79歳老人のフーテン 2023東北の旅【6】秋葉原の居酒屋②

2023年5月10日(水)秋葉原の居酒屋②

ところが酒が入り、酔いが回ってきたせいか段々と本音を語り始めた。

俺が部長の時分に取締役にならぬかという話があったが断ったという。

というのは部長の方が頑張れば給与が多かったためだという。(能率給ということか?)当時の所得は120~300万円以上あったという。

結果的にこれがよかったのであろう、いまだに勤めていられているのは取締役に就任しなかったためであろうという。

現在は地位・資格は無いのだが、部長会議や取締役会議に参加しているようだ。

そこでは自分の主張がみんなに納得してもらい、会社の方針に採択されていると自信をのぞかせる。おまけに連中は皆俺より年下だと笑っている。

私がそれでは日刊工業新聞の影の主筆ではないかというが、彼はそれを無視している、そして日刊工業新聞の論調は非常に厳しい会社経営理念をモットーにしているというと言う。競争の激しい現代社会ではへたな情実など絡めたりするとたちまち脱落してしまうのだという。

そのうえで俺に言わせると朝日・毎日・読売・サンケイ・日経の5大新聞のうちで読む価値があるのは日経だけだ、あとは読むに値しないと喝破する。

私には新自由主義経済の旗手のようなことを言っていると思えた。

小さいとはいえそれなりの新聞である日刊工業新聞は「日経新聞と経済産業二紙」と言われることもある。

日刊工業新聞を代表して著名なオピニオンリーダーと交流を持つことが刺激となり勝ち組の発想を持つようになったのであろうか。

今だに現役で勤めている厳しさの体感が言わせているのであろうか。

逆に私は自由な年金暮らしガツガツはしたくない。経済の最前線に立っている人には叱られるであろうが、最近の私は経済成長より人間生活の幸福の方が大事だと思うようになっている。

そのため彼の立ち位置の変化による考えの変化には興味があるが、彼が主張する考えにはほぼ関心は無い。

彼は私の無反応に不満なようである。

(田中伸幸・因島田熊町旧田中書店)

筆者近影

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