因島で見た野鳥【19】ダイサギ(ダイサギの亜種)

ペリカン目サギ科。全長98~104㎝。シラサギの一種で、越冬のために冬羽で飛来するダイサギの亜種。前号で紹介したチュウダイサギより大きく、アオサギとほぼ同じ大きさである。比較できるように、写真には、コサギと亜種のダイサギが写っている。チュウダイサギより大きいので、ダイダイサギと呼んでいたこともあるが、最新の分類表では、ダイサギ種に含まれる亜種ダイサギと表記されている。

嘴は黄色で、脚・足指は黒く、目は黄色で目先は淡い黄緑色。冬に見る巨大なシラサギは、この亜種のダイサギである。晩夏に見る、コサギより大きいシラサギが、冬羽のチュウダイサギか(亜種)ダイサギかは、識別が難しいと思われる。

「サギ」の語源には、シラサギの白い羽衣が「さやけき」(鮮明)の意からという説と、集団で暮らし「騒がしい」からという説がある。

大きさが、コサギとチュウダイサギの間にある別種のシラサギ「チュウサギ」は、広島県内でも観測されているが、筆者は、まだ因島で見たことがない。

(写真・文 松浦 興一)

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