信じるもの

最近、占いを見るようになった。
占いを信じるタイプではなかったが、その占いはなんだかスッと私の心に届いたのだ。
私の背中を押してくれているような気がしたのだ。
「間に受けてみようかな」
そんな軽いキッカケだった。

占いを見ていると、自分の状況を客観的に見られるような気がする。
今すべきこと、やりたいこと、大切にしたいもの、不安や迷いを冷静に受け入れられる。
見ず知らずの誰かが発信している言葉なのに、勇気付けられているなんて不思議なものだ。

この2ヶ月程、占いの言葉を鵜呑みにすることにした。
占いを参考に1日を過ごしてみるというだけ。
いい言葉があればそれを信じてみた。
いつもより少し積極的に行動してみたり、ラッキーカラーを取り入れたコーディネートにしてみたり、ちょっとだけ毎日にアクセントを付けてみた。

すると、自然と朝からワクワクしてくるのだ。前向きな気持ちになり、それが行動や考え方にも表れた。
信じて動いてみる。
だだそれだけのことで、日々が少しずつ変わっていった。

「占いの結果を当てるために努力をする。占いは指針であり目安であり、向かう先なだけ。」
とある占い師の言葉だ。

これまたスッと心に届いた。

（青木恵）

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