故郷への手紙【73】島ごとぽるの展①折古の浜

島ごとぽるの展」。今年9月にメジャーデビュー25周年を迎える因島出身ロックバンド「ポルノグラフィティ」が、地元因島をまるごとイベント会場にした企画。故郷への恩返し、新たな価値創造や地域の活性化という目的がある。私はその情報をインスタグラムで知り、4月からウキウキしていた。この夏は必ず刺激的で最高になると確信した。お盆の時期に帰省するのは何年振りだろうか。2泊3日の弾丸帰省。8月13日は、朝から母の運転で「島ごとぽるの展」やポルノグラフィティゆかりの場所を巡ることにした。…

(青木恵)

島ごとぽるの展① 折古の浜

ポルノグラフィティファンの聖地「折古の浜」。楽曲「狼」の歌詞に「夏盛り、折古の浜」と使われた。全国から多くのファンが訪れている。

まずは、折古の浜(因島三庄町折古の浜海水浴場)へ。五柱神社の鳥居の横、薄暗いトンネル=写真㊨=を抜けると見えてきた。

この海、身体に染み込んでいる。朝の静かな海に、いつかの私たちの姿が鮮やかに甦ってきた。飛び込み台ではしゃいだ夏、体育祭の練習をした防波堤、元旦の初日の出を見た透きとおった空、そこで笑う私たちの姿。私の心も身体もずっとこの場所にあったのかと錯覚するくらいに、色濃く深く波の香りと空の気配が心地良かった。

木のベンチに、ポルノグラフィティの2人からメッセージ。私たちの思い出と重なる。2人の姿が、とても身近に感じられた。

トンネルを通って折古の浜へ(動画)

【筆者紹介】青木恵。東京都在住。スポーツクラブインストラクター。因島椋浦町出身。三庄小・中学校、因島高校、尾道大学卒。高校時代、因島市が尾道市に編入合併する際にポルノグラフィティが因島市内の全ての小中高生を招いた無料コンサートに参加した。故郷因島には父母がいる。弟は神奈川県在住。

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