尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【3】一人の勇気が地球の笑顔

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第68回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

一人の勇気が地球の笑顔

長江小学校6年 三宅結和さん

ボランティア。みなさんは、この言葉を聞いて、どのようなことをイメージするだろうか。

7月6日、西日本ごう雨が広島をおそった。明るかった町が一瞬にしてくずれ、たくさんの人の笑顔がなくなった。自分にできることはないか。そう考えても、私には行動する勇気が全くわからなかった。

「結和。母さん、ボランティアに行って来るね。」と母が言ったことに私は驚いた。私は母がこの後、「なんちゃって。」というのではないかと思っていた。しかし、母はそのようなことは言わず、すぐに準備を始めていた。母は本気だった。なぜ、見知らぬ土地へ行くのか。どうして行こうと決意したのか。私には母の行動を理解することができなかった。でも母が行くなら私も一緒について行ってみたい。少しでも被災された方々の役に立ちたい。私の気持ちはこの時から少しずつ変わっていった。

次の日、私はまた迷っていたが、勇気を出して母に、「私も行く。」と言い、三原市本郷町へ出発した。荒れ果てた町、ごう雨のつめあとが多く残り、災害の一瞬一瞬が思い起こされた。

センターへ着くと、作業する場所を振り分けられた。指定された家に行ってみると、外に多く積みあげられたゴミ。たくさんのどろ。家の中には、住んでいた方の読んでいた本がぐちゃぐちゃになっていた。家の床にはたくさんの穴があき、天井にはたくさんのどろがつき、固まっていた。この家の方が生活していた様子が目に浮かんだ。作業を続ける中で自然災害に対するいかりがこみあげてきた。

この後、この家に住んでいた方と話をすることができた。私は、その時に言われた言葉を不思議に感じた。「無理せんでいいけんね。来てくれるだけでうれしいけんね。」という言葉だ。なぜ自分が苦しい時に相手を思いやることができるのか。うれしい反面、申し訳ない気持ちがこみあげてきた。同時に涙がでそうになった。

ふたたび作業を始めようとした時に、その家のおじちゃんがトマトを買ってきてくださった。私は、一口食べてみた。なぜか同じトマトなのにいつもより甘く、優しい味だった。おじちゃんとの、このかかわりが私の気持ちを大きく変えるきっかけとなった。

私は、ボランティアとして参加し、生きるために大切なものに気付くことができた。それは、悩むぐらいなら勇気を出して一歩踏み出すことだ。そうすることでたくさんのことに気付き、学ぶことができると思う。一人の勇気が必ず地球の笑顔につながると信じている。そこには必ず明るい社会が待っている。

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