ふるさとの史跡をたずねて【252】梶田上畑道路改修碑(尾道市因島中庄町水落)

梶田上畑道路改修碑(尾道市因島中庄町水落)

因島中庄町の西浦峠から島四国15番国分寺の横を通って、小山の東側を迂回するような形で南へまわると水落・光平地区へ出る。と書いても、その境目がどこかわからないのであまり意味はないのだが、要するに消防署の上の方とその左の青影山北麓である。そのあたりには傾斜の大きい深い溝が時々見えていかにも水落という感じがするが、消防署から少し離れたところ、島四国16番観音寺近くに消防団の消防器具庫がある。正確には消防屯所というのだろうか。その前の防火用水に接して写真左のような道路改修碑がある。消防署が近いのだから消防器具庫というのもおかしなことで、いずれ整理されるかもしれない。そうなったら、ここの記述も早晩古びてしまうが。

さて写真を見ていただきたい。前回の石碑とよく似ていて、左右を反対にしただけだと思う人がいてもおかしくはない。フィルムの時代は裏表を間違えればそういうこともあったかもしれないが、デジタル画像であるから意図的にしない限りそういうことはありえないのである。どちらも自然石をうまく利用していて、当時は景観ともよく合ったことだろう。同じ石工の作品かもしれない。でも、アスファルト道路には似合わない。

石碑の上の段には右から「字自梶田至上畑道路改修碑」、その上に小さく「大正十一年秋竣工」と書かれている。現在各町で残っている字(あざ)を書いた地図には、掲載されてないが、その下にさらに小さい字(あざ)があって、現在では日常的に使われない地名がある。「梶田」「上畑」というのもその類で、土地台帳、登記簿、あるいは固定資産税の明細などを見ないと、正確な場所はわからない。

下の段は寄付額と寄付者名であるが、一番上の右側は「一、金千五百五十五円本村」と読める。ここもまた一部を村費で負担し、地元民の寄付金で道路改修がなされたことがわかる。

写真・文 柏原林造

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