因島イメージキャラクター10周年記念曲「はっさくんのテーマ」をポルノグラフィティが制作 因島高校生徒が凱旋ライブで熱唱
因島のイメージキャラクターの「はっさくん」誕生10周年を記念して「はっさくんのテーマ」が、同キャラクターの誕生日にあたる8月1日に「はっさくん10周年記念特設サイト(因島商工会議所内)」で公開された。
この楽曲は、地元・因島高校の生徒11人がボーカルとコーラスを担当し、同校OBのポルノグラフィティが制作したことで話題となっている。(曲・岡野昭仁さん、詞・新藤晴一さん、編曲は福山市出身のアーティストtasukuさんが担当。因島高校生の録音はリモートでtaskuさんのアドバイスを受けながら、福山市内のスタジオで行われた。)
公開直後からSNSを通じて瞬く間に拡散され、ポルノグラフィティのファンを中心に広がりを見せた。さらに、その後YouTubeでも歌詞付きの公式動画が公開され、11月現在で再生回数は約5万回に達している。
楽曲のアップテンポで爽快なメロディとふるさとへの想いを「島」「海」「橋」のモチーフに込めた歌詞が多くの人の共感を呼び、地元因島だけでなく全国的な注目を集めている。
さらに「はっさくんのテーマ」は9月1日に地元・因島運動公園で開催されたポルノグラフィティメジャーデビュー25周年凱旋ライブ『因島・横浜ロマンスポルノ’24 〜解放区〜因島公演』のアンコールでレコーディングに参加した因島高校の生徒10名とはっさくんをまねきポルノグラフィティと生共演で披露された。ステージでは生徒らが考案した振付を交えたパフォーマンスを披露し、約7,000人の観客との一体感を生み出した。
レコーディングまでお風呂で練習
「はっさくんのテーマ」に参加した生徒は以下の通り。
メインボーカルを担当していた岡野颯生(さつき)さんは、「ポルノグラフィティのファンでライブにも行ったことがある。お二人が作ってくれる曲を歌える機会なんてないと思い応募した。(学校が全校生徒に公募)ロックな曲で、アップテンポで爽快感のあるこの曲が大好き。音源を聞いてからレコーディング収録(スタジオ)までの一週間、お風呂で練習した。ライブでは緊張より楽しいのが勝ちました。大スターの二人が一緒に歌って演奏してくれてうれしかったです…(略文)」と話す。
メインコーラス担当の楢原美緒さんは、「高校生最後の思い出になると思った。収録まではお風呂で練習したり、学校に来るまでの車の中で母と歌って練習した。母がポルノグラフィティと同級生。ライブで二人と一緒にステージに立つことが不思議な感じでした。ステージに立つと多くの人が楽しそうに見ていてキラキラ輝いていました。一生の思い出ができて幸せな時間でした…(略文)」と力をこめて話す。
担当した臼井大地先生も、中学生時代からポルノグラフィティの曲に魅力を感じ聴いてきた一人。「どの曲も背中を押されて励まされているよう。中でも『ギフト』が好き。因島高校に赴任して3年目。もしかしてポルノグラフィティと出会えるかもしれないという期待が、生徒たちの活躍のおかげで実現した。この感動は特別です…(略文)」と話す。
「はっさくんのテーマ」は、因島の新たな象徴として、今後も多くの人に親しまれることが期待されている。
生徒・先生のコメント
提供していただいた原稿を全文掲載します。
岡野颯生さん(メインボーカル担当)
まず、「はっさくんのテーマ」のボーカルに申し込んだ理由は、音楽が好きでバンドもやっていたのもあるのですが、誰もが知っているポルノグラフィティのお二人が作ってくれる曲を歌える機会なんてないと思ったからです。私自身ポルノグラフィティのファンで、ライブも行ったことがあるので、ぜひ参加したいと思いました。
募集したときは、曲もまだ聞いていなかったので、ゆっくりなテンポの歌だと思っていました。でも実際に聞いたらロックな曲で驚きました。今ではこのアップテンポで爽快感のあるこの曲が大好きです。
実際にレコーディングもしたのですが、収録までの時間が音源を聞いてから1週間しかなかったので、お風呂で歌ったりして練習しました。収録では、リモートでtasukuさんがアドバイスをくれながら歌ったので、本当に貴重な体験でした。
ライブに参加するという話を聞いたときは、正直一緒に出てもいいのかなと思いました。ポルノグラフィティのファンは、ポルノグラフィティのことが好きだけど、そういう人たちの前に出ていいのかなと思いました。うれしさもあるけど怖さもありました。でも実際にライブ当日は、ポルノグラフィティのお二人や、スタッフの皆さんや、ファンの方々がとても優しく、温かかったです。みなさんが温かく迎え入れてくれたおかげで、緊張するかなと思ったけれど、緊張よりも楽しいの方が勝ちました。
ライブを振り返ると、本当に夢みたいな時間でした。ポルノグラフィティのお二人は因島高校の先輩と思われているけれど、僕たちからすると年齢も離れているから先輩という感じはあまりありませんでした。大スターの人が、僕たちと一緒にライブで歌って演奏してくれてとてもうれしかったです。ライブ後に写真を撮る時間があったのですが、その時には、気さくにお話ししてくださって因島の地域に住むの優しいお兄さんのように感じました。
楢原美緒さん(メインコーラス担当)
「はっさくんのテーマ」のコーラスに参加しようと思ったのは、昔から、歌ったり踊ったりと表現するのが好きで、高校生最後の思い出になると思ったし、因島の良さを広めることに関われたらいいなと思ったからです。
収録までの時間は、お風呂で歌ったり、学校に来るまでの車の中で母と歌って練習したりしました。レコーディングは、学校で軽く収録するだけだと思っていたので、きちんとしたスタジオで録るとは思っていなくて驚きました。けれど、レコーディングルームで音を合わせて、アドバイスをもらいながら歌を歌えて、貴重な体験ができてすごく楽しかったです。
実は母がポルノグラフィティと同級生で、小さいころから話も聞いていたので勝手に親近感がありました。ですがテレビで活躍しているし、ものすごい数のファンの方たちがいて、遠くの存在のようにも思っていました。そんなお二人と一緒にステージに立つことが不思議な感じがしました。
ライブ当日のリハーサルでは、ポルノグラフィティのお二人が、親しく話をしてくださって、盛り上げてくださったので緊張もほぐれました。ライブの出番までは、すごいドキドキでしたが、ステージに立ってみると、因島とは思えない人の数でした。みなさんが楽しそうにステージを見ていて、キラキラ輝いて見えました。一生の思い出ができて、とても幸せな時間でした。
臼井大地先生(担当教員)
今回のライブにあたって、生徒のために多くの方々がご協力してくださり大変感謝しております。すべての生徒が口をそろえて本当に楽しかったと言っており、教師としてもうれしく思います。
レコーディングをプロに教わりながら行うなんて経験できないことですし、ライブの裏側でサポートをする方々を見る経験もなかなかできないことです。運が良い生徒だなあと思いますが、その運は生徒自身が「やってみよう」と一歩踏み出したからできたことです。
私が一番感動したのは、ライブの裏から見るファンとの一体感です。普段は普通に授業を受けて、普通に過ごしている生徒が、日本を代表するミュージシャンの前で堂々と歌い、自分たちで振り付けを考え、それに合わせて7,000人のファンが動く。あの光景は一生忘れないと思います。教員になって、様々な感動の場面に立ち会わせていただくことがありましたが、この感動は特別だと思います。そんな機会を与えてくださったポルノグラフィティのお二人、株式会社アミューズ、因島商工会議所、その他多くの方々に心より感謝申し上げます。
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Xより
「因島・横浜ロマンスポルノ’24 〜解放区〜」因島公演
LIVE PHOTOを一部公開!本日生配信した「Aokage」は9月8日までアーカイブ配信予定です!#因島ロマポル#ポルノグラフィティ#あなたにとってポルノグラフィティとはhttps://t.co/S0AEwDakYK pic.twitter.com/wyNAFnszv2
— ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki) September 1, 2024
#ポルノグラフィティ が生まれ育ち、
夢へと一歩踏み出した特別な場所で、
LIVEが行われただけでも幸せなのに、
地元への想いや運動公園の思い出話。
因島の地で聴きたかった曲も聴けて、
はっさくんや母校の後輩たちも登場。
最幸で最響な時空間に神感謝でした。
僕にとってもポルノの存在は解放区。 pic.twitter.com/vpy0GWrAO2— オオクボックス (@okubox9) September 1, 2024
毎週木曜日は9ジラジ新聞の日です。
ラジオでの物語を🗞️新聞にも掲載中。
朝日新聞の広島版に書いております。
今回はポルノグラフィティ因島公演で、
ステージに立った因島の高校生たちと、
因島の”はっさくん”のお話であります。
広島県外の皆様はWEBからどうぞです。
☞ https://t.co/Z1zDHGD0vB pic.twitter.com/7ShdD37gQy— オオクボックス (@okubox9) September 12, 2024
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