尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【13】「救える命のために」

尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第64回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

救える命のために

吉和中学校三年 白市莉奈さん

shiraichi私が命の大切さを考えるようになったのは、中学校3年生の今になってからです。前までは一人に一つの命だから大切にしないといけないと、何となく思っていただけでした。しかし今は命の大切さの考え方が、前よりも大きく変りました。

変わったきっかけは、三年生になってから道徳の授業でやった「ドナーカード」という命についての物語です。この物語を読んだ後私は命の大切さについての考え方が大きく変わりました。

ドナーカードについて、前まではそんなに深く考えたことがありませんでした。しかし道徳の授業でドナーカードとは何かを考えました。

ドナーカードとは、ひと言で言えば、たった一枚のカードで自分の臓器を病気で苦しんでいる子にあげられるカードです。一枚のカードで、病気を治してあげられるって、すごいことだと思いませんか?

でも、その中にはいろいろな感情や思いがあると思います。あげる人は、病気で苦しんでいる子どもを助けてあげたい。自分の臓器が使えるなら使って欲しいと思っています。
逆にドナーカードを求める人は、できれば欲しいと思っています。私は重い病気になったことがないから分りませんが、ドナーカードを本当に必要としている人はそう少なくないと思います。

ドナーカードの授業をした後家に帰って、母に聞いてみました。

「莉奈がもし死んだら、臓器を他の人にあげられる?」

そう聞くと母は、
「子どもの体を傷つけたくないな。あげられんかな。」
と言っていました。そして莉奈が母に、
「母さんは、ドナーカードに名前を書き、臓器提供に○をしとる?」
と聞くと、
「しとるよ。病気で苦しんどる子がおったら母さん助けてあげたいもん。でも、目だけは思い出を見とる目じゃけ、残したいかな。」
と言っていました。

「莉奈は今、大人になっても臓器提供することは、考えてないな。」
と言ったら、
「母さんもそうだったよ。でも、莉奈も母親になったら、考えが変わっとると思うよ。」
と言われて、そうなんかなって思いました。

自分の未来なんて誰にもわかりません。生きてないかも知れないし、百歳まで生きているかも知れない。ドナーカードに記入しているかも分らない。しかし、自分は健康に生まれてこれた。両親に感謝し、真面目に生きる。命を大事にして頑張っていきます。

病気で苦しんでいる人は、赤ちゃんから大人までたくさんいます。例えば、ワールドカップアルゼンチン代表のメッシ選手は、低身長の病気だそうです。それでも、プロサッカー選手になり、ワールドカップの代表。国は違ってもアルゼンチンを応援したくなります。

彼は努力を死ぬほどたくさんしてきた思います。どの選手も背が高く、技術もある。そんな中メッシ選手は互角に戦え、得点王も取ったことがある。そんな選手に対し私は、本当に頑張れと思います。

アルゼンチンは決勝まで行ったけど、優勝することはできませんでした。それでも病気の中で頑張る姿は、勇気や自信を与えてくれます。これからも苦労することはあると思うけど、頑張っていずれはワールドカップの舞台で優勝して欲しいです。

私はドナーカードの授業があって良かったと思います。命の考え方が変わったし、病気で苦しんでいる人たちの立場も考えるようになりました。

そして、救える命のために自分にできることを考えます。そのことがみんなに広がれば、社会を明るくすることができると思うから。

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