因島で見た野鳥【81】ノビタキ

「ノビタキ」

全長13㎝のノビタキを、本連載(62)で因島に立ち寄った旅鳥として紹介した。この時は、秋に越冬のために北から南に日本列島を縦断している途中の冬羽であった。冬羽ではオスはメスと殆ど変らない羽衣をしており、全体に茶色で、オスがやや黒みが強いと解説し、メスの写真だけを添付した。写真①は、その時に撮影した冬羽のオスと思われるノビタキである。

ノビタキは、中部地方以北の高原で夏の到来を告げる、ハイカーに人気の鳥として紹介されることが多い。ホームぺージ「日本の鳥百科(サントリーの愛鳥活動)」のノビタキの項目では、「オスは頭から背、翼の上面が黒色で、腰・腹は白色。胸に橙赤色があり、飛んだ時には翼の白斑が目立ちます。」と紹介されている。これは、夏羽のオスである。

写真②は、4月に撮影できたノビタキのオス・メスで、南から北の繁殖地に向かう旅鳥の姿で、オスは特徴的な夏羽の装いである。行きも帰りも因島を中継地にしているノビタキがいることを確認できた。

(写真・文 松浦興一)

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