因島で見た野鳥【76・終】スズガモ

カモ目カモ科の一種で、全長45cmの小型のカモで、ユーラシア大陸北部などで繁殖し、日本には冬鳥として、全国的に河口や入り江に大群で飛来する。筆者が因島で初めて見たのは、2019年12月である。海ガモの一種で、ホシハジロやキンクロハジロのように潜水して採餌していた。

オス=写真上=の頭部は黒く、見る方向によっては緑色光沢色に見える。胸は黒く、背は白地に細かい波状の斑がある。脇と腹は白く、尾部は黒い。

メス=写真下=は、全体に茶色で嘴の付け根に幅の広い白帯がある。オス・メス共に目は黄色で、嘴は鉛色。

本編で、連載「因島で見た野鳥」を終わります。

せとうちタイムズの担当記者の方や多くの知人から、「なぜ鳥は渡りをするのか?」との質問を度々投げかけられた。筆者も疑問だったので、シリーズの後半では、浅学を顧みず、野鳥種の説明の後に、「渡り」に関連する話を付け加えた。その過程で、近年の研究により、「鳥が生き残った恐竜」であることがほぼ確かになったことを知り、今が第6回絶滅期であるとの警告も知った。学問の先端は、どの分野であれ、我々に大きな驚きと深い好奇心を引き起こすことを実感し、全くの門外漢であった筆者も学ぶ機会となった。

本連載記事を書くにあたって、多くの書籍や資料を参照した。主なものを列記する。

種の分類は、「日本鳥類目録第7版(日本鳥学会、2012年)」に準拠し、鳥の特徴は、主に、「フィールドガイド日本の野鳥(高野信二著、日本野鳥の会)」、鳥名由来は、主に、「図説鳥名の由来辞典(菅原・柿澤編 柏書房)、鳥類の生態については、主に、「鳥類学(フランク・B・ギル著、山階鳥類研究所訳、2012年)」などである。渡り鳥のルートについては、主に、「鳥類アトラス」を参照し、山科鳥類研究所に許諾をえて転載もした。その他、多くの書籍・レポートを参照した。

長い間、ご愛読や激励のお言葉を頂き感謝いたします。多くの方々から、様々な鳥情報をいただきました。心より感謝の意を表します。鳥情報を頂きながら、未だ撮影に至っていないケースもあり、これからも野鳥観察を続けたいと考えていますが、今後とも、ご協力を願い致します。

最後に、拙稿に有益な助言を頂いた松浦美榮子さん、「せとうちタイムズ」と「かわよし」さんに感謝の意を表します。

(写真・文 松浦興一)

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