「社会を明るくする運動」入選作文【8】人を思いやること

尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

人を思いやること(小学校の部 尾道市入選作品)

向島中央小学校5年 水野和香(わか)さん

わたしが、社会を明るくする運動について考えたことは、人を思いやる気持ちが大切だということです。毎日のようにニュースなどで見ているたくさんの事件。あおり運転、ひきにげ、暴力、さぎ、戦争、さつ人、ぎゃくたいなど毎日暗いニュースばかり見ます。

なぜこのような事件が起こるのか、考えてみると、人の気持ちを考えずに行動しているからです。人の気持ちを考えると、このような事件は起きません。自分がいやなことをされた時に、どんな気持ちになるか考えてみることが大切だと思います。

わたしは、同級生にきつい言い方をされたことがあります。

その時は、なんでこんな言い方をするのだろうと思いました。

お母さんとこの話をした時に、お母さんも小学生の時にいじわるな友達に命令されて、仲が良かった友達に対して、いやな気持になるようなことをしてしまったことがあったそうです。その時はこわくて、言い返せなくて、してしまったけれど、お母さんの気持はすごく悲しかったそうです。でも、十年後くらいに、その友達にあやまることができたそうです。今でもお母さんはその人と仲がいいそうです。そのことがあったからか、わたしは小さいときから、お母さんに「人がいやがることはぜったいにしてはいけない。」と言われていました。

また、八月六日の平和式典の子ども代表のスピーチの中の「本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること。思いやりの心を持ち相手を理解しようとすることです。」という言葉を聞いて、ニュースで見る事件を起こした人達は、間違った強さで事件を起こしていると思いました。相手を受け入れ、思いやりの心を持つと事件は少しずつへってくると思いました。

社会を明るくするために、自分にできることは、相手の気持ちを受け入れることだと思います。

わたしと弟の名前には「和」という漢字が入っています。この字を使った理由には、人と仲良くできるように、人との和を大切に、人と人をつなげることができるような人になってほしいという意味があるそうです。友達がなやんでいたり、困っていたりしたら話を聞いて一緒に考えて寄りそってあげたいです。また、自分がこれから先なやんだら、一人でかかえこまずにだれかに相談したいと思います。

社会が明るくなっていくには、人の気持ちを考え、行動することが大切だとわかりました。もしかしたら、気付かないうちに人に対していやな思いをさせることがあるかもしれないので、日々自分の行動や言葉について気を付けていきたいです。

世の中の人達が人を思いやる気持ちを持てば、少しずつ社会が明るくなっていくと思います。

第72回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテスト 表彰者の皆さん

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