「社会を明るくする運動」入選作文【13】言葉

尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第74回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

感謝の言葉と謝罪の言葉(中学校の部 尾道市入選作品)

向東中学校2年 光籏稟桜さん

私は、中学二年生です。毎日学校に通うことが楽しいです。

特に、友達たちと過ごす休憩時間や部活動の時間などが楽しくて好きです。友達と他愛もないことで笑いあったり、何かあった時は相談し合ったり、私にとってかけがえのない時間です。

一方で、私たちの身の回りにはスマートフォンという便利なものがあります。家にいながら友達と話したり他にも様々なことができるので、とても便利です。私はまだ自分のスマートフォンを持っていません。母は「スマートフォンはまだダメ。便利だけれど、使い方によっては良くない面もあるから…」と言ってまだ私にスマートフォンを持たせてくれません。だから私は家で友達に用事がある時は、母のスマートフォンを借りています。自分のスマートフォンが欲しいと思ったこともありますが、母の言っていた「良くない面」を知るきっかけがあり、気持ちが変わりました。

私は、友達とある約束をしていたのですが、その約束は守られないことを人からまた聞きで知ったことがありました。私は初め「そんなはずはない…」と思っていましたが、だんだん不安になり、母のスマートフォンを借りて友達にメッセージを送りました。本当ならここでスマートフォンを使わず、次の日に学校で友達に直接聞けば良かったのかもしれません。

「あの約束、無理になったのかな?」

私はとにかく「そんなことない」という返事が来てほしいと思いながら、このメッセージを送りました。友達からは「そうなんよ。ごめんね。」と、短いメッセージが返ってきました。これを見た時、私は目から涙が溢れました。この「ごめんね」のたった一言だけだったことがすごく軽く感じられて、私にとってはとてもショックでした。

「いいよ。」

私はこの返事を返すのが精一杯でした。全然いいよなんて心の中では思っていませんでした。

次の日に学校へ行っても、気分は晴れませんでした。昨日の友達とのやり取りがあったから、友達の方から「昨日は、本当にごめんね。」と、声をかけてきてくれるかもしれない。そうしたら少しは心も晴れるかもしれない…。でも声をかけられることはありませんでした。肩を落として家に帰ると、母が話を聞いてくれました。母は「スマートフォンの文面だけでは、お互いの気持ちがちゃんと伝わらなかったんじゃないのかな?」と言いました。私はこれがスマートフォンの良くない面なのではと気付きました。

学校でみんなと顔を合わせて話している時は、みんなの今の気持ちを言葉だけではなく表情や声、動きなどで感じることができました。スマートフォンのメッセージ画面の中では、表情を感じることができません。その文字と相手の受け止め方で、感じ方が良くない方へとられてしまうこともあります。お互いの思いが上手く伝わらず、気持ちにすれ違いが起きてしまう。

便利だけれどもトラブルに繋がりやすい側面を体験しました。

スマートフォンはとても便利で先進的な光が大きい分、使い方次第で影の部分も大きくなるものだと思いました。だから、これからは大切な話は直接しようと私は思いました。

私は今も友達との休憩時間が大好きです。今はこの顔を突き合わせて笑い合える、そんな距離感が私にはちょうどいいと思います。これから先、もっと便利なものは増えていくでしょうが、それらを上手く活用し、みんなが明るくいられるような社会を作っていける人になれるよう、過ごしていきたいと思います。

そういう気持ちにみんながなれたら、もっと社会全体が明るくなると思います。小さなところからでもいいから、社会を明るくするような笑顔をもっともっと広げていけたらいいなと思いながら、今この瞬間を生きていきたいです。

第74回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテスト 表彰者の皆さん

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