「島ごとぽるの展」閉幕 全国からファン、51日間の熱狂

島ごとぽるの展最終日のポートピアはぶ。応援にかけつけたはっさくん。最後まで盛り上がりをみせた。

因島出身のロックバンド「ポルノグラフィティ」のメジャーデビュー25周年を記念したイベント「島ごとぽるの展」が、2024年7月20日から9月8日までの51日間にわたり開催され、島全体を熱気に包み込みながら幕を閉じた。

イベント期間中、土生町のポートピアはぶでは「ぽるの思い出写真館」と公式グッズ販売が行われ、土生商店街では「移動喫茶ぽるの」が出店された。また、因島水軍花火大会では「夜市コラボ」が実施され、大浜町では猛暑の中「因島謎解きサウンドウォーク」や「しまなみビーサン跳ばし祭り」などが盛り上がりを見せた。

重井町の万田発酵(株)HAKKOホールでは「しまなみ映画館~ワンモアライヴ~」が開催され、田熊町ではメンバーの高校時代に通っていたレコード店「ミツイシヤ」が限定復活。店主の村上恵子さんと家族がファンを温かく迎えた。

グルメフェス松愛堂がグランプリ

島内飲食店とポルノグラフィティがコラボした「島ごとグルメフェス」には25店舗が参加。松愛堂因島土生店がグランプリを獲得し、今後もコラボメニューを継続販売する権利を手にした。全25店舗を制覇するために数回因島を訪れたファンも大勢おり、地域全体が賑わいを見せた。

松愛堂のグルメフェスグランプリ商品

コラボグッズ売れきれ続出

因島のイメージキャラクター「はっさくん」と「島ごとぽるの展」とのコラボグッズはファンに大人気で、参加した25事業所で品切れが相次いだ。

9月1日に因島運動公園で行われたポルノグラフィティの野外ライブ会場でもコラボグッズが販売され、販売スタッフはファンの熱気に圧倒されながら、休む間もなく対応に追われた。

因島水軍まつりコラボタオルは4,400枚が完売し、昨年の2,500枚を大幅に上回った。

ポルノグラフィティの聖地として

「島ごとぽるの展」は、尾道市や因島商工会議所、因島観光協会、因島区長連合会など、多くの団体や事業所が協力し、ファンと地元住民の熱意で、因島史上前例のない活性化をもたらし大成功を収めた。

因島商工会議所の田中洋平専務=写真㊦=は「イベントが徐々に盛り上がり、因島に活気が戻った。この動きを一過性で終わらせず、ポルノグラフィティの聖地として年間を通じて多くの人に訪れてもらえるような企画を今後も考えていきたい」と意気込む。

この熱狂をきっかけに、因島が今後さらに注目されることが期待されている。

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