土生仕様学校教育研究会

11月9日午後1時から5時まで、土生小学校教育研究会が開催されました。

研究主題「自他を大切にし、よりよい生き方を求める子供の育成」
~自ら考え、人とかかわり合いながら深める道徳の授業~

13:30~14:25公開授業(道徳が)各学年で行われました。(各教室)
14:30~15:10全大会Ⅰとして開会行事・研究発表・児童発表(体育館)
15:20~16:20分科会として低学年部会・中学年部会・高学年部会(分科会会場)
16:30~17:00全大会Ⅱとして分科会報告・講評・閉会行事(体育館)

写真は、挨拶をする校長先生。

主催者側として教職員と教育委員の皆さん。
宮地教育長は主催者挨拶で「土生公民館の児童の作品を見る機会があったが落ち着いたよい作品でした。
広島県は教育改革を進めてきましたが、子供の心に教育を誰がどのように詰め込んでいくかと言うことが、今日の発表である。
夜遅くまで、今日の準備をされてきたことに、敬意を表します。

参加者の中には、保護者も多く見受けられ、分科会でも実体験を発表していました。

分科会テーマ「児童の考えを引き出す指導方法の工夫」
報告
低学年 部会「考えを引き出すための、中心発問の撰び方が大切だ。議題に沿った役割演技を広げていく。6Kのキーワード①「基盤作り」②「環境」③「言葉遣い」④「共同」⑤「経験」⑥「心」

中学年部会「中心発問に到るまでに、色々な攻め口を考えておくと良い。カラーシートなどの小物の利用が有効であった。心のゆさぶりが必要。ゲストティチャーが、児童と良く溶け込んでよかった。」

高学年部会「中心発問の前に、児童たちの心の揺さぶりが大切。保護者の貴重な発言があった。保護者も今の自分の中でも心の揺らぎや、悩みを持つことがあり、このような道徳の授業が大人になって役立つことがあると思う。」

多くの参観者が教室にいるので。児童もチョッと緊張気味でした。


分科会の発表の後の講評として
「財布の中にどれだけ詰まっているかで人間の価値は表せません。心の貯金箱が、豊に詰まっているかどうかが大切です。
①組織作りがすばらしい。コーラスに先生も指導と一緒に歌うなど教師のチームワークが良く出来ていました。」

②「道徳の時間を充実させるために、様々の工夫がみられた。「心で聴ける子供」「心で話せる子供」自他を大切にする子供を育ててください。
その上で道徳の授業の工夫が生きてきます。教師が資料をよく分析し吟味し、発問はいくつか用意しておくと良いでしょう。」

③知らずしらず子供の心に道徳教育を行う環境作りが出来ています。子供たちの体験の写真の展示や、「ありがとうの木」は良い試みです。
尾道市と合併しても「ふるさと土生町」を愛する心を、校長先生と一緒になって育んでいってください。

その影響か、歌声に緊張があるとのことでしたが、よく頑張って大きな歌声が出ていました。

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