（花火写真提供・因島観光協会）

梅雨明けを目前にした7月25日午後8時、因島重井町にある因島フラワーセンターを会場にして、「悪疫退散祈願花火」が行われた。

高さ80メートル直径50メートルの花火は、2号玉と2.5号玉あわせて50発で約3分間打ち上げられた。

この企画は、長年にわたり宮島さん花火大会を担ってきた（株）富士火工（岡山県笠岡市・代表取締役松田照夫）からの提案だったという。

昔から花火は「悪疫退散の祈願」として人々から親しまれてきたもの。因島への恩返しに、ということで実現した。

富士火工スタッフ2人は遠隔操作で次々と打ち上げて行った。

それを支えたのは、土生町区長会19人、尾道消防団（重井・大浜・中庄分団）15人、しまおこし課職員10人。約100人の住民が思いがけない花火に、夜空を見上げて拍手を繰り返していた。

三密にならないように警備を担当した土生町区長会メンバー（写真提供・精工堂）

「悪疫退散祈願因島花火打上」が行われました。

詳しくはこちらをご覧下さい→https://t.co/azmqhTWCb9 #因島 pic.twitter.com/GiRygwaKZE

— 因島観光協会 (@innoshimakanko) July 25, 2020

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