まちづくりを考える①

まちづくりを考えるにあたり、行政の考えるまちづくりが大きく影響するので、尾道市の基本構想を掘り下げて考えてみました。「尾道市総合計画基本構想」
先日の、まちづくりのプレゼンテーションを聞きに行きましたが、疑問点があるので、質してみたいと思います。

「基本構想のなかで、将来人口の設定
成熟社会の実施を目指し2016平成28年度の将来人口を13万8千人と設定します。」とありますが、現状はもっと厳しく、13万人を割り込むのではとの不安を感じました。
市役所に問い合わせました。(市政への提案箱)

①将来人口の推計法は?
②推計の精度は?
③2016平成28年以降の推計人口は?

答をメールで頂くようにお願いしましたが手違いで、郵送で頂きました。
回答を要約すると

①将来人口の設定については、コーホート要因法により、13万5千人と推計し、まちづくりの推進により3.000人減少を食い止める。135.000+3.000=138.000

②将来人口の精度は、まちづくりの成果による。社会経済環境の急変がなければ、近い数字となる。

③平成28年以降の将来人口については、平成28年度の基本構想終了時に、設定する。
参考として、国立社会保障・人口問題研究所のアドレスを教えて頂きました。
http://www.ipss.go.jp/


しかし、人口推計を算出する場合、まちづくりの成果を加算することは、科学的根拠がないので、推計どおりの13万5千人とすべきだと思います。
再度、このあたりを正して見ましょう。
根拠は、以下のデーターの16ページの下段にあります。

国立社会保障・人口問題研究所の「将来人口推計とは」によると、人口推計の考え方が詳しく説明されています。

市政への提案箱への提案内容
「丁寧な回答をいただき有難うございました。
基本構想の中で、もう少し説明をお願いします。

①推計人口13万8千人の算出根拠の説明は、分かりましたが、将来人口としては13万5千人を使用すべきだと思います。
3.000人上乗せの、「社会的減を段階的にゼロとする」客観的根拠が不明ですが、どのような算出方法か教えてください。
国立社会保障・人口問題研究所の「将来人口推計とは」の16ページを、参考にしています。
アドレスhttp://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0630-4h.pdf

②住民アンケート・満足度調査の、アンケート内容・データー収集範囲・収集方法・回答数・回答比率などの詳細データー。

③アンケート結果「本市が目指すべきまちの姿」の一番は「市民が安全に安心して暮らせるまち」の回答なのに、基本構想の中での位置づけがかなり低く扱われているのはなぜか。 」

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