが、いつもながら複雑な感情と、別の意味での安心感を同時にもつ。 複雑な感情というのは神社の境内 […]
2024年1月13日 / 最終更新日 : 2024年1月24日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【344】生口四国16番延命寺(尾道市因島原町堂中) 生口四国16番延命寺(尾道市因島原町堂中) 生口四国霊場は安政五年ごろの設置だというから、因島の島四国よりはるかに古い。 今回はそのうちの16番延命寺を紹介する。四国名では観音寺であるが、ここはかつて延命寺のあったところ […]
2024年1月6日 / 最終更新日 : 2024年1月16日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【343】平山画伯スケッチポイント15(尾道市瀬戸田町瀬戸田御寺) 生口島の南側に回ると、因島洲江町、因島原町の南は岩城島が目の前にあって高い積善山が視界を遮るが、岩城島との間は日当たりの点から考えれば十分な距離で、まことに良好な土地である。さらに西に行けば伯方島が遠く見えるようになり、 […]
2024年1月1日 / 最終更新日 : 2024年1月8日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【342】平山画伯スケッチポイント20(尾道市瀬戸田町瀬戸田57) 前回の向上寺三重の塔のスケッチポイントの1つ前は、向上寺山門のところである。山門がここにあるから、ここが表参道ということになるのであろうが、途中通ってきた狭い路地は別のもので、いつしか参道に合流していたと解釈してよいのか […]
2023年12月16日 / 最終更新日 : 2023年12月30日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【341】平山画伯スケッチポイント21(尾道市瀬戸田町瀬戸田57) 向上寺三重の塔は平山郁夫画伯の生家に近いところにある国宝の建物であるから、平山画伯でなくとも様々な角度で描いて見たくなるのも当然である。だから三重の塔を描いたものが3枚もあっても、決して多すぎはしない。むしろ少なすぎると […]
2023年12月9日 / 最終更新日 : 2023年12月18日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【340】平山画伯スケッチポイント24(尾道市瀬戸田町瀬戸田) 平山画伯スケッチポイント24(尾道市瀬戸田町瀬戸田) 回に続き平山郁夫画伯のしまなみ海道五十三次のスケッチポイントである。せっかくであるから瀬戸田町について書いてみよう。前回書いたようにたくさんあるので、選択に迷うが、い […]
2023年12月2日 / 最終更新日 : 2023年12月10日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【339】平山画伯スケッチポイント37(今治市上浦町井口) 平山画伯スケッチポイント37(今治市上浦町井口9170-2) 平山郁夫画伯しまなみ海道五十三次のスケッチポイントは、生口島のものが圧倒的に多いのは当然であるが、また多々羅大橋を描いたものも多いのも注目に値する。やはり生家 […]
2023年11月25日 / 最終更新日 : 2023年12月2日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【338】宝篋印塔(今治市大三島町宮浦) 宝篋印塔(今治市大三島町宮浦) 大三島の大山祇神社には巨大な宝篋印塔(ほうきょういんとう)が3基あり、それも一遍上人ゆかりのものと伝わっている。 一遍上人は空也上人が始めた踊り念仏を広めながら全国各地を遊行した人である。 […]
2023年11月18日 / 最終更新日 : 2023年11月27日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【337】甘崎城跡(今治市上浦町甘崎4661) 甘崎城跡(今治市上浦町甘崎4661) 大島の能島の対岸の水場は道路の分かれ道に小さな溝と草の茂った崖があるだけで、何ら目印になるようなものはない。それに対して大三島の水場はありがたいことに「水場」というバス停まであって、 […]
2023年11月11日 / 最終更新日 : 2023年11月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【336】笛之戸庄左衛門頌徳碑(今治市宮窪町江口) 笛之戸庄左衛門頌徳碑(今治市宮窪町江口) 能島への水を供給するための大島側の水場を探していたら、人家が途切れる江口集会所の隣に、大きな頌徳碑があった。その隣の小さな石には「猪之塚」と書いてあるだけである。大きな方は「頌徳 […]
2023年11月4日 / 最終更新日 : 2023年11月15日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【335】館山(今治市吉海町) 館山(今治市吉海町) 大島では亀老山(301メートル)が圧倒的に有名であるが、その南西にあってやや低い館山(たてやま)(230メートル)も捨てがたい。館山は亀老山と違い自動車道はついていないので、海岸から頂上まで標高の2 […]
2023年10月28日 / 最終更新日 : 2023年11月15日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【334】金剛福寺参道入口(今治市吉海町名駒) 金剛福寺参道入口(今治市吉海町名駒) 大島准四国霊場の各札所の名前はこれまで書いてきたようにお堂の名前で呼ばれ、四国の寺名は副次的に添えられる。今回は煩雑になるので寺番と四国名で記したい。 その38番金剛福寺の本四国は足 […]
2023年10月21日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【333】北畠顕成井戸跡(今治市吉海町名) 北畠顕成井戸跡(今治市吉海町名) 能島の対岸の大島、甘崎城跡(古城島)の対岸の大三島には、それぞれ水場と呼ばれる地名が残っており、各小島に居を構えた水軍がそこから飲料水を運んだと推定される。 大島の国道317線を南に向か […]
2023年10月14日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【332】菅原池(今治市宮窪町宮窪) 菅原池(今治市宮窪町宮窪) 伊予大島准四国霊場9番大聖庵の次は国道を隔てた10番証明寺(四国名切幡寺)で、ここはかつて能島水軍の菩提寺があったところだと紹介した。【本連載310】 ふるさとの史跡をたずねて【310】能島村 […]
2023年10月7日 / 最終更新日 : 2023年10月26日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【331】不動明王(今治市宮窪町宮窪不動) 不動明王(今治市宮窪町宮窪不動) カレイ山に車で登るには大島北インターを出て左折し国道317号を宮窪港の方へ向かう。菅原池近くに信号があるので左折すればよい。しまなみ海道の高架下を抜けたところで右折するが、そこから左へ降 […]
2023年9月30日 / 最終更新日 : 2023年10月8日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【330】平山画伯スケッチポイント47(今治市宮窪町宮窪6355-2) 平山画伯スケッチポイント47(今治市宮窪町宮窪6355-2) 標高232メートルのカレイ山は大島の東北端に近く、能島、見近島を眼下に見おろすことができる。だからと言って見張り台らしきものを設置して常に監視していないといけ […]
2023年9月23日 / 最終更新日 : 2023年10月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【329】余所国小学校跡(今治市宮窪町余所国) 余所国小学校跡(今治市宮窪町余所国) かつて中島忠由氏が水軍時代の因島大浜町に共同租界地があり、軍監などが派遣されていたということを記された。そしてそこを「余所国(よそのくに)」と呼ぶとも。しかし、因島でそのような文書を […]