因島には、剪定ばさみのトップブランドの「岡恒」(オカツネ)があります。
山歩きをするとき、なたで枝を払うと、大きな音がするので、岡恒の剪定ばさみを愛用しています。
しばらく使っていると切れ味が鈍ってくるので、ナイフなどのように自分で研いでいましたが、新品のときの切れ味になりません。
色々とやってみたのですが、解らないので、岡恒の本社に行って、聞いてみました。
ハサミもナイフのように研ぐのですが、仕上げに0.5ミリぐらい刃の内側を、研ぐのだそうです。平たい部分でなく刃先です。15度ぐらいの角度が一番よいそうです。
ハサミの研ぎ方のホームページもあります。
刃の内側を研いでおかないと、刃先同士が当たって、刃こぼれを起こしたり、切れ味が悪くなるそうです。
剪定ばさみの、要の部分は、ネジで止めているので、ここをばらすときには、一方を、万力で挟んで、もう一方をモンキーレンチで緩めるとよいそうです。
モンキー2本で緩めようとする、一方はかなり大きいレンチでないと、緩まないそうです。
剪定ばさみ専用の砥石もあるそうで、数百円なので、それを使うとよそうです。
図面は、岡恒さんからいただいた物を使わせて頂きました。
ハサミは、「そり」と「ひねり」が、付けてあるので、良く切れるのだそうです。
岡恒のハサミは、専用砥石を使うと、2つに分解しなくても、通常の研ぎなおしは出来るそうです。
小型で細長い砥石で、水にぬらして使うそうです。
終わったら、水気をふき取って、油を塗っておくとよいでしょう。