2018年11月24日 / 最終更新日 : 2018年12月9日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【20】アオサギ ペリカン目サギ科の一種。全長95cm。因島で見る留鳥では、最大級の鳥である。水辺・海辺で普通に見ることができる。 嘴は黄色、頭頂は白く、黒い眉状の筋と黒い冠羽が目立ち、体の上面は灰色で、脚は黄色。飛ぶと、羽に黒い帯状の模 […]
2018年11月17日 / 最終更新日 : 2018年12月8日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【19】ダイサギ(ダイサギの亜種) ペリカン目サギ科。全長98~104㎝。シラサギの一種で、越冬のために冬羽で飛来するダイサギの亜種。前号で紹介したチュウダイサギより大きく、アオサギとほぼ同じ大きさである。比較できるように、写真には、コサギと亜種のダイサギ […]
2018年11月10日 / 最終更新日 : 2018年11月13日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【18】チュウダイサギ チュウダイサギ(ダイサギの亜種) ペリカン目サギ科の一種ダイサギの亜種。全長84~94㎝でシラサギの一種。 鳥の区分は、上位から、目・科・属・種になる。このシリーズでは、属名を省略している。異なる種間では繁殖できないので […]
2018年11月3日 / 最終更新日 : 2020年11月21日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【17】コサギ ペリカン目サギ科の一種。全長61cm。 鳥類分類表に、「シラサギ」の名は無いが、ほぼ全身が白いサギ(コサギ、チュウサギ、ダイサギなど)を総称して、シラサギという。コサギは、最も小さいシラサギの意味で、サギの子供の意ではな […]
2018年10月27日 / 最終更新日 : 2018年11月5日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【16】ドバト ユーラシア大陸に広く分布するハト目ハト科カワラバトの改良種で、家禽の一種、厳密には、野鳥ではない。全長30~35cm。野生化したものを神社仏閣・公園などで、よく見かける。 その帰巣本能を利用して、近年まで伝書鳩として、薬 […]
2018年10月20日 / 最終更新日 : 2018年10月27日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【15】キジバト ハト目ハト科の一種。全長33㎝で、因島の町中に普通に住んでいる留鳥。体はぶどう色を帯びた灰褐色で、頚部側面に黒と青灰色の横縞模様がある。羽に黒と赤褐色の鱗状の斑があり、この模様がキジに似ていることから、キジバトと呼ばれて […]
2018年10月13日 / 最終更新日 : 2018年10月19日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【14】カンムリカイツブリ カイツブリ目カイツブリ科の一種。全長は56㎝で、因島で留鳥のカイツブリの2倍以上ある。国際自然保護連合により、「軽度の懸念」だがレッドリストの指定を受けている。 冬に因島の周りの海に、単独か2・3羽で飛来する冬鳥。 背は […]
2018年10月6日 / 最終更新日 : 2018年10月11日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【13】カイツブリ カイツブリ カイツブリ目カイツブリ科の一種。全長26cmで、因島の池では、年中見ることができる小型の水鳥。 目は黄色で、鋭い目つきをしている。夏羽(繁殖期の羽衣)では、頭と背は黒褐色、顔・喉・首は赤褐色。嘴の付け根に黄白 […]
2018年9月29日 / 最終更新日 : 2018年10月3日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【12】ハシブトガラス ハシブトガラス スズメ目カラス科、全長56.5㎝で、因島でも、周年、普通によく見るカラス。ハシボソガラスに比べ、やや大きく、嘴は太く、額が盛り上がっている。生息場所の違いで、江戸時代には、すでに、ハシボソガラスを「さとが […]
2018年9月22日 / 最終更新日 : 2018年9月30日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【11】ハシボソガラス スズメ目カラス科、全長50㎝で、因島で普通によく見る、いわゆる、カラスの一種で、留鳥。 カラスの研究者・松原始さんが、「カラスの教科書」の冒頭に、「カラスという鳥はいません」と書いている。日本鳥学会による日本鳥類目録では […]
2018年9月15日 / 最終更新日 : 2018年9月19日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【10】タゲリ チドリ目チドリ科の一種で、全長31.5cm、因島には、冬鳥として飛来する。キジバトよりやや小さいが、大型のチドリ科の鳥。額から後頭部は黒く、黒くて長い冠羽がある。顔には、まるで歌舞伎役者の隈取りのような線状の模様があり、 […]
2018年9月8日 / 最終更新日 : 2018年9月14日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【9】イカルチドリ チドリ目チドリ科の一種で、全長20.5㎝、因島には、冬鳥として飛来する。コチドリに酷似しているが、スズメ大のコチドリに比べて大きく、セグロセキレイやハクセキレイ、あるいは、ムクドリの大きさである。黄色のアイリングが、コチ […]
2018年9月1日 / 最終更新日 : 2018年9月14日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【8】コチドリ チドリ目チドリ科の一種、全長16cm、日本のチドリ科で最小。因島では、夏鳥として水辺に渡来する。 見かけはスズメ大で、セキレイより小さい。頭頂部は茶色で、嘴の上に白い帯状の斑紋、その上の額に黒色の帯状の斑紋がある。 嘴か […]
2018年8月18日 / 最終更新日 : 2018年8月30日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【7】オオヨシキリ スズメ目ヨシキリ科の一種で、初夏に東南アジアから飛来し、夏の到来を告げる夏鳥。全長は18.5㎝で、体の上面はオリーブ褐色、下面は灰色で、白い眉斑があり、ウグイスによく似ているが、大きい。オスは、ヨシ原で、「ギョギョシ(行 […]
2018年8月11日 / 最終更新日 : 2018年8月14日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【6】ウグイス スズメ目ウグイス科の一種で、ほぼ全国に分布する留鳥。全長14~15.5㎝で、オスはメスより大きく、スズメ大であるが尾羽が長く、スズメよりかなりスマートに見える。 体は茶褐色またはオリーブ褐色と表され、眉班(目の上の眉状の […]
2018年7月28日 / 最終更新日 : 2018年8月1日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【5】ニュウナイスズメ 全長14㎝で、大きさと羽衣は、スズメと非常によく似ている。スズメの頬には黒い斑点があるが、ニュウナイスズメには、この斑がない。「ほくろ」の古語である「にふ」がないことが、種名の語源であるとの説がある。 食性はスズメとほぼ […]
2018年7月21日 / 最終更新日 : 2018年7月30日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【4】スズメ 全長15cm体重24グラムの留鳥。清少納言の枕草子に、「うつくしきもの。…すずめの子の、ねず鳴きするに踊り来る」(かわいらしいもの。…人がネズミの鳴きまねをすると、スズメが踊りながらやって来る様子)とある。人の近くでチュ […]
2018年7月7日 / 最終更新日 : 2018年7月12日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【3】キジ 全長オス80cm、メス60cmの留鳥(季節を問わず生息している)。 キジは、我々にとって最も馴染深い鳥の一つで、万葉集第8巻に、「春の野に 求食(あさ)る雉(きぎし)の妻恋(つまごい)に おのがあたりを人に知れつつ 大伴 […]
2018年6月30日 / 最終更新日 : 2018年7月9日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【2】コシアカツバメ コシアカツバメ 全長18.5cmで、ツバメよりやや大きい渡り鳥・夏鳥である。渡りの時期や生息分布は、ツバメとほぼ同じである。 ツバメは、頭から尾まで光沢のある黒色で下面は白いが、コシアカツバメは、腰の部分が赤褐色で、下面 […]
2018年6月23日 / 最終更新日 : 2018年6月28日 times 因島で見た野鳥 因島で見た野鳥【1】ツバメ 全長(嘴の先端から尾羽の先端までの長さ)17センチメートル、体重18グラムの渡り鳥(夏鳥)。体重24グラムのスズメに比べ、かなりスマートである。 20世紀前半から始められた足環をつけたツバメの放鳥・回収調査から、ツバメが […]
2018年4月7日 / 最終更新日 : 2018年6月28日 times people 「因島で見た野鳥写真展」松浦興一さん(ギャラリー喫茶ブラームス) 松浦興一さんの「因島で見た野鳥―クイナ科の鳥たち」写真展が2日、因島田熊町のギャラリー喫茶ブラームス(TEL0845-22-5112)で始まった。作品20点。28日まで。日祭日店休。午前10時~午後5時。25日午後2時か […]