尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入賞作文【9】「ささいな言葉」

尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第63回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

ささいな言葉

浦崎中学校二年 生田真莉菜さん

あいさつは、大切だ。あいさつをすると、すがすがしい気分になる。あいさつをされると、少しうれしい気分になる。なので、私は毎日するようにしている。学校でも、毎日自分からする。それに、普段あまりしゃべらない男子から、あいさつされると思わず感心してしまう。こう考えると、私の周りには、あいさつをしない人は、いない。


あいさつは、明るく元気よくするべきだと考える。元気がない様子であいさつをしたならば、体調が悪いのかと心配されるかもしれない。すがすがしい気分にもならない。やはり、あいさつは明るく元気な方がいい。

また、あいさつをされたら、必ずあいさつを返すべきだと考える。なぜなら、あいさつが返ってこないと

「なんで返してくれんのん。」「なんか、悪いことした。」など不愉快な気分にさせてしまう。少しずつ気まずくなったり、段々仲が悪くなるかもしれない。最悪の場合そこから、いじめが始まる可能性もある。あいさつが返ってくれば、余計な事を思って誤解を招く心配もない。

例えば、一人ぼっちの人にあいさつをして周りの人が声をかけると、気にしてもらっていると感じることができる。そうすることで、ひきこもり防止になる。また、非行にはしりかけている人たちにも、効果があると考えられる。なぜなら、声をかけることで、一人ぼっちの人と同じく、気にかけてもらっていると感じることができる。そうすれば、考え直したり、立ち直るきっかけをつくることができる。周りの人の接し方一つで、いろいろな影響を与えることができる。あいさつは、短い言葉で大きな影響を与えることができる物の一つだ。

六月に講演会があって、命の大切さについて、話を聴いた。その際に、あいさつの大切さを感じた。加藤さんのお話では、おやすみは次の日におはようと言うため。いってきますは、ただいまを言うために、いうのだとおっしゃられていた。人と出会ったら、最初にするのがあいさつだ。今回、職場体験でも話しかけるきっかけの一つとして、元気にあいさつをすることを心がけた。その結果仲良くなれた。あいさつは、初めて会う人とするだけではなく、普段から一緒に過ごしている家族や友だちにもするべきだ。なぜなら、あいさつはコミュニケーションのきっかけになるからだ。六月にも、自分からあいさつをすることの大切さを感じたが、今回改めて考えてみて、やはり私たちの生活にあいさつはかかせないものだと感じた。これからも、自分から元気にあいさつをするように、心がけたいと考える。

あいさつは人の心を救う。大げさなように聞こえるけど、私はそう感じる。あいさつはほんの一言だけど、する方もされた方も、少しはうれしい気分になる。最近は、ニュースなどでいじめについて耳にすることが多い。このような悲しい事件も、普段からあいさつをしていれば、防ぐことができたかもしれないと考える。日頃から、コミュニケーションを取っていれば、ささいな心の変化にも気づけていたかもしれない。心の変化に気づいてもらえることは、きっとその人にとって救いになるだろう。人の心は、あいさつによって救われる。

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