ふるさとの史跡をたずねて【376】十大弟子(尾道市因島重井町白滝山)
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十大弟子(尾道市因島重井町白滝山)
十六羅漢の次は十大弟子ということになる。なぜか。よくセットで語られるからである。それ以上に白滝山では十六羅漢の隣にあるからである。
しかし、知名度では格段に十六羅漢より劣る。そして全国には羅漢寺と呼ばれるものがあるほど羅漢さんは前回記したように曹洞宗寺院を中心にある程度ポピュラーなものである。しかし、十大弟子がここにあるということは、像や配置が何を手本にしたのかということを含めて謎である。
謎といえば「十字架」「一観教」「毒殺説」「恋し岩」を思い浮かべる人が多いと思うが、これらは謎ではく妄説と創作に過ぎない。むしろこれらが50年以上に渡って書かれ続けられていることの方が謎である。(ただし、「恋し岩」は元は観音石でそんなに長く語られてはない。)
中央の石組みで高く造られたところに釈迦三尊像があり、それを取り巻くように四隅に四天王が立つ。ここまでは写真集などで見ることもできる。だが、その両側に十大弟子の立像を5人ずつ配置するというのは、全く独創的なものか、それとも他に手本があったのかわからない。あったとしても出版物も旅行も現代とは比べものにならない200年ぐらい前の話なのであり、参考にするのは稀であったと思う。
実はさらにその両端からコの字形に8人ずつの十六羅漢像が内側を向いて立っているのである。そして気になるのは、釈迦三尊像、四天王、並びにその基台と十六羅漢像の見事な尾道石工よる完成度の高さに対して、十大弟子とその基台、そして十六羅漢の基台の素人っぽい仕上がりの開きである。後者は林蔵が作ったものであろうが、彼と尾道石工の関係が悪く不干渉であったというのならわかるが、仁王像のところで述べたように悪い関係ではなかったはずである。アドバイスはしても、その素人ぽさは残すという尾道石工のちょっと理解しがたい「寛容さ」の結果なのかもしれない。
写真・文 柏原林造
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