ふるさとの史跡をたずねて【251】中須賀峠道路改修記念碑(尾道市因島中庄町峠)

中須賀峠道路改修記念碑(尾道市因島中庄町峠)

因島中庄町は山で囲まれているので峠は至るところにある。今回は西浦峠について記す。とはいえ、近くに住んでいる人を除けば、青影トンネルがあるのだから、わざわざその上まで行く人は多くないだろう。そのせいかそのトンネルの上へ行く道を探すのは難しい。いつもの横着な説明を踏襲すれば、島四国15番国分寺を目指せばよい、ということになる。

青影トンネルの上に写真のような道路改修記碑がある。

それには「自字中須加権防至峠道路改修記念」と彫られている。右に小さく「大正五年竣成」とある。因島消防署があるところが中須賀池があったところだからその近くから峠に至る道路のことだろう。現在では東から来た車で青影トンネルを通るには消防署前の信号で右折して左に大きくカーブする。その直後、トンネルの少し前で、国道から外れて右へVターンしてさらに別の坂道へ上がる。すると普通車がかろうじて通れるような道が峠まで続く。西浦峠旧道である。おそらくこの道路が大正5年に拡張整備されたのだろう。ただし進入路付近はのちに青影トンネルができたとき大きく変わったと思われる。そしてまた間もなく新しいトンネルができるとこの辺りの状況は更に変貌すると思われる。

峠だから反対側、すなわち西浦側からも当然来れるのだが、実は難しい。また、光平の方へ通じる道や田熊町へと続く道があるが、これらの道は狭いので注意が必要だろう。

さて、記念碑だが、下の段に金額では百五十円が本村、百円から五円までの寄付者63人の名前が書かれている。加えて「十六円西浦組中」と「百四十二円七十銭外百十人」と左隅にある。これだけ多くの人が協力したということは、この道路が当時としては主要な道路だったことがわかる。

写真・文 柏原林造

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