因島で見た野鳥【8】コチドリ

チドリ目チドリ科の一種、全長16cm、日本のチドリ科で最小。因島では、夏鳥として水辺に渡来する。

見かけはスズメ大で、セキレイより小さい。頭頂部は茶色で、嘴の上に白い帯状の斑紋、その上の額に黒色の帯状の斑紋がある。

嘴から眼を通り側頭部に続く黒色筋状の模様(過眼線)がある。頸部に白と黒の首輪状の斑紋があり、体の上面は茶色、下面は白で、目の外縁(アイリング)は太くて鮮やかな黄色、足はややピンクがかった橙色に見える。

小鳥の目は、よく見ると鋭く不気味に見える事があるが、コチドリの目は可愛い。

現在の分類ではシギ科とチドリ科の鳥で構成されている、水辺に大きな集団を作る鳥を千鳥(チドリ)と呼び、その中で小さいチドリとして、コチドリと呼ばれたらしい。「ピォ ピォ」と鳴くことがある。

繁殖のために渡来していると思われ、2羽で採餌していることもあるが、繁殖の様子は未確認である。

(写真・文 松浦興一)

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