第81回尾道みなと祭のメイン行事である「第22回ええじゃんSANSA・がり踊りコンテスト」が4月20・21日、海岸通りで華やかに繰り広げられた。一般・グランプリ部門に参加した39チーム約1,800人は、東京海上日動ビル前をスタートし、1区間40メートル全8区間編成となり、駅前ステージまで自慢の踊りを披露した。

因島重井町の因島鉄工株式会社は、50人の「いんてつブロッカーズ」を編成して5年ぶりに登場し、沿道の観客から大きな声援を浴び、「えかりゃん部門（中級）」で特別賞（アイテム賞）を受賞した。

今年は踊り手36人（内日本人4）と旗持ちやサポートスタッフ14人で参加。水色の新品の作業着と脚絆で身をかため、この日のために特注した「因鉄カラー」であるオレンジ色のマフラータオルを頭と腰に着けて、手には溶接手持ち面を持って踊った。参加したベトナム出身とインドネシア出身の研修生たちは音楽に乗りに乗って320メートルのコースを踊りぬいた。

本番に向けて3月から毎週水曜日、就業後18時～19時30分まで、近くの重井中学校体育館で練習を重ねてきた。講師は土井みゆきさん（中庄町在住）、2011年から毎年出場し今ではええじゃん常連となっている。「楽しい！来年も出たい」と早くも研修生の声があがっているという。

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