第1回尾道市・因島市合併協議会

第1回尾道市因島市合併協議会が、11月30日14:00から尾道市役所5階委員会室で開催されました。
会長 亀田尾道市長と副会長 村上市長の挨拶のあと、協議が進められました。

委員会のメンバーは

1 委員
○因島市
因島市長 村上 和弘 (副会長)
因島市助役 宮地 正
議会議長 須沢 弘明
議会副議長 長田 丕
市議会議員 村上 博徳
市議会議員 巻幡 伸一
学識経験者 村上 祐司 (会頭)
学識経験者 豊田 邦生 (区長会長)
学識経験者 吉本 田鶴子(女性の会)
○尾道市
尾道市長 亀田 良一 (会長)
尾道市助役 若住 久吾
議会議長 松谷 成人
議会副議長 植田 稔
議会議員 木曽 勇
議会議員 東山 松一
学識経験者 佐藤 忠男 (会頭)
学識経験者 富島 正路 ( 尾道市社会福祉協議会会長)
学識経験者 高橋 敏行 (尾道市公衆衛生推進協議会会長)

2 顧問 横山 泉 (尾三地域事務所長)

3 監査委員 恵谷 豊昭 (尾道市代表監査委員)
監査委員 西原 章人 (尾道市監査委員)




報道関係者が、約20人あまり。

傍聴者は約30人あまりでしたが、議会関係者が大半で、一般市民の傍聴は少数でした。

議案として

①会議運営規程
②会議傍聴規程
③予算について
④協議事項について
⑤行政制度等調整方針について
⑥新市建設計画の策定方針について

などが、承認されました。

提案事項として

①合併の方式については、
「因島市を廃して、その地域を尾道市とする編入合併とする。」

②合併の期日について
「合併の期日は2006年(平成18年)1月10日とする。」

③新市の名称について
「新市の名称については、尾道市とする。」

④新市の事務所位置について
「新市の事務所の位置については、尾道市役所を本庁、因島市役所を総合支所とする。」

⑤財産の取扱について
「因島市の所有する財産(権利及び義務を含む)は全て尾道市に引き継ぐものとする。」

⑥一般職員の身分の取扱については次のとおりとする
「1 一般職の職員は、市町村の合併の特例に関する法律第9条第1項の規定により、すべて尾道市の職員として引き継ぐものとする。
2 因島市の一般職の職員の任免等身分の取扱いについては公正に取扱うものとする。給与については適正に処理し、調整を必要とする場合は合併後段階的に行う。
また、これらの細目については2市の長が別に協議してさだめる。」

⑦特別職の職員の身分の取扱いについて
「特別職の職員(農業委員会委員及び消防団員を除く)の身分の取扱いについては次のとおりとする。
1 因島市の常勤の特別職の職員及び教育長の身分の取扱いについては、2市の長が別に協議して定める。
2 因島市の非常勤の特別職の職員の身分の取扱いについては、法に特別の定めのある場合はその規定を適用し、規定のない場合はそれぞれの職の設置の必要性を検討し調整を行う。」

などを、次回協議する。

⑧議会の議員の定数及び任期の取扱いについては、協議会の協議になじまないので。議会間で協議する。



写真は、第1回尾道市・因島市合併協議会が開催された
尾道市役所→

報告事項
①尾道市・因島市合併協議会規約
②尾道市・因島市合併協議会規約等に関する協議書について
③尾道市・因島市合併協議会の設置について
④尾道市・因島市合併協議会監査委員の委嘱について
⑤尾道市・因島市合併協議会の各種規程等の制定について

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新しく讃岐うどんのお店オープン

中央駐車場の1階に讃岐うどんのお店がオープンします。
開店の準備をする生協の柏原さんです。
柏原さんは、UFOのメンバーでした。

オープンは12月1日です。
讃岐うどん「麺来』めんこい
面白いネーミングです。

海を見ながらうどんを食べる。
これは美味しそうです。
ついでに魚をつりながらなんて、最高でしょうね。

お隣は喫茶店「膳屋」ぜんや さん。
12月5日のオープンです。

こちらも海が見える、ナイスなお店です。
夕日を見ながら、コーヒーをすする。
チョッと、ハードボイルタッチに、決めてみたいものです。

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合併住民説明会での主な質疑応答の要旨

因島市と尾道市との合併について、村上和弘市長は、市内各地で
説明会を開催しました。
これは合併住民説明会での、地区ごとの主な質疑応答の要旨をまとめたものです。

{合併推進室よりの資料をOCRで変換しましたので、誤変換がある場合があります。正確には、合併推進室にお問い合わせ下さい。}

Qは、住民からの質問・要望です。
Aは、市長の説明です。

土生公民館10月28日(木)19:00~21:00.参加者 68人
Q 瀬戸田町との合併協議会はどうするのか
A 瀬戸田町の新町長と会って今後の対応を協議したが、協議会の再開は難しいと思う
Q 瀬戸田町との合併に早く結論を出し、尾道との合併に取り組むべきではなかったのか
A 早い方向転換も考えられたが、ころまで取り組んできたが、住民の思いをかなえるため、ギリギリのところまで取り組んできた
Q 仮に瀬戸田町の状況が変わっても、因島市は尾道市と合併を推進するのか
A 尾道市との協議は、1対1の協議であり、瀬戸田町とは別と考えている。
瀬戸田町がどのような状況になろうと、尾道市との協議は進める。
Q 住民投票はするのか
条例の制定をはじめ一定の手続きが必要なため、時間的に厳しい。それに
代わるものとして住民説明会をしている。
Q 合併するなら橋の通行料を安くしてほしい。
A 全国市長会で因島大橋、生口橋を半額以下にするよう国会議員や公団へ要請した。これからも粘り強く要請していく。
Q 合併したら、因島の地名はなくなるのか。
A これからの協議の中で検討していきたい。

東生口老人集会所10月29日(金)19:00~21:00 参加者 56人
************************(写真は東生口公民館)

Q 瀬戸田町との合併協議会を修復し、共に尾道市と協議してはどうか。
A 瀬戸田町とは連携を密にして協議していきたい。
Q 公民館に職員を残してほしい。また、簡易郵便局は残るのか。
A 公民館の取扱いは、現状と変わらない方向で協議する。郵便局も引き続き利用できるようにしたい。
Q 合併特例債はどのように活用するのか
A 基本的には、因島市の基本計画を新市の建設計画の核l蔓していきたい、
まだ精査していないが、随時、情報公開していく。
Q 橋の料金を安くしてほしい。
A 国会議員等にも要望しているが、引き続き要請していきたい。
Q 行政と議会が力を合わせて合併を推進してほしい
A 私だけでは合併はできない。議会、住民と一体となってやらなければならないと考えている。
Q 合併特例債があるからと言って、無駄な事業をしてほしくない。
A 本当に必要なものを精査していく。
Q 合併後は同じ市民として平等な扱いが受けられるよう協議を進めてほしい。
A 同じ行政区では平等の取扱が原則と考えている。
Q いっ頃合併協議会を立ち上げるのか。
A ll月中に立ち上げる必要がある。

困北小学校10月30日(土)19:30~21:00 参加者 283人

Q 合併したら、因島大橋を無料もしくは半額程度にしてほしい
A 半額以下になるよう要望している。
Q 合併したら、因島市の総合計画はどうなるのか。
A 新市建設計画に盛り込んでいくことで、合併後も新市の総合計画に引き継がれることになる.
Q 特例債はどのように使うのか
A 新しい市ののまちづくりに必要な事業を行うための支援制度であり、何でも使えると言うものではない。特例債ありきの考えではないことを理解してほしい。
Q、瀬戸田町との合併に向け、もう少し努力しても良いのではないか
A 瀬戸田町との合併は、私の力不足で申し訳なく思っている。瀬戸田町とは協議できない状態であるので、理解してほしい。
Q 市民の合意形成に向けたプロセスをどのように考えているか
A、広報やチラシなどで情報提供はしていきたい。また、住民説明会を設けることにより市民の意見を生かしていきたい。


重井公民館10月30日(土)17:00~18:50 参加者 75人

Q 合併特例債はどの程度になるのか。
A 資料に掲載した数値は、あくまで現在の尾道市、因島市を対象にした試算値であり、二段階合併による金額は国の方が示していない。したがって、参考数値と考えてもらいたい。
Q 尾道市長からの提案がなかった場合、どういう方針を出していたか
A 因島市が単独でやっていくのは難しいし、尾道市は当然視野においていた。
Q・市長はやめて、住民の信を問うてもらいたい
A 住民から信託されている以上、自ら職を辞するつもりはない。
Q もっと早く方向転換の説明ができなかったのか。
A 遅れたことは申し訳なかった。住民の意見や、議会の協力をいただきながら取り組んでいきたい。

三庄公民館10月31日(日)14:00~15:40 参加者101人

Q 尾道市との合併には賛成だが、その前に因島市の基盤整備が大切になる。
A 農業、工業、商業、観光などそれぞれの分野での基盤整備が大切だと考えている。住民と一体となって取り組みたい。
Q 合併特例債は、因島市の財政状況に対しどのような効果をもたらすのか。
A 特例債は、新市のまちづくりなどに使うものであり、苦しい財政を補填するというものではない。
Q 合併した後、芸予諸島の中核都市づくりをどのように進めるのか
A 現在、因島市が定めている総合計画を基本に新市の建設計画を作っていく。この中で因島市のまちづくりができあがることになる。
Q 何らかの形で因島の名前が残るようにしてほしい
A 協議の中で、皆さんの意見を伺いながら訴えていきたい。
Q 少なくとも今より住民サービスが向上するような合併にしてほしい。
A 市民生活が少しでも豊かになるような合併を取り組んでいきたい。

田熊公民館10月31日(日)19:30~21:00 参加者115人

Q 来年3月までに、市民の合意をどのように形成していくのか
A 広報、チラシなどで情報をできるだけ公開し、理解を求める。
Q 瀬戸田町長が交代したので、瀬戸田町との合併協議を再開できないか。
A 瀬戸田町には合併協議を再開する意志はない。町長とは、尾道市との合併で一緒になろうという話をしている。
Q 尾道市との合併はスピードを上げて取り組んでほしい。
A スピードを上げて取り組まなければならない。
Q 来年3月までに合併を決めて、実際に合併するのはいっになるのか。
A 平成18年3月31日までを目途に進めることになる。
Q 単独市制はあり得ない

大浜公民館 11月1日(月)19:30~21:05 参加者 70人

Q 因島は通過点にならないよう、交通体系の整備によるまちづくりをどのよ
うに考えているのか。
A 本市の基本計画は新市の建設計画へ引き継がれる。これからの協議で、利便性の高いまちづくりをしていきたい。
Q 小学校、中学校の統廃合問題を協議会でどう取り組んでいくのか
A 少子化の進行の状況から、学校の統廃合はしていかなければならない。今の計画は、新市の建設計画へ引き継いでいきたい。
Q 合併後の因島市に対する予算は増えるのか。
A 行革効果で、人件費が減り投資的経費は増えるものと考えている。
Q 合併の方式は編入になるのか。
A 編入合併になると思うが、住民の不利にならないよう、主張すべきは主張していきたい。
Q 合併はやむを得ないが、周辺部にはデメリットが多いのではないか。
A デメリットは確かにあるが、できるだけ少なくし、プラス効果を活かしていきたい。


尾道市との合併について、ご意見をお寄せ下さい。
コメントでなく、個人的なご意見は、メールでどうぞ。
Eメール:seikodo@at.wakwak.com

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合併を考える会の説明会

平成16年6月7日月曜日 午後7時30分~9時まで
せとだサンプラザ 2階 大ホール にて
合併を考える会が、合併協議会の報告と意見交換の集会を行うそうです。
時間が作れたら、聴きにいきたいのですが、8日から市議会が始まるし、打ち合わせなどが入らなければよいのですが?

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投票の効力の判断は選挙管理委員会が行います。

合併を考える会の意見広告に虚偽があるとか、住民投票の結果に疑義があるなどの意見を、自分勝手な意見が出ていましたが、選管からの正式な回答を求め、その回答を公表いたします。

前回のは、FAXによるもので、多少判読し難いところがありました。

今回は、本文書をスキャニングしました。

町長が住民投票は疑わしいとの事であるが、投票は有効か、無効か、選管が答えて下さい、とお伺いを立てました。

お伺いに対する答で、選管は、合法的、かつ適正な投票でした。
賛成が3.506票
反対が3.145票
と確定しています。
といった内容です。

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瀬戸田と因島の合併協の投票結果は、適法。適正に行われ「有効」です。

豊田郡瀬戸田町及び因島市を同一請求関係市町村とする同一請求に基づく合併協議会設置協議についての投票の効力について、選挙管理委員会の見解は、投票は、適法かつ適正に行われている。
「投票結果は有効である。」


日本は、法治国家ですから、法律を守りながら、物事を進めていきましょう。

試合には、審判がいます。
選挙や投票のの審判は、選挙管理委員会です。
選挙管理委員会は、投票は適法かつ適正に行われ、投票結果は有効としています。

試合の勝ち負けの結果に、不満があれば、審判に抗議を申し込むべきです。
相手の選手に抗議しても、選手には勝ち負けを判定する権限はありません。

法律では、選挙管理委員会に異議を申し出られるように、決められています。

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