地方自治研究学会 パートⅡ

道州制のあり方に関する答申

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論点

尾道市長の「これからの尾道-広域連携の可能性とともに-」と題して、特別講演がありました。

要点

◎行財政改革が必要

◎地域の素材を生かす

◎都市力づくり 「尾道ブランド」

地域クラスターなど、各種クラスターのデザインをまとめる

5年~10年のスパーンのお話がありました。
(50年~100年先の将来像も語って欲しかったナ)

「教育クラスターの中に、福山大学など尾道の教育機関を忘れないように」と、突っ込みを入れました。

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パネルディスカッション「地方分権と道州制」では、

○パネリスト
福山大学教授 片岡俊郎
関西大学教授 小西秀樹
(株)NHK情報ネットワーク 部長 山形良樹
尾道市企画財務部長 藤井正喜
○司会
早稲田大学教授 小林麻理

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片岡パネラー
「新しい道州制のあり方を考えないと…。地方自らの道州制を考える必要がある。地方分権と道州制は同じ物か…。」

藤井パネラー
省略

小西パネラー
「戦後60年の大きな流れとしての道州制…。」

山形パネラー
「県が消えるとき、住民にとって何がよいのか、どのような道州制がよいのかの、見極めが、必要」

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小西パネラー
「地方からどのような道州制がよいか、地方の立場からの提案や発言が必要」

藤井パネラー
「一般市民は道州制を、身近に感じていない。国や県でおこなっていたことを道州でおこなっても、市民には関わりがない。地方を中心とした道州制を進めて欲しい。」
(講演会に参加している市民を侮辱していますナァ)

片岡パネラー
「文化的に道州を分けるとしても、難しい…」

山形パネラー
「道州の組織は、なるだけ小さく…。構成自治体に権限(人・もの・金)を委譲して道州は調整役に徹すべき…」

.
質問の時間があったので、治安・国防などについて質問しました。

片岡パネラー
「分権とは方向が少し違うが、国がおこなう仕事として、国防・外交・公共工事などは、国がやるべき…。」

小西パネラー
「連邦制という考え方もあるが、国防・教育・福祉などは、全国同じが望ましい。税の徴収を道州にまかせ、経済的な独自性を持たせるべき。


まとめ的発言
山形パネラー
「メディアも先走った報道をひかえるべき。
道州制なども、一部のリーダーに任せるのでなく、市民の意見を取り入れた合併がよい。
基礎自治体が自分達で積み上げた物が、道州になり、それが集まった物が日本となるべきだ。」


小林コーディネーターのまとめ

「道州制は、あくまで住民がベースとなるべき。」

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